中学受験対策におすすめな通信教育8選を比較!【パターン別選び方】

中学受験対策におすすめな通信教育8選を比較!【パターン別選び方】

中学受験の対策をしたいけど習い事が忙しくて塾に通う時間がなかなかとれない、塾まで通うのに時間がかかる、低学年から塾に通わせるのは送迎や経済的負担が大きい…と通信教育を検討されているご家庭も多いでしょう。

中学受験向けの通信教育でも最近では紙のテキストだけでなく、タブレット教材や映像授業も導入するように。また有名進学塾でも映像授業とテキストの通信教育を提供しているところが増えてきました。

この記事では中学受験対策に通信教育をお探しのご家庭に向け、中学受験の指導経験がある元塾講師がおすすめの通信教育をご紹介。よかったら中学受験対策の参考にしてください。

※本記事に記載の内容は2022年12月30日時点での情報をもとにまとめたものです(2023年3月15日進学くらぶに関する記載に訂正あり)。最新かつ正確な情報は各公式サイトにてご確認ください。※この記事は一部PRを含みます。

中学受験のレベルとカリキュラム

中学受験の通信教育選びの前に、まずは中学受験のレベルやカリキュラムはどうなっているのか、簡単に説明をしておきます。(受験経験や知識のあるご家庭は読み飛ばしてください。)

中学受験のレベルは難しい?

中学受験のレベルは高校受験と比較するとずっと難しいです。小学校どころか中学校でも習わないようなレベルまで深く掘り下げた内容が出題されます。特に算数は難しく、筆者が過去に在籍していた個別指導塾でも算数のフォローで通うお子さんが多かったです。

あくまでも個人の体感ですが、中学受験の偏差値50が高校受験の偏差値60ぐらい。(偏差値にもいろいろありますが、四谷大塚や首都圏で行われている模試でのイメージです。)

本格的な中学受験の勉強をスタートする前に、腕試しで受けた模試で偏差値45をとれれば「おお、立派な成績だね」という感想が塾講師からは出てきます。

学校のテストではいつも90点以上で良い成績でも、「中学受験の勉強はちっとも理解できない、わからないから塾の授業は聞く気にもなれない」なんてお子さんの声も聞かれました。そんな中学受験生が5年生半ばあたりから個別指導塾に駆け込むことも。

中学受験のカリキュラム

最近の進学塾は低学年からスタートしているところも多いですが、本格的な受験のカリキュラムがスタートするのは4年生。

そして5年生までに中学受験に必要な単元のほとんどが終了(社会は6年1学期まで)というパターンが一般的です。6年生はこれまで習ったことの総復習と入試演習に。なにしろ小学校でも習わない内容が多いため、繰り返し復習と強化が必要です。

だから5年生の秋ごろから受験勉強を一からスタートしようとなると、かなり大変なことに。低学年から学習習慣と応用問題を解く力をつけ、4年生から本格的にスタートするのが理想です。

ただ小学校のうちはまだお子さんも成長中(生まれ月も影響することがあると思います)、お子さんによっては(というより多くのお子さんが)一般的な中学受験のカリキュラムはかなり厳しく感じられます。

入試の傾向は学校によってまちまち

偏差値が高いほど入試問題が難しいのかというと、必ずしもそうとは限りません。確かに開成や灘の算数は難しいですが、意外に有名私立中でも問題がそれほど難しくない場合もあります(その分平均点は高くなりますが)。

偏差値がそれほど高くなくても入試問題が難しい学校もあります。記述問題ばかり出題されたり問題の個性が強く、早くから対策が必要な学校も。

進学校でない場合、中学受験特有の範囲(算数ならつるかめ算など)を出題しないというケースもありますので、評判の良い中学受験の教材だからといってどのお子さんにも合うというわけではありません。

以上のことから、ある程度志望校の目安がついたらまずは入試の過去問を確認しておくことをおすすめします。塾によってはおすすめしていないかもしれませんが、家庭学習中心で進めるなら親御さんは早めに情報をつかんでおいた方が良いでしょう。(お子さんに早くから無理に解かせる必要はありません。)

中学受験対策での通信教育 パターン別選び方

中学受験のレベルやカリキュラム、入試傾向もふまえた上でどのような通信教育を選ぶべきなのかは、通信教育のみ(またはメイン)で受験するつもりなのか、本格的な受験対策が始まる前の基礎固めとして利用するのかによっても異なります。

また受験する学校のレベルによっても選ぶべき通信教育が異なってきます。

つまり目的とレベルに合わせた通信教育選びが重要です。

通信教育のみで受験する場合

通信教育のみで受験するなら進学塾同等のカリキュラムと実績がある通信教育や、進学塾提供の通信教育(テキスト・テスト・動画授業)を利用するのがおすすめ。

Z会、浜学園は難関・最難関向け。進研ゼミは偏差値55~65、四谷大塚の進学くらぶは難関・最難関はもちろんのこと、進め方次第で中堅校の対策にもなります。

しかし本音を言うと、通信教育だけで受験するのはなかなか難しいことだと思います

お子さんが相当学習への意欲が高く、受験経験や知識のある親御さんがつきっきりで見られるなら良いのですが、そうでない場合モチベーションのキープやわからない問題に当たったときにどうするのか・・・という問題が生じてきます。

  • 習い事などで忙しい時期は通信教育で、6年に上がる前に塾通いをする。
  • 通塾が難しければ家庭教師(対面またはオンライン)などを利用し、わからないところや問題点をつぶしていく。

といった対策をとるのが安心かと思われます。

※小学生の通信教育といえばスマイルゼミも有名。発展クラスは教科書以上の学びが進められますが、あくまでも高校入試に向けて力をつけるもの。中学受験対策には向いていませんのでこの記事ではおすすめしていません。

塾と併用する場合

進学塾に通っていてもわからないところが出てきたり、年度途中からの入会で単元の抜けがある・・・というご家庭は、ボリュームが多すぎない通信教育や、何度も見直せる動画授業がおすすめです。

難関校志望であればZ会の要点集中プラン、進研ゼミは4科セットですが取捨選択すれば個別指導塾と併用ならお子さんの負担は少ないかと。動画授業のスタディサプリ応用講座は中学受験の基礎固めにおすすめの内容です。

低学年での受験の基礎固めをしたい場合

塾で本格的な受験勉強を始める前に家庭学習で基礎固めをしておきたい、少しレベルの高い問題にも取り組める通信教育、お子さんの成長に合わせ先取り学習ができるもの、進学塾で提供している低学年向け通信教育がおすすめです。

中学受験におすすめな通信教育8選を比較!

中学受験対策におすすめな通信教育として、進研ゼミの考える力・プラス中学受験講座、Z会の通信教育 中学受験コース、四谷大塚の進学くらぶ、浜学園Webスクール、中学受験準備にRISU算数、スタディサプリ小学講座、四谷大塚のリトルくらぶ、SAPIXのピグマキッズくらぶをセレクト、ご紹介します。

通信教育比較表

通信教育 学年 教科 タイプ レベル 通信のみ
で受験
受講料金(例)
進研ゼミ 4~6年 4科セット テキスト+添削 偏差値55~65 2023年度
12か月一括払い

7,480円/月
Z会 3~6年 4科対応 テキスト+タブレット+添削 難関・最難関中 2023年度
12か月一括払い

トータル指導プラン4科
14,960円
~20,400円/月
進学くらぶ 4~6年 4科セット テキスト+動画授業 中堅上~最難関中 12か月一括払い
中学受験コース
12,980円
~16,280円/月
浜学園Web 1~6年 4科対応 テキスト+動画授業 中堅上~最難関中 記載なし
RISU算数 1~6年 算数のみ タブレット 受験基礎 受験準備 基本料:年額一括33,000円
利用料:0~9,350円/月
スタディ
サプリ
4~6年 4科セット テキスト+動画授業 受験基礎 受験準備 月額2,178円
リトルくらぶ 1~3年 国算(理社)セット テキスト+動画授業+添削 受験準備 12か月一括払い
中学受験コース

5,830円~9,020円/月
ピグマキッズ 1~4年 国算セット テキスト+添削 受験準備 月額5,280円

※プランにより料金が異なります。※別途教材費がかかる場合があります。※進学くらぶ、浜学園、リトルくらぶ、ピグマキッズは別途入会金が必要です。

進研ゼミ 考える力・プラス中学受験講座

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対象学年 4~6年生
教材 テキスト・映像授業・添削問題・テスト・ドリル・暗記教材など
特長
  • 4教科セット
  • わかりやすいテキストと映像授業
  • 赤ペン先生の添削指導
受講料金 <2023年度受講料>※表示の金額は12か月一括払い月あたりの料金
7,480円~/月(4年から6年まで受講費変わらず)
※受講は2か月から
合格実績 <2022年度の実績*>国私立中合格実績 4,284人。青山学院 13名、東洋英和女学院 11名、山脇学園 11名、学習院女子 11名、東京学芸大学附属世田谷 10名、桐蔭学園中等 13名、森村学園 12名、開智(埼玉)13名、同志社 10名、立命館守山 12名、滝 13名、名古屋 14名、南山女子 16名、高田 10名 …他多数

*5,6年生時に進研ゼミ小学講座を3か月以上、作文・表現力講座を2回以上、考える力・プラス講座を3か月以上、または4~6年生時で考える力・プラス 中学受験講座を3か月以上、いずれかの受講生が対象。合格者数はのべ人数です(複数校合格者は重複してカウント)。
※2022年12月30日時点での情報です。今後変更が出る場合があります。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

進研ゼミ中学受験講座は偏差値55~65ぐらいの学校を目指す受験生向け。

授業テキストはイラストやカラーを使ったわかりやすい解説で、難しい中学受験の学習をスモールステップ式で無理なく進められます。1日の学習時間は60分が目安。

ワークの難しい問題はプロ講師の映像授業つき。添削指導や暗記教材、本番対策教材などもついてきます。診断テストや合格可能性判定プレテストも実施しますが、別途会場で受ける公開模試も定期的に受けるのがおすすめ。入試の過去問にも6年夏ごろから取り組みを。

低学年から受講できる考える力・プラス講座や、5・6年生向けの公立中高一貫校受検対応講座もあります。

進研ゼミの中学受験講座は次のような小学生のご家庭におすすめです。

  • 偏差値55~65程度の中学受験予定
  • 難関中対策の基礎固めをしたい
  • わかりやすい中学受験の教材がほしい(予習シリーズやZ会との併用に)
  • 記述対策をしたい
  • コスパ良く中受の4教科対策をしたい

進研ゼミは2か月から受講が可能。公式サイトにてお申し込み、資料と無料体験教材の請求を受付中です。

※上記に記載の内容は2022年12月30日時点での情報です。お申し込みの際は最新の情報を公式サイトにてご確認いただくようお願いいたします。

Z会の通信教育 中学受験コース

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対象学年 3~6年生
※4~6年生の新年度は2月から。
教材 紙の教材とiPad(本科)・映像授業・添削指導
特長
  • 指定の難関中受験生が対象
  • 3年から4教科対応(1教科から受講可能)
  • 4年間の独自カリキュラム
  • トータル指導プランと要点集中プラン
受講料金 <2023年度受講料>※表示の金額は12か月一括払い月あたりの料金
トータル指導プラン4科(小3)14,960円~/月(小4)16,320円~/月(小5)19,720円~/月(小6)20,400円~/月
要点集中プラン4科(小3・4)6,460円~/月(小5・6)8,160円~/月
※受講は1か月×1教科から可能
合格実績 <2022年度Z会員の実績*>開成 32名・筑駒 12名・灘 14名・桜蔭 18名・麻布 13名・武蔵 12名・女子学院 6名・渋谷幕張 40名・栄光学園 9名・聖光学院 13名・海陽 13名・東大寺学園 7名・西大和学園 24名 他多数

*小6でZ会の通信教育、映像授業、プレミアム講座、教室本科・講習、提携塾のZ会講座を受講した人を対象に集計。内部進学除く。※2022年12月30日時点での情報です。今後変更が出る場合があります。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

Z会の中学受験コースは難関国私立中受験予定の3~6年生が対象。3年生から先取り学習(理社は体験学習)がスタートし、進学塾同様のスケジュールで受験勉強を進めます。

※中学受験予定の低学年のお子さんには、テキストで学習する小学生コースがおすすめされています。

Z会メインで中学受験するトータル指導プランは難関レベルと最難関レベルから選択可能、学習スケジュールがタブレットに配信されます。また筑駒、開成、桜蔭、灘、甲陽学院、神戸女学院受験者対象の志望校別予想演習も提供(受講会費は別途かかります)。

タブレットを活用し、塾なしでもご家庭で勉強を進めやすいシステム。さらに実力テストや志望校診断/合格力判断テストも実施もしています。(ただし公開模試も定期的に受けるのがおすすめ。

小学生コースでは5・6年生向けに公立中高一貫校受検の講座も用意。国私立中対策と並行しての受講も可能です。

Z会中学受験コースは次のような小学生のご家庭におすすめです。

  • 御三家・難関中が第一志望
  • 小3から効率的な受験対策を進めたい
  • ニーズに合わせてプランや教科を選びたい
  • 記述対策をしたい

公式サイトにて資料請求、お申し込み受付中です。

四谷大塚 進学くらぶ

対象学年 4~6年生
教材 予習シリーズ・予習ナビ(授業動画)・高速基礎マスター・テスト 他
特長
  • 4教科セット
  • 四谷大塚のカリキュラム
  • レベル別の授業動画(予習ナビ)とテスト
  • 高速基礎マスターで基礎固め
  • 中学受験コースは週テストと復習ナビ
受講料金 中学受験コース(4年)12,980円~/月(5年)15,180円~/月(6年)16,280円~/月
学力向上コース(4年)9,790円~/月(5年)10,780円~/月(6年)11,880円~/月
※表示の金額は12か月一括払い月あたりの料金※別途入会金 11,000円、高速基礎マスター利用料18,700円。中受コースは別途教材費。
合格実績 (2020~2022年累計)開成11名、麻布7名、筑波大附属駒場3名、早稲田 10名、桜蔭 10名、女子学院4名、聖光学院 9名、渋谷教育幕張 20名、浦和明の星 18名、市川28名、東海 9名、滝 6名、灘2名、愛光15名 他多数

進学くらぶは4~6年生が対象、自宅にいながら四谷大塚の授業が受けられる通信教育です。

中学受験コース学力向上コースの2つのコースがあり、いずれも予習シリーズと映像授業(予習ナビ)で学習。中学受験コースでは週テストを実施し、復習ナビで間違えた問題の見直しと問題演習。学力向上コースは毎月学力確認テストを実施します。

さらに基礎固めのオンライン教材、高速基礎マスターも活用。

進学くらぶは次のような小学生のご家庭におすすめです。

  • 難関・最難関中が第一志望
  • 附属小の内部進学に向けて力をつけたい
  • 予習シリーズで中学受験を進めたい
  • 四谷大塚の授業を受けたいが近所に教室がない
  • こまめにテストを受けて理解度・実力を知りたい

浜学園Webスクール

対象学年 1~6年生
教材 浜学園映像講義・オリジナルテキスト・テスト
特長
  • 予習不要、復習重視
  • 1科目から受講可能
  • 浜学園オリジナルテキスト
  • テキストWeb全問解説講義
  • 無料・有料の学習サポート
受講料金 記載なし(お問い合わせください。)
合格実績 <2022年度 浜学園全体の実績>灘 96名、東大寺学園 144名、洛南高附属 147名、甲陽学院 97名、大阪星光学院 113名、西大和学園 234名、神戸女学院 44名、四天王寺 110名 他多数

関西を中心に難関中学の高い合格実績を誇る浜学園のWebスクール。

「Webマスターコース」「Web最高レベル特訓」その他豊富な講義を準備、通塾よりリーズナブルな料金で受講できます。長年の指導ノウハウが詰まったテキストや、解説講義・難問解説サービスや説明会、個別相談などのサポートも充実しています。

※浜学園Webスクールでは入塾テストがあります。原則浜学園での受験となりますが、浜学園がない都道府県に住んでいる方は全国規模の模試もしくは小学校の成績表などが必要。

浜学園Webスクールは次のような人におすすめです。

  • 浜学園に通いたいけど通塾するのが困難
  • 映像講義で勉強したい
  • 難関・最難関中を目指している
  • 今は時間がとれないのでまずは1科目から受講したい
  • 保護者向けのサポートもほしい

公式サイトにて資料請求、お申し込み受付中です。

 

RISU算数

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対象学年 1~6年
教材 専用タブレット
特長
  • 算数特化
  • 理解度に合わせて出題、先取り学習できる
  • 学生チューターによる解説授業
  • 中学受験生の利用者が多い
受講料金 基本料:年額一括12ヶ月分33,000円 (月あたり2,750円)
利用料:0~9,350円/月(月平均クリアステージ数に応じる)
受験基礎コース:1,980円(※RISU算数を全てクリア後、自動的に受験基礎コースへ移行)
タブレット費用:無料
合格実績 (2022年度)開成中、聖光学院中、麻布中、豊島岡女子学園中、海城中、武蔵中、広島大学附属中、高槻中、南山中、広島大学附属福山中、浦和明の星女子中、市川中、都立両国高等学校附属中 他多数

RISU算数はタブレットで学習する算数特化の教材。初めに実力テストにチャレンジし、学力に合わせたステージから学習をスタート。

お子さん一人ひとりの学習データを分析、最適な問題とレッスン動画を配信。先取り学習が進められるだけでなく、間違えたところの復習、過去に習った単元の復習(忘れやすいタイミングで出題)と「2つの復習」で学習の定着を強化します。

出題される問題には国私立中学入試や算数オリンピックなどの問題も含まれています。RISU算数がひととおり終了すると自動的に受験基礎コースへ移行。

SAPIXや四谷大塚、浜学園、早稲田アカデミーなどの公開テストや組み分けテストなどで1位を獲得した、RISU算数受講生のお子さんも。またRISU算数を受講していたご家庭から難関中に合格したという報告も毎年寄せられています。

RISU算数は次のようなお子さんにおすすめです。

  • 進学塾入塾前に算数の強化をしたい低学年のお子さん
  • 中学受験に向けて先取り学習をしておきたい
  • 教科書準拠では物足りないので、レベルの高い問題に取り組みたい
  • タブレット学習で学習習慣をつけたい

公式サイトにてお申し込み受付中です。

スタディサプリ小学講座

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対象学年 1~6年
教材 プロ講師の講義動画+テキスト
※1~3年生はドリルと動画
特長
  • プロ講師の映像授業
  • 講師監修の授業テキスト
    ※1~3年生はテキストなし
  • 授業はどの学年も見放題(先取り・さかもどり自由)
  • 中学受験の基礎固めも(応用レベル講座)
受講料金 <受講料>
月額2,178円(12か月一括払いで月あたり1,815円)
※授業対応教材(PDF)のダウンロードは無料。テキスト冊子の販売もしています。
合格実績 記載なし

プロ講師の動画授業が見放題のスタディサプリ。無学年式なので先取り学習・さかもどり学習が自由にでき、中学受験の基礎固めができる応用レベル講座(4年生から)も用意されています。

ボリュームは多くないためスタディサプリだけで中学受験対策は難しいですが、塾や他の通信教育と併用したり、中学受験教材の補助に使用したり、苦手教科だけ利用したり・・・と使い方次第で家庭学習の大きなサポートに。

1か月からの受講も可能、併用にも気軽に利用しやすい価格帯でしょう。

公式サイトからの初回お申し込みで、14日間無料でおためし利用ができます(クレジットカード決済が条件、無料期間内に解約すれば料金が発生しません)。

スタディサプリは次のような小学生のご家庭におすすめです。

  • 偏差値50台までの中学受験予定
  • 苦手単元・教科が克服できる教材がほしい
  • 理解しやすい映像授業を見たい
  • 塾・通信教育の基礎的な補助教材がほしい

四谷大塚リトルくらぶ

対象学年 1~3年
教材 ジュニア予習シリーズ・予習ナビ(動画授業)
中学受験コースはさらにホームワーク・添削問題・月例テストあり
特長
  • 国語と算数の2教科(3年生のみ理社の教材あり)
  • 四谷大塚のテキスト+動画授業で塾に通っているのと同じように学べる
  • 添削指導で個別学習
  • 保護者向け指導書つき
受講料金 <受講料>※表示の金額は12か月一括払い月あたりの料金
中学受験コース(1年)5,830円~(2年)8,030円~(3年)9,020円~
学力向上コース(1年)3,390円~(2年)4,400円~(3年)5,500円~
※別途入会金11,000円がかかります。
合格実績 (2020~2022年累計)開成11名、麻布7名、筑波大附属駒場3名、早稲田 10名、桜蔭 10名、女子学院4名、聖光学院 9名、渋谷教育幕張 20名、浦和明の星 18名、市川28名、東海 9名、滝 6名、灘2名、愛光15名 他多数

リトルくらぶは1年生から3年生を対象にした四谷大塚の通信教育です。

中学受験コース学力向上コースの2つのコースがあり、IT授業の予習ナビ(映像授業)とジュニア予習シリーズで学習を進めるのは共通。中学受験コースでは添削問題と月例テスト(2・3年生)、さらにホームワークも。保護者の方向けの指導書つき。

予習ナビは先生が優しく語りかけるような授業、実際に授業に参加している感覚で楽しみながら勉強が進められそう。

リトルくらぶは次のような小学生のご家庭におすすめです。

  • 難関・最難関中が第一志望
  • 予習シリーズで中学受験を進めたい
  • 四谷大塚の授業を受けたいが近所に教室がない
  • 低学年から学習習慣をつけたい

SAPIX ピグマキッズくらぶ

対象学年 1~4年生
教材 テキスト・ドリル・添削問題・朗読CD・算数の補助教材
特長
  • 国語・算数の記述力・思考力養成
  • 紙のテキスト
  • 添削課題
  • 保護者向けの学習指導書つき
  • 進学情報誌も送付
受講料金 <月会費>5,280円(全学年共通、国算セット)
※入会金 11,000円
合格実績 (2022年度 SAPIX全体)開成 283名、桜蔭 187名、筑波大学附属駒場 104名、麻布 192名、栄光学園 113名、聖光学院 237名、女子学院 128名、豊島岡女子 278名、栄東 2226名、浦和明の星女子 470名、渋谷教育学園幕張 378名 他多数

ピグマキッズはサピックスの1~4年生向け通信教育、「親子で進める」のが前提です。

保護者の方が学習計画をチェックしてテキストで親子で学習、答え合わせ。わからないところは保護者の方が解説します(始動マニュアルつき)。添削問題の提出も毎月あり。進学情報誌「さぴあ」も毎月届けられます。

なおサピックスの個別指導プリバートでは、ピグマキッズの受講生を対象にしたコースもあります。ピグマキッズ受講者はサピックスの入室金が無料になる特典も。

ピグマキッズは次のような小学生のご家庭におすすめです。

  • 4、5年生からはサピックスに通わせたい
  • 中学受験に向けて記述力・思考力をつけたい
  • 附属小の内部進学に向けて力をつけたい
  • 親子で勉強に取り組みたい
  • かわいい雰囲気の教材が良い

まとめ

中学受験におすすめな通信教育をご紹介してきました。どれにしようか迷うという方は気になるところを絞り込んで、資料の請求やおためし教材や無料体験などをご利用になってみると良いでしょう。今回の記事でご家庭のニーズに合う通信教育が見つかったら幸いです。

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進研ゼミ

考える力・プラス中学受験講座


  • 中学受験の4科がセット
  • わかりやすい教材と映像授業
  • 赤ペン先生の添削指導
  • テストや暗記教材も