Z会小学生コース「公立中高一貫対策講座」の評判は?【合格実績・講座内容・料金・進研ゼミとも比較】

Z会小学生コース「公立中高一貫対策講座」の評判は?【合格実績・講座内容・料金・進研ゼミとも比較】

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公立中高一貫校適性検査の対策を自宅で進めたいご家庭におすすめなのが、Z会の通信教育です。Z会小学生コース専科に思考・表現力(小3・4)、作文(小5・6)、公立中高一貫校適性検査(小5・6)、公立中高一貫校作文(小6)の講座を開講しています。

今回の記事ではZ会公立中高一貫校講座の評判や講座内容、進研ゼミとの比較もまとめましたので、公立中一貫校受検予定のご家庭の方はよかったら参考にしてください。(この記事は公立中高一貫校受検の指導経験がある元塾講師がまとめています。)

この記事に記載の内容は2022年1月19日時点での情報です。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

Z会公立中高一貫校対策講座の内容は?

公立中高一貫校対策にZ会でおすすめの講座は次の4つです。(小学生コースの専科・目的別講座になります)

Z会公立中高一貫校対策講座

講座名(対象学年) 講座内容
公立中高一貫校適性検査
(小5・6)
全国の適性検査の出題傾向を踏まえ作成された教材、課題解決力・表現力・論理的思考力などを養成
作文
(小5・6)
作文の基礎力・実践力を身につける
公立中高一貫校作文
(小6)
適性検査のさまざまな課題に対応できる作文力を身につける
思考・表現力
(小3・4)
課題発見力・課題解決力・表現力の養成

思考・表現力は2021年度開講の新しい講座、将来の高校・大学入試に向けて。中高一貫校受検を考えている小学生にもおすすめ。

公立中高一貫校適性検査・作文・公立中高一貫校作文の3講座についてはもう少し詳しくお伝えします。

公立中高一貫校適性検査【2022年リニューアル】

公立中高一貫校適性検査講座はメインテキストのエブリスタディ(5年生月40分×2回/6年生月40分×4回)と提出課題(5年生月30分×2回/6年生月25分×2回)の添削。全国の公立中高一貫校適性検査の傾向をふまえたオリジナル問題やZ会厳選の過去問に取り組みます。

2022年はテキストをリニューアル、以前より難関校対策を強化。都立中や千葉県立中(千葉・東葛飾)などで出題されるような長文読み取り問題や複数の資料を読み取る問題に対応する回も追加されています。

5年生の4月~9月はうちは基礎力養成期、10月~3月は基礎力完成期、6年生4月~9月からは実力養成期、10月~12月は実力完成期と4つのステージで志望校合格を目指します。

(サンプルを見た感想)1回目は自力で解き、2回目は解法のヒントつきで解くなど、出題の出し方でも工夫が施されています。志望校別ではないのでどの学校にも合っているとは限らないところは要注意。

作文

作文講座は5・6年生が対象。公立中高一貫校受検に向け、作文力をつけたい小学生におすすめの講座。メインテキストのエブリスタディ(月40分×3回)と提出課題(月40分×1回)の添削。こちらを受講すると原稿用紙の書き方から教えてくれるスタートブックがもらえます。添削指導は励ましのアドバイスもあり、作文を書く気にさせてくれます。

(サンプルを見た感想)公立中高一貫校の対策で苦労するのが作文対策。いきなり作文を書かせようとすると初めのうちは手が止まってしまいがち。たくさん書いてくれるお子さんもいますが、テーマとズレていたり書きたいことがまとまらなかったり。ステップ式で進めることで作文がより上手に。添削指導は作文指導などしたこがのないという親御さんにとって、お子さんに教えるときの参考になるでしょう。

公立中高一貫校作文

6年生対象の、公立中高一貫の適性検査で出題される作文対策講座です。テーマ型、課題文型、資料型など頻出出題形式での作文対策になります。メインテキストのエブリスタディ(月40分×2回)と提出課題(月50分×1回)で進めます。

(サンプルを見た感想)作文に慣れているお子さんはなんとなくいい内容は書けても、ちょっとテーマとずれていたり、理由がはっきりしない主張が入っていたり、文のねじれがあったりします。うまく指摘するのは難しいですが、さすがZ会の添削はビシビシ注意が入るようです。でもいいところは褒めてくれるので頑張る気持ちになれそう。返却されたら添削内容を参考に書き直し、家の人が最終チェックすれば確実に力がつきそう。

公立中高一貫対策にZ会タブレットコースもとるべき?4科の勉強は必要?

日頃の勉強への取り組み方にもよりますが、4科の勉強はしておいた方が良いでしょう。Z会のタブレットコースなら4科に加え英語・プログラミング・総合学習もセットに、1日あたり40分(週5日ペースで)と効率的に学習できるのが便利です。英語が出題される学校もあります。

Z会でも公立中高一貫対策に小学生コース(紙のテキスト使用)のハイレベルか、小学生タブレットコースとの併用をおすすめしています。

Z会では5年生から「小学生コース専科 公立中高一貫校適性検査」を開講いたします。公立中高一貫校を受検する方は、小学生コース本科4教科「ハイレベル」+英語、または小学生タブレットコースとあわせての受講をおすすめします。

引用: Z-SQUARE

公立中高一貫校では調査書点も重視されるので、学校の勉強もしっかり進めないといけません。しかし学校の勉強はバッチリ(オール3)だとしてもそれだけでは公立中高一貫校の適性検査が乗り切れないかもしれません。

というのも、公立中高一貫校によってはハイレベルな算数や理科の問題も解ける実力がないと解けないような問題を出題している学校もあります。(上で紹介した口コミでも「Z会だけでは足りない」と他の教材をお探しになっている保護者の方の声がありました。)

筆者は以前公立中高一貫校対策で人気のある某集団塾のお子さんを個別指導塾で担当したことがあります。都立難関を目指してたそのお子さんも理科は国私立中の受験対策教材を使用。電流やてこの応用題、実験問題など、確かに適性検査でも役立ちそうです。

受検校(地域)の出題傾向にもよりますが、私立難関校の併願に選ばれるような都立難関校だと中学受験の基礎も拾っておいた方が良いと思います。

かといってZ会の中学受験コースだと難関校・最難関校対象のテキストで3年からカリキュラムがスタートしていのであまりおすすめできません。四谷大塚の予習シリーズの基本問題だけ拾って進めたり、進研ゼミの中学受験講座を進めると良いかと思われます。

Z会公立中高一貫校対策講座の料金は?

料金(12か月一括払いの月あたりの受講費)

講座 受講料
公立中高一貫校適性検査
(小5・6)
小5:2,384円~/小6:2,805円~
作文
(小5・6)
2,805円~
公立中高一貫校作文
(小6)
2,805円~
思考・表現力
(小3・4)
1,589円~

小6で適性検査・適性検査作文・作文の3講座を受講しても月あたり8,415円から。1人でコツコツ進められるお子さんなら、週に何日も塾通いするより経済的です。作文だけは週1回だけ個別指導で見てもらうというのもありでしょう。

Z会公立中高一貫校対策講座の評判は?

Z会公立中高一貫校適性検査の講座に関する口コミをTwitterで調査、いくつかご紹介します。

Z会だけ(塾なし)で合格できた

公立中高一貫講座とともにZ会のグレードアップ問題集を利用、Z会だけ(塾なし)で合格できたという口コミがありました。もちろん保護者の方のサポートもあってこそ・・・と思われます。

Z会だけでは問題量が足りない

Z会のメインテキストは1回20分×月2~4回が目安(添削課題は別)なので、分量的には習い事や私立中受験の勉強で忙しいお子さんにも負担なく進めやすいでしょう。しかし模試の結果が悪ければ何らかの対策(教材や塾・家庭教師など)をとる必要があります。(特に私立最難関層が併願するような難関・人気校なら…。)

Z会の作文添削は厳しくチェックされる

Z会の作文コースは「説得力が弱い」とか結構ビシビシ添削されます。うちの子あまり出さなかったけどw

引用:Twitter

Z会の作文添削はかなり細かくチェックされるそう。お子さん1人で進めるのが難しい分野ですが、添削があるのは安心です。保護者の方も添削答案を見ることで、お子さんの学習をサポートしやすくなるでしょう。

コスパが良い

週1講習で適性作文指導も受けていますが、どんなテーマでも8割以上取られるようにしたいと試行錯誤中。
この時期にZ会公立中高一貫校作文を申込み。😇
公立中過去問での作文演習2回分と添削していただける作文1回分で約3千円/月。お財布に優しい。☺️

引用:Twitter

Z会は家計に優しいという口コミもありました。当然ながらZ会の通信教育を利用すれば、通塾するよりかなり費用が抑えられます。通信教育1本で進めるのに不安があれば、週1の個別指導塾と併用するのも良いでしょう。

Z会の公立中高一貫校(適性検査)講座のみではボリュームが少ないという口コミもありましたが、教材の内容と添削指導に関してはおおむね評判は良いようです。国立・私立との併願なのか、公立中高一貫校だけの受検なのか、もともと私国立中受験の対策を低学年からしていたのか、受験校の地方・志望校によっても、塾併用かZ会一本でいくのかで、Z会の活用方法が異なってくるでしょう。

Z会公立中高一貫校対策講座の合格実績は?

全国の公立中高一貫校に、Z会から多数の合格者を出しています。

’21年度Z会員の合格実績

都立小石川中 33名/都立武蔵中 32名/都立両国中 24名/都立桜修館中 47名/都立立川国際中 24名/千代田区立九段中 37名/横浜サイエンスフロンティア高附中 16名/神奈川県立南高校附中 25名/千葉県立千葉中13名/群馬県立中央中16名/札幌開成中 15名/大阪府立富田林中 55名 他多数

※合格実績はZ会員全体のもの。Z会通信教育・Z会映像授業・Z会プレミアム講座、Z会の教室本科・講習、提携塾のZ会講座の受講生すべて。

特に東京都内、神奈川県内の公立中高一貫校はどこも合格者数が2けたと多く、中には合格者数全体の4分の1以上がZ会員という学校も。

都立中高一貫校 Z会員(Z会全体)合格者数と合格者全体数

学校名 Z会 合格者全体数
桜修館 47 160
小石川 33 159
白鴎 36 135
両国 24 120
武蔵 32 160
大泉 21 120
三鷹 37 160
富士 38 160
南多摩 39 160
立川国際 24 130
九段 37 160

※九段は千代田区立、合格者数は東京都教育委員会「令和3年度東京都立中等教育学校及び東京都立中学校入学者決定合格発表」を参考に作成

上の表からも、都立中高一貫校の合格者数でZ会員の割合が高いことがが伺えます。データを見る限りZ会は(通信教育または教室、他塾と併用でも)多くの中高一貫校合格者が利用しているということは間違いなさそうです。

Z会と進研ゼミの公立中高一貫校対策講座を比較すると?

Z会とよく比較される進研ゼミですが、進研ゼミでも公立中高一貫校対応の講座(考える力・プラス講座)を提供しています。考える力・プラス講座はオプションですが、小学講座を受講していなくても受講可能です。

小5・6年生向けの公立中高一貫対策講座を、Z会と進研ゼミで比較しました。

Z会と進研ゼミの公立中高一貫校講座を比較(小5・6)

通信教育 Z会 進研ゼミ
内容 公立中高一貫校適性検査・作文・公立中高一貫校作文の3講座 適性検査と作文対策・映像授業・添削問題がセット
月あたり
学習時間
適性・作文:1回40分×2~4回+添削30分~25分×2回
作文:1回40分×2~4回+添削40分
中高一貫作文:1回40分×月2回+添削50分
1回30分×月12~14回
月あたり
料金(小5)*
1講座 2,384円~ 3,998円~
月あたり
料金(小6)*
1講座 2,805円~ 4,268円~
2021年
合格実績**
943名 1,634名

※こちらに記載の内容は2022年1月19日時点での情報です。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。
*表示の金額は2022年度12か月一括払いの月あたりの受講費。**合格実績はZ会はZ会員全体、進研ゼミは他の小学生向け講座受講者も含んだ合格者数です。

進研ゼミは適性検査も作文もすべてセットで月あたり約4,000円から受講できるので、Z会で3講座受講するよりコスパ良く感じられます。教材の内容もしっかりした印象、口コミも良いようです。

合格実績の内訳を見るとZ会が首都圏の公立中高一貫校に強いのに対し、進研ゼミは首都圏から地方までまんべんなく公立中高一貫校の実績を出しています。Z会では名前の出ていない地方の学校でも合格者が。

公立中高一貫校の中でも難関校を考えている、難関私立中との併願を考えてるならZ会がおすすめです。それほど難関校にこだわっているわけではない、コスパ良く公立中高一貫校の対策を進めたい…というご家庭には、進研ゼミの方がおすすめです

進研ゼミで基礎固めしながら、Z会の作文だけプラスしてみたり併用して利用するのも良いでしょう。

▼進研ゼミの公立中高一貫講座も気になる方はこちらの記事を。

⇒進研ゼミ公立中高一貫校講座の詳細

まとめ

Z会の公立中高一貫対策講座の評判はなかなか良いようです。ボリュームが足りないという声もありましたが、他教材や塾との併用に使いやすく、私国立の中学受験対策で忙しい小学生にも無理なく進めやすい分量と思われます(個人差はありますが)。

4科の学力があり一人でもある程度勉強が進められるお子さんなら、公立中一貫校の適性検査対策にZ会はおすすめです。親御さんが見るのが難しいものに関しては塾を少し利用してみたり、不足分は他の通信教育や市販の教材も活用するなど、良いとこどりで公立中高一貫校の対策を進めていくのが良いかと思われます。