公立中高一貫校の受検対策に通信教育を利用するご家庭も少なくありません。塾の送り迎えや費用面での負担も少なく、添削指導があるので自学では難しい作文力・記述力対策に効果的。特に難関校での実績が高いZ会は多数のご家庭に選ばれています。
この記事ではZ会の通信教育の公立中高一貫校受検対策講座の内容や評判、2025年度の料金、2024年度合格実績、Z会の講座とあわせて進めたい対策についても元塾講師がまとめました。公立中一貫校受検予定のご家庭の方はぜひ参考にしてください。
※記載の情報は情報取得時のものです。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。
※この記事はPRを含みます。(Z会の通信教育と当サイトは提携関係にあります。)
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適性検査講座(5・6年)と
公立中高一貫校作文講座(6年)
3・4年生の思考力講座、
5・6年生の作文講座もあり
添削指導つき
公式サイトで資料請求受付中
Z会の通信教育「公立中高一貫校受検対策講座」を解説!
Z会の公立中高一貫校対策専科講座は次の4つです。6年の公立中高一貫校作文は作文が出題される公立中高一貫校を受検するお子さんにおすすめされています。
Z会公立中高一貫校対策講座
講座名(対象学年) | 講座内容 |
---|---|
公立中高一貫校適性検査 (小5・6) |
全国の適性検査の出題傾向を踏まえ作成された教材、課題解決力・表現力・論理的思考力などを養成 |
公立中高一貫校作文 (小6) |
適性検査のさまざまな課題に対応できる作文力を身につける |
思考・表現力 (小3・4) |
課題発見力・課題解決力・表現力の養成 |
作文 (小5・6) |
作文の基礎力・実践力を身につける |
※6年生の公立中高一貫校適性検査・公立中高一貫校作文は4月開講、12月で終了となります。
必要に応じ小学生コース、小学生タブレットコースでの5教科学習もおすすめされています。
公立中高一貫校適性検査
5・6年生が対象。全国の公立中高一貫校適性検査の傾向をふまえたオリジナル問題や、Z会厳選の過去問に取り組む講座です。添削指導つき。
東京都立中や県立千葉中などの難関校対策として特別回も用意。長文読み取り問題や複数資料の読み取り問題に限られた時間で対応できるよう演習をします。
公立中高一貫校作文
6年生対象。テーマ型、課題文型、資料型など頻出出題形式での作文対策を行います。添削指導では読解問題、表記・文法、主題、材料、論理、構成の6つの項目から評価、弱点を把握して改善、より質の高い作文が書けるように。
思考・表現力
3、4年生が対象。教科の枠をこえた論理的思考力、情報整理力、試行錯誤力、判断力、表現力の5つの力を養成。5つの力からテーマに沿った問題を出題、提出課題では教科専任の指導者が添削指導を行います。
作文
5・6年生が対象。公立中高一貫校受検に向け、作文を書く手順から学べる講座です。添削では表記・伝達・構成・表現・文法の5つの項目で評価。励ましのアドバイスでお子さんのやる気も上げていきます。
Z会の通信教育「公立中高一貫校受検対策講座」2025年度料金は?
Z会公立中高一貫校受検対策講座の受講料や入金方法をまとめました。
受講料
入会金は無料です。各講座の月あたりの受講料を以下の表にまとめました。
Z会公立中高一貫校受検対策講座 2025年度料金 ※表示額は12か月一括払いの料金(税込)
公立中高一貫校 適性検査 5年生 |
3,145円~/月 |
公立中高一貫校 適性検査 6年生 |
3,400円~/月 |
中高一貫作文6年 | 3,400円~/月 |
作文5年6年 | 3,400円~/月 |
思考・表現力3・4年 | 2,040円~/月 |
※2025年1月11日時点の情報です。最新の情報は公式サイトでご確認ください。※6年生は4月~12月の9か月。
6年生で適性検査・適性検査作文の2講座を受講しても月あたり6,000円台から、1人でコツコツ進められるお子さんなら、塾に通うよりコストを抑えられます。中学受験の進学塾にプラスして受講するのも、塾の併用より負担が少なく済みます。
入金方法
入金方法はクレジットカードか口座振替となります。
- クレジットカード決済・・・VISA、Master、UC、DinersClub、JCB、AMEXが利用可能
- 口座振替・・・利用可能な金融機関は申し込み画面で確認
Z会公立中高一貫校対策講座の評判は?
Z会公立中高一貫校適性検査の講座に関する口コミをTwitterで調査、いくつかご紹介します。
Z会の公立中高一貫コースだけで合格できた
子供、入試に受かってた😆!とりあえず昨日までの不安は消し飛び、今後の対策へ。z会の中高一貫コースか、それともアステリアにするか。子供は結局6年になってからは、z会の公立中高一貫コースしかとっていない。でも、1番良かったのはグレードアップ問題集。
— Tokeino-oto (@tokeino_oto) January 16, 2020
公立中高一貫講座とともにZ会のグレードアップ問題集を利用、Z会だけ(塾なし)で合格できたという声が寄せられていました。
Z会だけでは問題量が足りない
四谷大塚の演習問題集か、メモリーチェック買うか悩み中💧(算数)
今までの模試の結果を見て感じるのは
Z会タブレット+公立中高一貫校向け講座+超基礎的な範囲をさらっとやるテキストでは、圧倒的に演習量が足りない😓#2022中受— みけけ@塾なし中学受験 (@mikeke39577453) February 22, 2021
Z会のタブレットも併用しているご家庭から、ボリュームが足りないという声もありました。Z会のメインテキストは1回20分×月2~4回が目安(添削課題は別)、塾なしで対策する場合時間が余ってしまいそうです。通信教育なので習い事や私立中受験との両立もしやすいですが、塾にいかない場合は教材の併用も戦略的に考えないといけません。
Z会の作文添削は厳しくチェックされる
記述も量というか内容を見られるので。Z会の作文コースは「説得力が弱い」とか結構ビシビシ添削されます。うちの子あまり出さなかったけどw
公立中高一貫校は1校しか受けられないから敬遠する人も多いですが、落ちても今後必要な力が身につくので納得感はあります。
入学後も探究学習多めな感じです!— なつみ@旅する元キャリアコンサルタント (@sum_career) May 3, 2020
Z会の作文添削はかなり細かくチェックされるそう。お子さん1人で進めるのが難しい分野ですが、添削があるのは安心です。保護者の方も添削答案を見ることで、お子さんの学習をサポートしやすくなるでしょう。
相性はあるけれどお財布に優しい
中学受験コースではなかったけれど、それなりに学力は付いていたようです。少し遅い入塾でしたがスムーズでした。
次男は公立中高一貫校受検だったので、入塾後も作文だけZ会のお世話になってました。通信教育は向き不向きありますが、時間とお金に優しいです。
Z会おすすめ。— くろうさぴー (@kurousasa4) January 18, 2023
Z会は時間とお財布に優しいという口コミもありました。当然ながらZ会の通信教育を利用すれば、通塾で時間がとられることがなく、塾に行くより費用が抑えられます。通信教育1本で進めるのに不安があれば、公立中高一貫校の受検に強い個別指導塾などに、週1回は通うのもおすすめです。
学習サイクルが効果的、質問も対応してくれる
テキストの例題や練習問題で解く練習をした後で提出課題に取り組む、という学習が効果的でした。わからない問題があっても「質問メール」で答えてもらえるので安心です。
引用:Z会の通信教育公式サイト
テキストで演習、その後提出課題に取り組むという学習サイクルが良かったという声が寄せられていました。疑問点もメールで解決できたということです。お子さんと教材の相性もありますが、自学自習もしやすそうです。
評判のまとめ
Z会の公立中高一貫校(適性検査)講座のみではボリュームが少ないという口コミもありましたが、教材の内容と添削指導に関してはおおむね評判は良いことがうかがえます。Z会のみで合格できたという声もありましたが、他の教材や塾との併用でも活用されているようです。
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Z会の公立中高一貫校合格実績【2024年度】
2024年度のZ会員公立中高一貫校総合格者数は963名。北海道から九州、沖縄まで、全国で多くの公立中高一貫校に合格者を出しています。(※2024年7月31日判明分)
🌸2024年度Z会員の合格実績
都立小石川 | 30名 | 都立武蔵 | 48名 |
都立桜修館 | 41名 | 都立両国 | 24名 |
神奈川県立相模原 | 30名 | 横浜市立南 | 20名 |
横浜サイフロ | 10名 | 千葉県立千葉 | 8名 |
茨城県立土浦第一 | 5名 | 宮城県立仙台二華 | 18名 |
京都市立西京 | 11名 | 大阪富田林 | 57名 |
他多数
※小6でZ会の通信教育、映像授業、プレミアム講座、Z会の教室本科・講習、提携塾のZ会講座を受講した人を対象に集計。内部進学除く。
特に東京都内の公立中高一貫校はいずれも合格者数が2けたと多かったです。
Z会の公立中高一貫校受検対策講座以外にやるべき対策
公立中高一貫校受検に向けて、Z会の通信教育以外にやるべき対策もまとめました。
教科の学習も進める
日頃の勉強への取り組み方にもよりますが、Z会でもおすすめしているとおり小学生コースや小学生タブレットコースで教科の学習も進めておくのが良いです。最近では英語を出題する学校も若干出てきています。(例として大阪府富田林、水都国際などで英語リスニングを導入)
特にZ会は一般の小学生コース・タブレットコースでも「考えさせる問題」を多く扱っているので、公立中高一貫校受検の下地をつくる意味でもおすすめ。なおZ会小学生コースは1教科から選べて添削指導つき、タブレットコースは5教科とプログラミングがセットになり、効率的に学習したいご家庭向け。
学校のレベルによっては私立中学受験レベルの学習も必要
受検校の出題傾向にもよりますが、私立難関校の併願に選ばれるような都立難関校だと中学受験の基礎も拾っておくのがおすすめです。筆者は以前都立中高一貫校対策で実績の高い某進学塾のお子さんを個別指導塾で担当していたことがありますが、都立難関を目指していたそのお子さんも国私立中の受験対策教材を使用して勉強していました。
ただしZ会の中学受験コースだと難関校・最難関校対象のテキストで3年からカリキュラムがスタートしている上かなり難易度が高め。四谷大塚の予習シリーズの基本問題だけ拾って進めたり、Z会よりはやさしめな進研ゼミの中学受験講座を進めると良いかと思われます。
塾や他の通信教育・教材と併用
Z会だけで合格できたというお子さんもいますが、受験学年も自宅学習だけで乗り切るというのはなかなか大変です。あまり倍率が高くない公立中高一貫校を受ける場合や、模試でもかなり成績が良いという場合は別ですが、5・6年生、特に受験学年なら塾と併用が現実的です。
進学塾だと習い事と両立できないという方は指導実績のある個別指導塾に週1で通うという手もあります。ご家庭でしっかり指導ができるなら他の通信教育や教材とも併用で、ボリュームをカバーしましょう。
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まとめ
Z会の公立中高一貫対策講座の評判はなかなか良いようです。ボリュームが足りないという声もありましたが、他教材や塾との併用に使いやすく、私国立の中学受験対策で忙しい小学生にも無理なく進めやすい分量。
4科の学力があり一人でもある程度勉強が進められるお子さんなら、公立中一貫校の適性検査対策にZ会はおすすめです。親御さんが見るのが難しいものに関しては塾を少し利用してみたり、不足分は他の通信教育や市販の教材も活用するなど、良いとこどりで公立中高一貫校の対策を進めていくのが良いかと思われます。
Z会がお子さんに合いそうであればまずは公式サイトにて資料請求を。お申し込みも受付中です。
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適性検査講座(5・6年)と
公立中高一貫校作文講座(6年)
3・4年生の思考力講座、
5・6年生の作文講座もあり
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次の記事で公立中高一貫校対策におすすめな通信教育としてZ会、進研ゼミ、ブンブンどりむをまとめてご紹介しています。

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