四谷大塚の通信教育「進学くらぶ」の口コミ・評判は?【メリットとデメリット、進学くらぶだけでは難しい?】

四谷大塚の通信教育「進学くらぶ」の口コミ・評判は?【メリットとデメリット、進学くらぶだけでは難しい?】

四谷大塚の通信教育「進学くらぶ」は、四谷大塚校舎で使っている教材「予習シリーズ」と映像授業、テストで勉強を進めていきます。個別指導塾で教えてる筆者も予習シリーズで中学受験生を指導する機会が多くありましたが、中堅上位~難関校を目標にしてるお子さんにおすすめの教材です。

進学くらぶの特徴

  • 小4~6年生対象
  • 四谷大塚テキスト「予習シリーズ」+映像授業
  • PC・タブレット教材で基礎事項を効率学習(高速マスター)
  • 中学受験コース:週テスト+復習ナビ、5週に1回組み分けテスト
  • 学力向上コース:月ごとに確認テスト

自宅にいながら四谷大塚校舎に通学しているのと同じペースで勉強が進められ、組み分けテストも受けられます。中学受験コースで小4生(4科)が月額14,080円(教材費別途)と通塾よりかなりリーズナブルに受講できます。

中学受験したいけど近くに進学塾がない、習い事で忙しいから自宅で中学受験対策をしたい…という小学生に進学くらぶはかなりおすすめの通信教育(四谷大塚ということでも安心感大)です。しかし実際に利用している人の声も気になるところですよね…。

四谷大塚の通信教育「進学くらぶ」の口コミ・評判は?

進学くらぶの利用者の声が気になる方のために、口コミ・評判を調べてみました。いくつか気になったものをピックアップ、ご紹介していきます。

良い口コミ・評判

教材の内容が良いです。理解できないところがあればくりかえし見られるし、通塾で時間をとられない。(塾ナビより)

予習ナビ理科の授業がわかりやすい。実演があったり授業が工夫されている。(Twitterより)

引っ越しで四谷大塚の校舎に通えなくなり、進学くらぶに切り替え。毎日の勉強は大変ですが、おかげで通塾時と同じ成績をキープできています。(インターエデュより)

進学くらぶでSコースになれました。映像授業の先生、楽しいです。(インターエデュより)

進学クラブだけでY偏差値60ぐらいの志望校に合格できました(インターエデュより)

進学くらぶの教材やシステムに関しては評価が高いようです。進学くらぶ受講生の間で、かなり人気の高い先生もいらっしゃるようです。筆者も映像授業のサンプルを見ましたが楽しい雰囲気でわかりやすいと思いました。塾に通わなくても良い成績をとれているという声もありました。週テストは自宅のみですが組み分けテストは会場受験も選べるので、受験の緊張感も味わえます。

悪い口コミ・評判

聞きたいことがあったが、電話でのサポートはいまいち、メールの方が良いよう。(塾ナビより)

進学くらぶだけでもY偏差値60ぐらいなら大丈夫だが、それ以上となると親のサポートや別の対策が必要。良いシステムだが、記述対策ができないのが残念。(インターエデュより)

通信教育は塾のように直接先生に質問できないのがネック、サポートもあるようですが口コミによれば電話ではあまり歓迎されないそう。難関校志望だと進学くらぶ以外にも対策が必要、記述対策ができない点も指摘されていました。お子さんと進学くらぶのレベル・相性次第で保護者の方のサポートにも時間がかかるかも。

四谷大塚の通信教育「進学くらぶ」のメリット・デメリットは?

口コミ・評判も参考にしつつ、進学くらぶのメリット・デメリットについてまとめました。

進学くらぶのメリット

  • 通塾する経済的負担、送迎の負担がない
  • 都合の良い時間に学習できる
  • 予習ナビ(映像授業)がわかりやすい
  • 学習内容のボリュームがある
  • 映像授業は苦手教科だけ利用したり、1.5倍速で見ることができる
  • 予習ナビ・テストがレベル別なので学力に見合った対策が可能
  • 自宅学習でもテストが受けられるので、受験を意識しやすい

進学くらぶのような通信教育は通塾するほど経済的負担がかからず、送迎や通塾に時間をとられることがありません。

予習シリーズはよくできた教材ですが、テキストを読むだけで1人で進められるお子さんはそう多くはないでしょう。予習ナビがあることでスムーズに進めやすくなります。また一般的な通信教育は「すぐ終わってしまう」という声が多いですが、進学くらぶは週1・2単元進めるのでかなりのボリューム。

四谷大塚校舎と同じくA/B/C/Sのコース(レベル)があるので、「難しすぎる」「簡単すぎる」という事態になりにくいでしょう。(小5以降はSに入るとかなり大変かもしれませんが…)「次の組み分けでCに上がりたい」と勉強へのモチベにも。

進学くらぶのデメリット

  • 記述対策ができない
  • 志望校別の対策ができない
  • 難関校は進学くらぶ以外の対策も必要
  • 親のサポートが必要

進学くらぶでは添削指導をしていないので、記述対策はよほどお子さんの文章力が高くない限り、保護者の方が見てあげないといけません。また志望校別の講座はないので(特に難関校の場合)進学くらぶと並行して志望校にあわせた対策を考えないといけません。

開成・桜蔭・筑駒・灘対策の過去問演習ナビ(解説授業+添削指導)は四谷大塚で提供中です。料金は77,000円(2コース目は55,000円)。偏差値60以上、四谷大塚週テストCコース以上が対象。

わからないことがあったときある程度サポートもしてくれますが、勉強に関しても受験対策の進め方についても、結局は保護者の方のサポートがかなり必要になるでしょう。(中学受験の場合、通塾でも結局保護者の方のサポートは必要になりますが…)

進学くらぶだけで中学受験は難しいのか?

進学くらぶだけでも中学受験を乗り切れるのかは、通塾も検討した方がいいのか…この辺りはお子さんの学力到達度と志望校レベルとのマッチ度、保護者の方のサポート度によっても異なってくるでしょう。志望校が最難関レベルや倍率の高い学校ではないこと、お子さんの学力到達度が高いこと、保護者の方がサポートできること…といった条件がそろっているなら、進学くらぶだけで中学受験しても乗り切れる可能性が高いでしょう。

親が指導できるなら進学くらぶだけでも(例外もあり)

志望校がオーソドックスな入試問題を出題する中学で、お子さんが問題を進めていてわからないとき、保護者の方が(解説を見ながらでも)先生になって教えられるなら進学くらぶだけでも中学受験を乗り切れるでしょう。ただし毎年特殊な問題を出題する学校、倍率が非常に高い学校となると特別な対策も必要に。

6年生からは通塾もおすすめ

うちの子は通信教育だけでも大丈夫そう、でも塾に全く通わせないのもなんだか心配…というお気持ちもわかります。6年生からは四谷大塚校舎(遠ければ提携塾でも)に通塾させたり、講習会や志望校別対策講座を受講してみるのもおすすめです。周囲のお子さんたちが頑張る姿を見て受験に向けてさらに気合が入るかも。

難関校対策で通信教育の併用も

通塾が難しいのでなるべく通信教育で済ませたいご家庭には、記述対策のできるZ会や進研ゼミもおすすめ。特にZ会は1講座(教科)から受講できるので、国語の記述対策だけどうにかしたいというご家庭にもおすすめ。また最難関中を目指すご家庭に、3~4教科セットの志望校別予想演習(筑駒・開成・桜蔭・灘・甲陽・神女)も受講できます。

Z会は3・4年は「割と」基礎固めで5年以降は応用~実戦演習、進研ゼミは4、5年で基礎固め、6年で実戦演習。

進学くらぶをZ会・進研ゼミと比較すると?

中学受験の通信教育といえばZ会や進研ゼミも有名。教材や実績・料金を簡単に比較してみました。

教材の内容

まずは進学くらぶ・Z会・進研ゼミの教材を比較してみます。

進学くらぶ  Z会 進研ゼミ
小4~6
テキスト+映像授業
週テスト
小3~6
タブレット・テキスト+映像授業
添削指導
小4~6
テキスト+映像授業
添削指導

Z会はiPadが必要。小3のうちから先取りを進めますが、4年生ぐらいまでは割と易しい印象。5年から特に算数が難しくなってきます。進研ゼミは紙のテキストと映像授業を使い、わかりやすい解説で基礎固めをしやすいのが特長。

いずれの教材も質が高いですが、ボリュームの多さとテストの質は進学くらぶが圧勝。(予習シリーズは個別指導塾で教えていても、90分の授業+宿題で毎週1単元進めるのが難しいと感じます…。)難易度は学年・単元にもよりますが、進学くらぶとZ会は同じぐらいと考えておいても差し支えないと思います。記述対策ができるのはZ会と進研ゼミ。

合格実績

気になる合格実績、進学くらぶ・Z会・進研ゼミで比べてみました。進研ゼミは難関校限定ではないので合格者数が比較的多い難関校も紹介。進学くらぶ・進研ゼミは’20年の、Z会は’21年の合格実績です。

進学くらぶ Z会 進研ゼミ
開成 6名
灘 1名
女子学院 2名
豊島岡女子4名
聖光学院 5名
海城 8名
本郷 8名
渋幕 7名
渋渋 3名
栄東 16名
他多数※
開成 32名
灘 10名
桜蔭 15名
豊島岡女 25名
神戸女 5名
筑駒 21名
渋幕 40名
渋渋 25名
海城 14名
本郷16名
栄東 110名
他多数
開成3名
灘1名
桜蔭 1名
筑駒2名
筑附8名
青学11名
桐朋14名
桐蔭15名
西武学園文理16名
栄東9名
他多数
(合格者総数5,121名)

※四谷大塚全体の実績(’21年)は、開成106名・桜蔭61名・麻布中54名・女子学院59名・筑駒22名・灘30名・渋幕154名・渋渋105名・栄東1373名他多数

進学くらぶは関東の実績が多いわりに関西の方が少ない印象ですが、関西は大手進学塾のWebスクールが多い影響もあるのかもしれません。Z会は難関中対象ということもあり、さすがの難関中実績。進研ゼミは御三家レベルだと数は多くありませんが難関中だと2ケタに、中堅~難関中で幅広い実績です。

料金

進学くらぶ・Z会・進研ゼミの月額受講費を比較しました。(進学くらぶは中学受験コース、Z会はトータル指導プランでの受講費です。12か月一括払いでの月あたり料金です。)

進学くらぶ※ Z会 進研ゼミ
小4:12,980円~
小5:15,180円~
小6:16,280円~
1教科あたり
小3:3,366円~
小4:3,740円~
小5:4,675円~
小6:4,862円~
4教科セット
6,946円~

※進学くらぶはその他にも入会金:11,000円、高速基礎マスター利用料18,700円、教材費が別途かかります。

進学くらぶが一番受講料は高くなりますが、コンテンツを考えれば妥当な金額。四谷大塚校舎に通塾すると4教科本科コースで月額受講料が小5で45,100円、小6前期57,750円、小6後期79,750円なので、かなり安いです。Z会は複数教科受講すればそれなりのお値段ですが、1教科(講座)のみなら負担ではないでしょう。(塾併用プランならさらに価格が抑えめ。)進研ゼミは4科セットでも月あたり約7,000円、中学受験の教材としてはかなりお安いです。ボリュームは少なめですが勉強にあまり時間がとれない…というお子さんには使いやすい教材です。

▼各通信教育の詳細(公式サイト)はこちらから。

中学受験塾の四谷大塚 公式サイト四谷大塚ドットコム





▼Z会と進研ゼミ中学受験講座の比較はコチラの記事を。

Z会と進研ゼミ中学受験講座の内容・レベル・料金を比較

まとめ

四谷大塚の通信教育「進学くらぶ」はなかなか評判が良いようです。自宅学習の難しさはどの通信教育でも共通ですが週テストが自宅でも受けられるのはかなりメリットだと思います。意識の高いお子さんにはいい刺激になりそうです。親御さんのサポートもある程度覚悟は必要ですが、進学くらぶは通塾が難しいご家庭の大きな助けに。月払いでも利用できるのでまずは数か月利用してみて、通塾するかどうか決めるのも良いかもしれません。