中学受験に進研ゼミの中学受験講座を検討中ですか?
- 好きなことは続けながら、中学受験の勉強を進めたい
- 塾だと宿題も多いしガンガン進んで、うちの子はついていくの大変そう…
- 塾が近所になくて、送り迎えが大変
というご家庭に、通信教育での中学受験対策は向いていそうです。
しかし進研ゼミだけで中学受験は大丈夫なのか?という疑問も当然出てきます。数多の塾がある中、通信教育だけで中学受験するのは心配かもしれません。
進研ゼミでの中学受験対策を検討中のご家庭に向け、進研ゼミだけで中学受験はできるのか、講座内容や口コミ・評判を元塾講師がまとめました。
※こちらに記載の内容は主に2023年4月30日時点での情報をもとにまとめられたものです(7月22日合格実績、体験談を更新)。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。※この記事はPRを含みます。(進研ゼミと当サイトは提携関係にあります。)
進研ゼミだけで中学受験対策はできるのか?
進研ゼミの中学受験向け講座(考える力・プラス)は四谷大塚や日能研のカリキュラム同様、小6の夏までに入試に必要な単元を一通り終えたら復習と実戦問題で力をつけていくカリキュラム。わかりやすい教材と映像授業で理解、演習テキストや添削課題で実戦力をつけます。
進研ゼミだけで(塾には通わず)中学受験を乗り切ったというご家庭もありますが、特定の教科だけ受講して塾と併用、途中から塾に切り替え…などパターンはさまざまなようです。
筆者のいた塾にも通信教育だけでは限界を感じ、通塾を選択したご家庭もありました。
進研ゼミだけで合格を目指すなら教材がお子さんや志望校に合っているか的確な判断が必要です。
またゼミだけでは個別対策の教材が足りないことが考えられ、適切な補助教材の準備も。通塾以上に保護者の方のサポートが必要となります。
進研ゼミ中学受験講座の内容は?
進研ゼミ「考える力・プラス中学受験講座」基本情報
対象学年 | 4~6年生 ※考える力・プラス講座は1年生から、公立中高一貫校対策は5年生から。 |
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教材 | テキスト・ワーク・映像授業・添削問題・テスト・暗記教材など ※授業の視聴やネット返却でパソコンやタブレットが必要。 |
特長 |
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受講料金 | <2023年度受講料> 月あたり7,480円~(4年から6年まで受講費変わらず) |
※2023年4月30日調べ。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。
進研ゼミ「考える力・プラス中学受験講座」は小4~6年対象のオプション教材ですが、中学受験講座のみの受講も可。4教科セット(国・算・理・社)となっています。学習時間は1日約60分。
※進研ゼミ考える力・プラス講座は小1~6生向け、考える力・プラス中学受験講座は小4~6対象、考える力・プラス公立中高一貫向けの講座は小5・6生対象です。中学受験予定の小1~3年生には考える力・プラス講座がおすすめされています。
通常の小学講座(チャレンジ)と中学受験講座を併用したり、小4から中学受験講座に完全に切り替えてもOK。
受験の基礎固め・定着に向いている教材で、難関、中堅の国私立中対策におすすめされています。
進研ゼミ「考える力・プラス中学受験講座」の教材(4教科)
- 4・5年メイン教材は授業テキストと演習ワーク
- 6年メイン教材は実戦テキストと重要問題攻略ワーク(算数はレベル別)
- 映像授業(演習ワークの難問を解説)
- 月末の添削問題(約3日で返却)
- 年3回の診断テスト/実戦力診断テスト
- 合格可能性判定プレテスト/判断テスト
- 一行問題ドリル(6年)
- 暗記教材(6年は文英堂「ズバピタシリーズ」)
進研ゼミの中学受験講座は「わかりやすさ」を重視、スモールステップ式の教材で理解を深め、ワークで演習。難しい問題は映像授業の解説を参考に。毎月の添削問題や年に3回の診断テストなど。
家庭学習のみで進める場合は親御さんがコーチ役となり、定着度をこまめにチェックするのがおすすめです。
診断テストや判定テストも届けられますが、日能研や四谷大塚などの模試も定期的に受けることをおすすめします。
進研ゼミ中学受験講座の料金は?他社と比較!
進研ゼミ中学受験講座では4年生から6年生まで月あたりの料金は同じです。
進研ゼミ2023年度 月あたりの受講費
12か月/卒業まで 一括払い |
6か月一括 毎月払い |
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月あたり |
月あたり 7,870円 |
※6年生は全10回。
12か月(6年生は卒業まで)一括払いだと4・5年生で年間89,760円、6年生(4月~1月号)で74,800円、6か月一括払いで6か月分47,220円となります。
※2023年4月30日調べ。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。
他の通信教育・中学受験塾の料金と比較
年間の受講料比較(4~6年・4教科の例)
進研ゼミ | Z会 | 日能研 |
---|---|---|
約7~9万円 | 約20万~24.5万円 | 約50万~130万円 |
※進研ゼミとZ会は12か月(卒業まで)一括払いを利用した場合の年間受講料の例。上記は4~6年の例ですが、Z会は3年からカリキュラムがスタートします。
※日能研は立川校のデジタルチラシを参考。
塾代と比較すると通信教育はかなり料金を抑えることができます。
進研ゼミの料金なら予習シリーズや市販の中学受験教材をひととおり購入してもご家庭の負担が少なく済みそうです。
Z会は1教科からの受講が可能ですが難易度が高く対象校が限定されています(難関中学中心)。すべての中学受験生に合っているわけではありませんが、難関中受験予定なら1教科からとりいれても良いかもしれません。
進研ゼミ中学受験の口コミ・評判
進研ゼミ中学受験講座に関する口コミ・評判を、進研ゼミ公式サイト掲載の体験談より一部ご紹介します。
塾に通うのが大変なので、自宅で自分のペースに合わせて勉強する為に、こっちの教材を使わせて頂きました。最初は難しくて、なかなか取り組めなかったけど、一緒に考えるうちに、自らできるようになりました。「テキスト」をくり返しやることで理解が深まったと思います。
塾だけだと理社の細かな内容がわかりにくいので「中学受験講座」を受講しました。「テキスト」の社会は本当にわかりやすいです。苦手教科の理社はこれで充分だと言って古い「テキスト」に戻ってやらせました。塾のテキストをたっぷり購入するのはもったいないです。長期休暇の通塾で充分。
「テキスト」4教科どれも重要なポイントがわかりやすく、説明も丁寧でした。絵や図や写真も多く、社会はマンガもあり、楽しく理解できました。
「映像授業」は難しい問題をていねいに解説してくれ、「テキスト」の解説がていねいでわかりやすかったです。子供が質問してきたことは一緒に考えました。自宅学習なので子供のペースでやれたので良かったです。「テキスト」の解説をよく読み、基本的な内容をしっかり理解するといいと思います。
習い事で時間が限られた中、1ヶ月間で「テキスト」を終わらせられるよう、時間を管理し、勉強と休憩のメリハリをつけました。子どもが目指す中学に通いたいという強い意志があることで、コツコツとテキストに取り組むことができました。
体験談、口コミを見ると、もともと勉強が得意で一人でも解説を見て学習を進められるお子さん、親御さんがお子さんの勉強をしっかりサポートできるご家庭には進研ゼミ中学受験講座が合うようです。
塾との併用やくり返し解いたという声もあることから、お子さんの理解度や解くスピードによっては他教材も用意した方が良いかもしれません。
進研ゼミ中学受験の合格実績(2023年度)
進研ゼミの小学生向け講座全体での、2023年度の私立・国立中合格者数は4,136人(※)。中堅校はもちろんのこと、開成・灘・筑駒・麻布・桜蔭他、難関中学まで幅広く合格実績を出しています。
進研ゼミの小学生向け講座の合格実績をもとに、関東・近畿・東海の有名中学で特に合格者が多かった私立・国立中からいくつかピックアップしました。
2023年度 国・私立中合格実績(10名以上の合格者)
青山学院 11名、跡見学園 12名、成城学園 10名、八王子 10名、常総学院 19名、大宮開成 12名、栄東 10名、西武学園文理 15名、桐光学園 15名、愛知淑徳 12名、滝 13名、名古屋女子 15名、京都女子 14名、帝塚山学院 10名、大阪教育大附属天王寺 10名 …他多数
※5・6年生で進研ゼミ小学講座3か月以上、作文・表現力講座2回以上、考える力・プラス講座3か月以上、4~6年生で考える力・プラス中学受験講座3か月以上のいずれを受講したことがある小学生が対象。1人で複数校合格している場合は重複してカウント。
進研ゼミは偏差値55~65程度が目指せるとされていますが、実際合格者数もそのゾーンで多いようです。
進研ゼミを利用して中学受験するときの注意点
進研ゼミの中学受験講座がお子さんの志望校のレベルに合っているかを確認しておきましょう。偏差値でいえば55から65ぐらいまで。最難関クラスになると進研ゼミだけで対策するのは厳しいです。レベルが合っていても模試を定期的に受けたり入試の過去問には複数校で取り組む必要があります。
一人でコツコツ勉強するのが苦手、家の人が勉強を見てあげることが全くできないのであれば、進研ゼミのような通信教育(家庭学習)だけで中学受験するのは厳しいです。塾や家庭教師中心もしくは併用で、勉強をリードしてもらったり学習状況をチェックしてもらうことをおすすめします。
また難関中受験の基礎固めに利用したいなら、併用する教材のボリュームやレベルもお子さんの学習状況や志望校のレベルを考慮してセレクトしましょう。
特に進研ゼミは理科・社会のボリュームが物足りないという声も聞かれるため、(副教材もありますが)勉強する時間がたっぷりとれるお子さん、ペースの速いお子さんは別の教材も併用するのがおすすめです。
進研ゼミ受講者でも四谷大塚の『予習シリーズ』を併用しているという声もありますが、メイン教材の理科・社会は解説中心で問題のボリュームが少なめ。演習問題集もあわせて購入することをおすすめします。
またお子さんの勉強がはかどらなかったり、わからないところが解決できないなど、進研ゼミだけでは限界があると感じたら、早めに塾や家庭教師などの力を借りた方が良いでしょう。
メイン教材は進研ゼミだけで、週1ペースで個別指導や家庭教師を利用するなら、大きな経済的負担にはならないと思われます。
※この記事に記載の内容は主に2023年4月30日時点での情報をもとにまとめられたものです。お申し込みの際は最新の情報を公式サイトにてご確認ください。
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- 4教科セット
- 教材がカラフルでわかりやすい
- 映像授業で難しい問題を解説
- 添削指導・診断テストあり
- 資料請求でおためし教材がもらえる
まとめ
進研ゼミの中学受験講座は次のような小学生とそのご家庭におすすめです。
- 一人でコツコツ勉強できる
- わかりやすい教材がほしい
- 偏差値55~65の中学が第一志望
- 難関中対策の基礎固めをしたい
- コスパの良い中学受験の4教科対策をしたい
いつからでもスタートできるのが通信教育の良いところでもあります。進研ゼミでは最短2か月から受講可能、続けられるか自信がない・・・というご家庭はまずは短期間からお試しになってみてみてはいかがでしょうか。資料請求も随時受け付けています。
※この記事に記載の内容は主に2023年4月30日時点での情報をもとにまとめられたものです。お申し込みの際は最新の情報を公式サイトにてご確認ください。
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