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通信教育のZ会と進研ゼミの中学生向け講座(高校受験向け)の内容にはどのような違いがあるのか、学習スタイルやコース内容、難易度、受講費などを比較。
それぞれどんな中学生におすすめなのか、長年中学生を個別指導塾で指導してきた筆者がまとめました。お子さんに合った通信教育選びの参考にしていただければと思います。
中高一貫校生向けのコースに関しては次の記事を。
⇒Z会と進研ゼミ中高一貫コース(中学生)比較
※こちらに記載の内容は2023年度の講座内容となります(2023年2月9日時点での公式サイト情報)。最新かつ詳しい内容は公式サイトや資料でご確認ください。
※この記事はPRを含みます。
【2023年度】進研ゼミとZ会中学生講座を徹底比較!
Z会の通信教育中学生向けコースと、進研ゼミの中学講座の内容にはどのような違いがあるのか、学習スタイルや講座・サポート内容・料金など比較しました。
学習スタイルとレベルを比較
進研ゼミ | Z会 | |
---|---|---|
スタイル | ハイブリッド(タブレット+紙) オリジナル(紙テキスト) |
タブレット テキスト |
教科 | 9教科 | 5教科 ※1教科から受講可、実技教科の紙冊子あり |
1講座 時間 |
約15分 | 約30分 |
レベル別 | スタンダード ハイレベル 中2冬からは受験総合難関挑戦最難関挑戦 |
進学クラス 特進クラス ※テキストのみ |
進研ゼミとZ会いずれもタブレットとテキストのコースが選択可能ですが、進研ゼミの「ハイブリッド」はテスト対策教材など紙のテキストも届きます。Z会タブレットもテストなど一部紙教材あり、必要に応じてノートに書くこともおすすめされています。
進研ゼミタブレットのイメージ
進研ゼミは標準~最難関レベルに対応、Z会は難関・最難関レベルに対応。特にテキストコースの特進クラスは偏差値70超の超難関校対策向けです。(Z会タブレットは学習状況に合わせて問題を出題)
料金を比較(2023年度)
2023年度の進研ゼミとZ会(本科5科セット)の料金を比較しました。(Z会は1講座からの受講も可。)
12か月一括払いでの月あたり受講費
進研ゼミ | Z会 本科5科 |
|
---|---|---|
1年 | ハイブリッド 6,990円 オリジナル 6,400円 |
タブレット 8,115円 テキスト 13,375円 |
2年 | ハイブリッド 7,140円 オリジナル 6,570円 |
タブレット 8,965円 テキスト 10,740円 |
3年 | ハイブリッド 7,190円 オリジナル 7,090円 |
タブレット 11,430円 テキスト進学 15,160円 テキスト特進 17,370円 |
初回 タブレット代 |
無料 6か月以上受講前提*1 |
iPad*2 または 専用タブレット*3 24,900円 12か月継続前提 セット受講×12か月一括で 実質0円 |
※上記の情報は各公式サイトにて確認した2023年2月9日時点での情報です。最新かつ詳しい情報は各公式サイトでご確認ください。※Z会は1講座(教科)から受講可能です。※毎月払いや6か月一括払いは上記の月あたり受講料より高くなります。
※オプション、タブレット補償サポート費は除きます。*1 6か月未満の退会またはスタイル変更で初回タブレット代8,300円が請求されます。*2 対応するiPadとデジタルペンシルが必要になります。最新の対応状況は公式サイトでご確認ください。
*3 6か月未満の解約はタブレット代に加え早期解約手数料7,900円がかかります。詳細は公式サイトでご確認ください。
進研ゼミの方が料金は低め、ハイレベル(難関・最難関挑戦)でも受講費は変わりません。Z会はテキストコースの方が受講料が高くなります。
講座内容を比較
2023年度の進研ゼミ、Z会の講座内容を比較しました。
進研ゼミ | Z会 | |
---|---|---|
教科書 対応 |
〇 | 〇 国語はオリジナル |
実技教科 | 〇 | △3年分の紙冊子あり |
テスト対策 | 〇 | 〇 |
映像授業 | 〇 | 〇 |
オンライン 授業 |
〇 | 〇 |
添削 指導 |
〇 | 〇 |
レベル別 入試対策 |
〇 | △ 難関限定 |
3年分 予習復習 ※タブレット |
〇 | ◎ オープンカリキュラム |
模試 | 〇 | 〇 |
英語 4技能 |
〇 | 〇 |
オンライン スピーキング |
△ オプション |
〇 タブレット |
※上記の情報は各公式サイトにて確認した2023年2月9日時点での情報です。最新かつ詳しい情報は各公式サイトでご確認ください。※ 教科書は一部対応していない場合があります。
進研ゼミは教科書対応、9教科のテスト対策、志望校レベル別の入試対策が充実。ハイブリッドでもオリジナルでも赤ペン先生の添削指導、オンラインライブ授業があります。英語4技能対策として進研ゼミでは英検®準1級レベルまで対応しているChallenge Englishを提供。
Z会といえば良質な問題と添削課題。タブレットは中学3年分全単元が自由に学べる設計、タブレットでオンライン授業を開催し、英語受講者は外国人講師とオンライン英会話も。本科英語と、実践的な英語が学べるAsteria英語が選択可能となっています。(本科英語は英検®準2級、Asteria英語は準1級まで対応)テキストコースでも映像授業の解説つき、オンラインホームルームも実施。
※「英検®」は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。
オプションを比較
進研ゼミとZ会の有料オプション講座も比較しました。
進研ゼミ | Z会 |
---|---|
|
|
※上記の情報は各公式サイトにて確認した2023年2月9日時点での情報です。
進研ゼミのEVERES(エベレス)は難関校を目指す人向けのオンライン塾。英語のオンラインスピーキングは進研ゼミではオプションで利用できます。入試対策教材・添削のオプションも。
Z会専科では作文や入試特訓講座を提供。なおZ会のプログラミング学習講座では「中学技術活用力講座」も提供。高校入試・大学入試にもかかわるプログラミングやコンピュータ活用スキルの基礎・実践が学べます。
サポートその他比較
お子さんのやる気をアップさせるシステムやサポートについても比較しました。
進研ゼミ | Z会 | |
---|---|---|
賞品 交換*1 |
〇 | 〇 |
タブレット 利用制限 |
〇 | 〇 |
電子 書籍 |
〇 | ー |
学習 状況*3 |
〇 ハイブリッドにて |
〇 タブレットにて |
入試 相談 |
〇 | 〇 |
質問 対応 |
〇 | 〇 |
※上記の情報は各公式サイトにて確認した2023年2月9日時点での情報です。最新かつ詳しい情報は各公式サイトでご確認ください。
*1 添削課題などの提出でポイントをため、景品と交換できるシステム。*2 「みんなで勉強」アプリで仲間と励ましあって勉強に取り組めるコミュニティシステム。保護者側で制限ができる。*3 タブレット学習でお子さんがどれぐらい勉強したか、学習状況を保護者がチェックできるシステム。
お子さんの学習意欲をアップさせるシステムやサポートを、進研ゼミでもZ会でも数多く提供しています。
なお教材自体は進研ゼミの方がイラストが多く楽しげな雰囲気。人気タレントさんやアニメのキャラクターとのコラボもよく行っています。一方Z会はとてもシンプルなつくり。このあたりは好みが分かれるところもありそうです。
進研ゼミ中学生講座についてもう少し詳しく!
進研ゼミの基本情報(2023年度)
科目 | 9教科 |
---|---|
スタイル | タブレット+テキスト(ハイブリッドスタイル)とテキスト(オリジナルスタイル) |
難易度 | ★★★☆☆~★★★★★ |
料金 | 月あたりの料金(12か月一括払いの例) ハイブリッド(中1)6,990円/月(中2)7,140円/月(中3)7,190円/月 オリジナル(中1)6,400円/月(中2)6,570円/月(中3)7,090円/月 ※(ハイブリッド)専用タブレット代は初回特別優待・6か月以降の継続利用で無料 |
コース | 中1・2:スタンダード・ハイレベル 中3:受験総合・難関挑戦・最難関挑戦 |
特長 | AIが最適な問題を出題、オンライン授業(質問OK)、赤ペン先生の添削指導、個別のテスト対策、志望校レベル別対策、「ギモン解消ひろば」で質問OK、電子書籍1,000冊読み放題、英語検定対策、全国規模の診断テスト |
※注 学年やスタイルによりサービス内容が異なることがあります。
進研ゼミのハイブリッド(タブレット中心)スタイルとオリジナル(紙テキスト中心)スタイルのどちらでもオンラインライブ授業が利用できます。
1人で学習計画を立てたり効率的に勉強を進められるか心配な人はハイブリッドスタイルがおすすめです。
ハイブリッドスタイルだと日々の予習復習・テスト対策・入試対策まで完全個別カリキュラムで学習できます。理解度に合わせて問題レベルを個別に変化、スムーズに理解できるようタブレットが学習をリードしてくれます。
ハイブリッドスタイルだと・・・
- 音声や動画で楽しく勉強しやすい
- AIが学習スケジュールを自動作成
- テスト対策の紙教材もついている
- 保護者への学習進捗メールも
- 添削指導もタブレット上で
- 中1~3年の内容が学べる
自分で学習プランを立てて自分のペースで進めたい人、手書きのテキストの方が好きなお子さんならオリジナルスタイルがおすすめです。
1回あたりの学習時間はZ会と比べれば短め、教材以外のサポートがいろいろついているので、充実した中学校生活を送りながらも志望校に向けてテスト対策・入試対策を進めたい・・・というお子さんとそのご家庭に、進研ゼミがおすすめです。
※上記記載の内容は2023年2月9日時点での情報をもとにまとめたものです。お申し込みの際は最新の情報を公式サイトにてご確認ください。
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Z会中学生向けコースについてもう少し詳しく!
Z会の基本情報(2023年度)
科目 | 5教科(1教科から選択可) |
---|---|
スタイル | タブレットまたはテキスト |
難易度 | ★★★★★~★★★★★ |
料金 | 月あたりの料金(12か月一括払い・本科5科の例) 中1(タブレット) 8,115円~(テキスト)13,375円~ 中2(タブレット)8,965~円(テキスト)10,740円~ 中3(タブレット)11,430円~(テキスト)進学15,160円~/特進17,370円~ ※所定のiPadがあればタブレット購入不要 ※専用タブレット代:初回・12か月継続で24,900円(5科セット・12か月一括払いで実質無料) ※英語Astteria、専科は料金が異なります。 ※新年度は3月から |
コース | (テキストコース)進学・特進 |
特長 | 難関校受験対策、添削指導、質問OK、在宅模試、オンラインホームルーム、英語4技能対策、タブレットは3年分の先取りと復習・オンライン英会話・オンライン授業 |
国私立難関、公立トップ校で多数の合格実績があるZ会。特に効率的に学習を進めたいという人はタブレットコースがおすすめです。
Z会タブレットコースの特徴
- タブレットは単元先取りOK
- 3年分の単元がオープンカリキュラム(先取りOK)
- AIが理解度チェックと苦手をサポート
- テスト対策もAIによる効率学習
- 英語は月1回外国人講師とオンラインレッスン、年1回英語4技能テスト
Z会タブレットコースもは中学3年分の単元がオープンカリキュラム。Z会ではタブレットでも1教科から受講できます。手をついて書けるタブレットではありますが、ノートも活用して学習することもおすすめされてます。
テスト前はAIが成績アップにつながる最も効率的な学習を提案。中1から入試を意識した総合問題に取り組めます。中3では難関校対策も含めた入試対策も。
タブレット学習が合わなそうなお子さん、紙テキストの方が良いご家庭には「テキストコース」がおすすめ。映像授業やデジタルコンテンツも利用できます。
良問ぞろいの教材で難関校合格に向けて勉強をしっかり進めたい・・・そんなご家庭にZ会はおすすめです。
※上記記載の内容は2023年2月9日時点での情報をもとにまとめたものです。お申し込みの際は最新の情報を公式サイトにてご確認ください。
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まとめ
Z会と進研ゼミ、どちらも良い教材ですので、ご家庭のニーズに合ったものを選ぶのが正解です。
- 意欲はあるけど学校の教材だけでは物足りず、日々の予習・復習に役立つ教材がほしい⇒進研ゼミ
- 実技教科も含めたテスト対策や、入試対策(中堅~難関校)も進めたい⇒進研ゼミ
- 家庭学習を進めているがすぐ終わってしまうので、より難易度の高い問題に取り組みたい⇒Z会
- 難関・最難関校受験に向けて日々の学習を進めたい(テスト対策もできたらうれしい)⇒Z会
いずれも資料請求でおためし教材(無料)がもらえますので、どちらか決めかねるご家庭は両方お取り寄せになってみてお子さんに合いそうな方をお選びになってみてはいかがでしょうか。
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