中学受験をしない小学生の家庭学習について【高校・大学受験に向けて】

中学受験をしない小学生の家庭学習について【高校・大学受験に向けて】

個別指導塾にはさまざまなお子さんがいらっしゃいます。

学校の勉強についていけるように「補習」で来る小学生のお子さんや、中学受験のために通っているお子さんが多いですが、中には中学受験はしないけれども、実力アップために通われているお子さんもいらっしゃいます。

ここで疑問に思うのは、

中学受験をしない小学生も高校・大学受験を見据えた家庭学習をしておくべきなのか。

家庭学習を進めるならどのような家庭学習を進めていけば良いのか。

といった2点です。

家庭学習をしておくべきなのか、するべき理由とは?、どのような家庭学習が良いのかについて、掘り下げていきたいと思います。

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中学受験をしない小学生も教科書以外の家庭学習をするべき?


Sofía López OlaldeによるPixabayからの画像

塾に来ている小学生で教科書以外の勉強をしているお子さんたちは、次のような状況や理由で通っています。

公立小 … 高校受験に向けてよりハイレベルな問題集を解く(中学受験の問題集を使う場合も)、中学に入っても困らないよう、中学英語や数学の先取り。

私立小 … 受験なしで中等部に進学。中学以降も良い成績をキープできるようにと、中学受験レベルの勉強を進める。

このように単なる補習でなく「高校受験」や中学以降の成績を意識して、実力アップを目指してる小学生は少なくありません。

ベネッセのウィメンズパークの投稿でも、目をひく投稿がありました。

主に公立小に通っているお子さんをもつ保護者の方の投稿ですが、

「中学校のレベルが高い」

「中学校に入るとレベルが高くなる」

「大学受験を考えればいい高校に通わせないといけない」

などの理由があるようです。

確かに公立中学のテストは絶対評価だというのに、レベルが高いと感じます。筆者が今教えている生徒が通っている中学の定期テスト問題を見せてもらうと、「入試問題より難しい」問題が出題されています

本来はあまり良くないことだと思われますが、平均点が50点以下なんていうテストもあります。(これで絶対評価は厳しいのでは?)

小学校のテストは100点が取れるテストですが、中学以降のテストは「100点をとらせないテスト」になってきます。

勉強についていけないほどではないけれどちらほら苦手なところがある…というお子さんは苦手分野+実力アップさせるような学習がおすすめだと考えられます。

「テストは毎回ほぼ100点だし、学校の勉強はわからないところが何もない」というお子さんは、ムリに特別な勉強は必要ないかもしれません。

ただ今後高校、大学の入試制度や問題の傾向が変わっていくことも見据えて(すでに変更されている部分もありますが)、探究学習や英語学習をとりいれてみても良いかと思われます。

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中学受験をしない小学生の家庭学習法3つ

家庭学習の方法には、

市販の問題集で勉強する

通信教育で勉強する(Z会、進研ゼミなど)

中学受験教材で勉強する(予習シリーズなど)

の3パターンが考えられます。

市販の問題集で勉強する

中学校の勉強では、小学校で学習した内容をさらに発展させたものになります。もし学校のテスト結果を見て、「理解が不十分」と感じられる場合は、教科書に合ったワークなどで補習するのがおすすめです。

教科書レベルの問題集では少し物足りない、上位・難関高校や大学の進学を考えているなら、中学受験の内容にも少しふみこんだレベルの問題集を解くのがおすすめです。

通信教材で勉強する

問題集だと家でただ「解くだけ」になってしまいますが、進研ゼミやZ会などの通信教材だと、添削指導や何らかのアドバイス、フィードバックがあり、モチベーションも維持しやすいです。

進研ゼミは3年生からは国・算・理・社の4教科に加え、英語とプログラミング教材もすべてセットになります。標準コースと挑戦コースがあり、高校受験で上位校~難関校を考えている小学生のお子さんなら、挑戦コースがおすすめです。

Z会はスタンダードコースとハイレベルコースがありますが、こちらも難関クラスの高校を考えてるならハイレベルコースがおすすめです。3年生からは1教科からの受講が可能です。

勉強の習慣がもともとなくて心配…という場合は、「すらら」のような楽しく学べるインターネット学習教材もあります。

中学受験教材で勉強する

中学受験をしないけれど、あえて中学受験の教材を使用して勉強するのもおすすめです。

中学受験教材で基本だけでも勉強しておけば(ある程度理解できていれば)、中学での学習がとてもスムーズになります。

小学校のうちに中学受験の勉強をしていたお子さんは「思考力」がかなり鍛えられているので、特に数学において「中学生向けの解説」より効率的な解法を自分で見つけて、解くことができているなと感じられます。

市販の問題集も悪くありませんが、四谷大塚の「予習シリーズ」はよくまとまっている参考書・問題集なのでおすすめです。(以前「基本編」というのがあったのですが、今は残念ながらなくなってます。受験しないならあのレベルで十分なのですが。)

なお「予習シリーズ」は四谷大塚ドットコムにて購入できます。

まとめ

かつては受験直前でも「つめこみ」学習で対応できたのですが、今の高校入試、大学入試はそれだけで対応できず、日頃から論理的思考を鍛える訓練をしないと対応できない問題が増えてきています。

そのような背景もあり、中学受験をしない小学生でも、将来上位~難関の高校や大学受験を考えているのであれば、ハイレベルな内容の学習をご家庭で進めておくことをおすすめします。

お子さんの性格や個性に合った教材選びも重要です。