部活や学校行事で忙しい高校生は、勉強する時間をいかに確保するかが重要です。塾通いも良いですが通学でも時間をとられてしまい、身体的にも負担がかかります。そこでおすすめなのが自宅で学習できる通信教育です。自分の都合の良い時間に勉強を進められるのが大きなメリットです。最近はタブレットやスマートフォンでスキマ時間に利用しやすいものが増えてきました。
この記事では元塾講師が高校生におすすめな通信教育6選を厳選紹介、通信教育のメリットや通信教育選びのポイントもあわせてお伝えしています。ぜひ通信教育選びの参考にしてください。
※こちらに記載の内容は情報取得時のものです。最新の情報は各公式サイトにてご確認ください。
※この記事はPRを含みます。スマイルゼミ、Z会、スタディサプリ、すららと当サイトは提携関係にあります。
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タブレットで学習完結
定期テスト対策から大学受験まで
7教科32科目対応
英語・国語で教科書準拠
年2回の全国模試
志望校逆算カリキュラム
※上記の内容は2025年度の情報
高校生が通信教育を利用するメリットは?
高校生が通信教育を利用するメリットをあげました。
好きな時間に取り組める
通信教育は塾のように決まった時間が定められているわけではなく、自分の好きなタイミングで教材に取り組むことができます。部活やバイトで忙しい高校生にもおすすめです。
定期テストから大学受験まで、目的に合わせて選べる
定期テスト対策や大学受験対策、英語4技能対策など、ニーズに合った通信教育を選べます。
塾よりも安く利用できる
通信教育は塾よりも安価で利用することができます。
文部科学省の学習費調査(令和5年度)*によると高校生の通信教育・家庭教師費用の年間平均は公立生 15,819円、私立生18,556円、塾代の年間平均は公立生147,746円、 私立生 112,639円。通信教育・家庭教師と塾の費用で大きく差があります。
※利用していない人も含まれているため、利用者の平均より低い数値となっています。
*文部科学省「結果の概要-令和5年度子供の学習費調査」調査結果の概要より。
場所を選ばない
近くに塾や予備校がない人も通信教育で有名予備校講師の映像授業が受けられます。持ち運びしやすい紙教材やスマホやタブレットなら、移動中や外出先でも通信教育で学習できます。
高校生向けの通信教育を選ぶポイント
高校生向けの通信教育を選ぶポイントとして次の4つがあげられます。
学年別で特化しているか
1・2年生はテスト対策や基礎固め、3年生で大学受験中心に進められるなど、学年に合った対策が進められるかもチェックします。
レベルが合っているか
各通信教育により学習のレベルは異なります。大学受験の基礎レベルから難関大・最難関大の入試レベルまで、自分に合ったレベルの通信教育を選びましょう。
目的に合った講座内容か
定期テスト対策や受験対策、推薦対策や英語4技能対策など、ニーズに合った学習ができるか確認が必要です。
ニーズに合ったサポート体制か
学習スケジュールの管理ができるか、添削指導が受けられるか、質問・相談のサポートが受けられるか、ニーズに合ったサポートが受けられるかも選ぶポイントとなります。
【2025年】高校生におすすめな通信教育6選を徹底解説!
高校生におすすめな通信教育を厳選紹介しています。
高校生向け通信教育6選一覧
塾名 | 特長 | 受講料金(税込) |
---|---|---|
スマイルゼミ | タブレット1台で7教科32科目対応。英語・国語で教科書準拠、定期テスト対策に強い。志望校逆算カリキュラム。 | 2025年度 (高1・2)17,380円~/月 (高3)19,580円~/月 |
Z会の通信教育 | タブレット中心。苦手対策から東大・京大・難関大入試まで。添削指導あり。(一部講座で紙教材) | 2025年度 高1・2生 5教科13科目の例 (高1)15,750円~/月(高2)18,000円~/月 (高3)1教科 5,760円~/月 |
進研ゼミ | スマホとテキストで学習。志望大別のプラン、1教科受講でも全教科のデジタル教材が利用可能。 | 2024年度 (高1)6,480円~/月(高2)6,690円~/月(高3)9,950円~/月 |
スタディサプリ | プロ講師の動画授業見放題。担当コーチのサポートがつく合格特訓コースも提供。 | ベーシックコース 1,815円~/月 合格特訓コース 月額10,780円 |
学研プライムゼミ | 難関大受験向け。プロ講師の映像授業とオリジナルテキスト。必要なユニットごとに購入可能。 | 1ユニット(5回) 9,350円~ ゼミホーダイ 1科目月額8,800円~ |
すらら | 無学年式アニメーション教材。中学範囲までさかのぼり学習可。勉強が苦手な人、基礎固めに。 | 3教科 月額8,228円~ 5教科 月額10,428円~ |
定期テスト対策に強い!スマイルゼミ高校生コース
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スマイルゼミ高校生コースの基本情報
スタイル | タブレット学習 |
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レベル | 一般私大~難関国公立・最難関私立大 |
料金(税込) | <2025年1月28日時点の情報> 受講料:(高1・2)17,380円~/月(高3)19,580円~/月 専用タブレット代:10,978円 |
※記載の内容は2025年度のものです。
スマイルゼミ高校生コースは専用タブレット1台で情報を含む7教科32科目に対応しています。教科書準拠で英語・国語が教科書と同じ文章で学習できます(一部非対応の作品・教科書あり)。学校の授業進度に合わせた学習プランをタブレットが作成、苦手分野を自動で判定し専用プランを作ってくれるので、効率的に学習が進められます。
さらに一般入試対策として理解度・評定・興味のある分野から志望校マッチングも2025年7月以降提供、年2回の全国模試で合格判定、志望校逆算カリキュラムで合格までの最短ルートで受験勉強が進められます。
スマイルゼミ利用者の口コミ(※公式サイトの体験談を参考にまとめました)
推薦対策(定期テスト対策)も一般入試対策も進めておきたい高校生にスマイルゼミはおすすめ。公式サイトにて資料請求を受付中です。

Z会の通信教育 高校講座
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Z会の通信教育 高校講座の基本情報
スタイル | タブレット、大学受験は東大・京大・最難関で紙教材あり |
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レベル | (高1・2)スタンダードと東大京大(高3)東大・京大・最難関・早慶大・難関 |
料金(税込) | <2025年1月28日時点の情報> 2025年度受講料 高1・2生 5教科13科目の例 (高1)15,750円~/月(高2)18,000円~/月 高3生 1教科あたり5,760円~/月 ※表示金額は12か月一括払いの例 |
※記載の内容は2025年度のものです。
難関大学で実績の高いZ会の通信教育は質の高い良問と添削指導が大きな強み。タブレット学習はオープンカリキュラムで高校全範囲を学習でき、学校の進度に合わせたテスト対策や、受験に向けた先取り学習が進められます。
高1・高2講座はスタンダード講座と東大京大講座、大学受験講座は東大・京大・最難関・早慶大・難関の5つの講座と共通テスト攻略演習・小論文対策を用意し、志望大のレベルや目的に応じて受講できます。高1・高2講座は5教科13科目または3教科、大学受験講座は1教科から受講可能、大学受験講座の東大・京大講座は紙教材中心、最難関はタブレットと紙教材の使い分けとなります。
Z会の通信教育利用者の口コミ(※公式サイトの体験談を参考にまとめました)
難関大学を目指す高校生・受験生にZ会はおすすめ。公式サイトにて資料請求、お申し込みを受付中です。

進研ゼミ高校講座はスマホを活用、忙しい高校生におすすめ!
進研ゼミ高校講座/大学受験講座の基本情報
スタイル | アプリ・テキスト教材 |
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レベル | 日東駒専・産近甲龍レベルから東大・京大・国公立大医学部医学科まで |
料金(税込) | <2025年1月28日時点の情報> 2024年度受講費 (高1)6,480円~/月(高2)6,690円~/月(高3)9,950円~/月 ※表示の金額は12か月一括払いでの料金。今後料金に変更が出る場合があります。 |
進研ゼミ高校講座はテキストとスマホアプリを活用、平日はスマホで効率的に、テスト前や長期の休みはテキスト中心と、忙しい高校生が利用しやすい学習スタイルを提案しています。高校・教科書別で基礎力を養成、志望大別のプランで受験対策が進められます。1教科の受講でも全教科のデジタル教材が利用できます。
模試(ベネッセ総合学力テスト・進研模試 ほか)の結果から自分専用の「合格戦略書」を提案、わからないところは個別に質問・相談でき、英語4技能対策にも対応しています。
進研ゼミ利用者の口コミ(※公式サイトの体験談を参考にまとめました)
充実した学校生活を送りながら定期テストと大学入試の対策を進めたい、共通テストで8割突破を目指す高校生にも進研ゼミはおすすめです。
※講座内容は学年、年度により異なります。お申し込みの際は最新の情報を公式サイトにてご確認ください。
スタディサプリはコスパ良く基礎固めから受験対策まで対応!
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スタディサプリ高校講座/大学受験講座の基本情報
スタイル | 映像授業(オプションでチャットサポート) |
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レベル | 基礎~東大・京大ほか国公立・私立難関大 |
料金(税込) | <2025年1月28日時点の情報> ベーシックコース:月額2,178円/12か月一括払い 21,780円(月あたり1,815円) 合格特訓コース:月額10,780円 |
スタディサプリは1回約15分のプロ講師の授業で、苦手科目の克服から東大・京大・早慶上智などの難関大対策ができるオンライン学習です。動画授業が見放題のベーシックコースと、チャットによる担当コーチの学習サポートや質問対応が利用できる合格特訓コースから選択できます。
すべての講義で講師監修テキストつき(無料でダウンロード可能)、高校講座は4つのレベル、大学受験講座は東大・京大・一橋大や旧帝大、早慶、その他国公立・私立、共通テストなどの志望校対策講座を用意しています。共通テスト対策講座は6教科19科目に対応、英語のディクテーションや音読トレーニング機能でリスニング対策も行えます。
スタディサプリ利用者の口コミ(※公式サイトの体験談を参考にまとめました)
スタディサプリでは初回お申し込みで14日間の無料体験(※)が利用できるので、興味のある方はまずはお試しになってみては。詳細は公式サイトにてご確認ください。
※クレジットカード決済でのお申し込みで適用されます。14日間には無料体験初日が含まれます。

学研プライムゼミは難関大学を目指す受験生におすすめの映像授業!
学研プライムゼミの基本情報
スタイル | 動画授業 |
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レベル | 難関大向け |
料金(税込) | <2025年1月28日時点の情報> 受講料:1ユニット(5回)9,350円~ ゼミホーダイ:1科目(受験生講座)月額13,200円(高1・2)月額8,800円 |
学研プライムゼミは英語の竹岡広信先生や日本史の野島博之先生ほか、受験指導のプロ講師による映像授業とオリジナルテキストで学べるオンラインサービスです。オリジナルテキストは難関大の出題傾向や対策を熟知した実力派講師陣が執筆、志望大学や学習段階に応じて講座の選択や組み合わせが可能なユニット方式をとっており、必要なユニット(授業)のみ選択して購入できます。
月額受講プランのゼミホーダイや、東大対策、共通テスト対策、分野別対策ほか、難関大基礎力完成セット、共通テスト攻略セット、東大攻略セットなどのセット講座も提供しています。必要な分だけ受講できるので塾でとっていない科目、特に強化したい科目での受講にもおすすめです。
学研プライムゼミ利用者の口コミ(※公式サイトの体験談を参考にまとめました)
すららは基礎から学びたい人におすすめのオンライン学習
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2025年3月1日~2025年3月31日の期間にすららに入会した方は、入会金が無料に!さらに豪華賞品がもらえるユニットクリアチャレンジも実施中です!

すららの基本情報
スタイル | アニメーション教材 |
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レベル | 基礎~標準 |
料金(税込) | <2025年1月28日時点の情報> 受講料*:中高コース(3教科)月額8,228円~(5教科)月額10,428円~ 入会金:(3教科)11,000円(5教科)7,700円 *表示料金は4か月継続コース |
勉強が苦手、中学校で習ったことも身についていない・・・という高校生におすすめなのがオンライン教材の「すらら」です。すららは多くの塾や学校でも採用されている無学年式オンライン教材です。
アニメーションのキャラクターが「対話型」でわかりやすく解説授業、AIがつまずきを診断し最適な問題を出題します。無学年式なので学習状況に応じて先取りもさかもどり学習も対応、ゲームを攻略する感覚で楽しく学習できます。また担当のすららコーチが学習設計・進度を管理してくれるサポートもついています。
すらら利用者の口コミ(※公式サイトの体験談を参考にまとめました)
すらら公式サイトにて資料請求、お申込み受付中です。教材の無料体験も利用できます。

【目的別】高校生におすすめな通信教育は?
高校生におすすめな通信教育を目的別でピックアップしました。
難関大学受験対策におすすめの通信教育
東大・京大・医学部など最難関を目指すならZ会の通信教育と学研プライムゼミがおすすめです。スマイルゼミ、進研ゼミ、スタディサプリも難関大学対策に対応しています。
定期テスト・評定対策におすすめの通信教育
定期テスト対策におすすめなのが教科書対策ができるスマイルゼミと進研ゼミです。Z会の通信教育やスタディサプリもテスト範囲に合わせた苦手対策に効果的。基礎の基礎から理解したい人にはすららがおすすめです。
基礎固めにおすすめの通信教育
映像授業を何度も見直しできるスタディサプリは基礎固めにもぴったり。合格特訓コースなら質問対応もしています。テキストでの学習が苦手、教科書レベルから基礎固めしたい高校生にはすららがおすすめです。
高校生の通信教育選びに関するよくある質問
通信教育選びに関するQ&Aをまとめました。
部活で忙しい高校生におすすめの通信教育は?
部活で忙しい高校生に、スマホで移動中やスキマ時間にも学習しやすい進研ゼミやスタディサプリがおすすめです。スマイルゼミとZ会の通信教育(一部講座を除く)もタブレット完結型なので、スキマ時間に取り組みやすいです。
通信教育だけで大学受験対策は可能?
通信教育だけで大学受験することも可能です。合格体験談を見ると塾に通わず通信教育だけで合格できたという声も見かけられます。ただしすべての人に通信教育のみでの受験が適しているわけではありません。
通信教育だけで受験するなら
- 自学自習ができる(強い意志がある)
- 自分に合った通信教育を選ぶ
- 志望大学に見合った学力レベルを持っている
- 必要に応じて補助教材を活用できる
ことは最低限必要となります。
大学受験対策はいつから始めるべき?
学習状況や志望大学のレベルによっては高3からでも間に合わせることはできますが、理想は高1・2から準備するのがおすすめです。志望大学を決定し必要な入試科目など情報収集、高3夏までには受験科目の予習を終わらせ基礎固め、夏以降は実戦的な問題や過去問に取り組みます。また推薦入試も視野に入れて定期テスト対策も1年からしっかり行いましょう。
コスパの良い通信教育は?
今回ご紹介している中ではスタディサプリのベーシックコースが最安となっています。教科数が少なければZ会の通信教育や進研ゼミも取り組みやすい価格から受講できます。
まとめ
高校生におすすめな通信教育を、通信教育を利用するメリットや選ぶポイント、目的別のおすすめやよくある質問とともにご紹介してきました。気になる通信教育が見つかったならぜひ公式サイトをチェック、資料請求や無料体験などをご利用になってみてください。