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中高一貫校生の英語先取りはどこまで必要?進め方とおすすめの教材

教育情報

中高一貫校では英語の授業進度が速いこともあり、入学前から先取り学習を検討されたり、入学後も大学受験に向けた先取り学習を試行錯誤されるご家庭も少なくありません。

この記事では、中高一貫校に入学予定の方や、すでに通っている方向けに、英語の先取り学習の目安や進め方、おすすめの教材、注意したいポイントなど、わかりやすく解説しています。

※一部PRを含みます。

執筆者:まいにちマナブ
元個別指導塾講師。20年以上中学生や中学受験生を中心に指導、教室長、塾長の経験もあり。保護者の方と多数面談も行ってきました。2018年より当サイトの運営を開始。

中高一貫校生に英語の先取りがおすすめな理由

中高一貫校では早い段階から英語の学習が本格的に進みます。ここでは先取りがおすすめされる理由について見ていきましょう。

進みの速い授業に対応しやすくなるから

中高一貫校では英語の授業進度が速く、中学範囲の内容を1〜2年のうちに学び終えることも珍しくありません。そのため入学後に基礎から学び始めると、授業についていくのが大変になる場合があります。入学前に基本的な単語や文法に触れておくことで、授業内容を理解しやすくなります。

英語検定の対策に時間を割けるから

中高一貫校では英語検定の受検が奨励されているケースが多く見られます。難関大学を目指す生徒の中には、中学生のうちに2級や準1級を取得している生徒もいます。ただし、学校の授業や定期テスト対策と並行して検定対策を進めるのは、負担が大きくなりがちです。入学前に英語の基礎を身につけておくことで、入学後に英語検定の学習に時間を割きやすくなります。

一度つまずくと立て直しに時間がかかる教科だから

英語は積み重ねの教科のため、基礎となる単語や文法に抜けがあるとその後の内容も理解しにくくなり、授業についていくのが難しくなることがあります。先取り学習をしておくことで、つまずきを予防することができます。

中高一貫校入学前に英語を先取りしておくメリット

中学受験が終わると、しばらくはゆっくり過ごしたいと感じるご家庭も多いでしょう。ただ、入学までの期間は英語に少し触れておく良いタイミングでもあります。入学前に英語を先取りしておくことは、次のようなメリットがあります。

入学後の英語学習をスムーズにスタートできる

中高一貫校に入学すると、新しい環境や通学、部活動などに慣れるまで時間がかかることもあります。入学前に英語の基礎に触れておくことで授業を理解しやすくなり、英語学習をスムーズに始めやすくなります

中学受験後も学習習慣を保ちやすくなる

中学受験が終わると、反動で勉強から離れてしまうお子さまも少なくありません。英語の先取り学習を少しずつ続けておくことで、無理なく学習習慣をつけることが可能です。

入学前のうちに英語力の差を縮められる

中高一貫校にはすでに英語学習を進めている生徒や、英語検定を取得している生徒もいます。入学前はそうした生徒との差を少しずつ縮められる、チャンスの時期でもあります。

入学前はどこまで英語の先取りを進めておくと良い?

入学前の先取りの目安は中1英語の基礎となります。ただし学校の進度や今の英語レベルによって、進め方は変わってきます。

まずは中1英語の基礎を目標にする

まずは中1レベルの英単語や文法の基礎をマスターすることを目標にするのがおすすめです。中1英語では基本的な単語やbe動詞・一般動詞・canなどの基礎文法を学びます。こうした土台を作っておくことで、入学後に授業の内容を理解しやすくなります。

余裕があれば中2〜中3レベルまで

進学校に進学するお子さまの場合、余裕があれば中2〜3レベルまで先取りを進めたり、すでに英語検定で3級を取得しているような英語学習経験者の場合、高1レベルの内容まで進めるケースもあります。ただし理解が追いつかないまま先へ進むと負担になりやすいため、無理な先取り学習は進めないことも大切です。

入学前に押さえておきたい英語の基礎

小学校以外で英語学習を進めていない場合は、入学前の先取りとして英単語・フォニックス・文法の基礎といった基本的な内容を押さえておくのがおすすめです。ここでは、入学前に身につけておきたい英語の基礎を紹介します。

英単語

英語学習を始めるにあたって、まずは基本的な単語を覚えることが大切です。中1レベルの単語を理解しておくことで、教科書の英文も読みやすくなります。意味はもちろん、つづりや発音も覚えていきましょう。市販の単語教材や単語アプリが単語学習に利用できます。

フォニックス

フォニックスはスペルと発音の関係を学び、正しい読み方ができる学習法です。フォニックスを理解することで英単語の発音やつづりを覚えやすくなり、英語を読む力の土台づくりにも役立ちます。

基礎文法

中1範囲の英語では、be動詞と一般動詞の使い分けや疑問文の作り方など、基本的な文法を学びます。特に三単現は生徒がつまずきやすいポイントの一つです。こうした基礎文法にあらかじめ触れておくと学校の予習も進めやすくなり、授業の内容も理解しやすくなります。

中高一貫校入学後の英語の先取りはどう進める?

中高一貫校では授業の進度が速いため、まずは学校の授業をしっかり理解することが大切です。その上で余裕があれば、英単語や文法、英語検定の対策などを少しずつ先取りしていくと、英語力をさらに伸ばしやすくなります。

文法の先取り学習を進める

基本は学校の授業に合わせて、予習をする程度で十分です。余裕がある場合は、学校で配られる副教材などを活用しながら少し先の文法まで理解を進めておくと、授業がより理解しやすくなります。

英単語の先取り学習を進める

語彙力は英語力の土台になります。中高一貫校では中学生のうちに高校基礎~標準レベルの英単語まで習得しておくと、今後の学習や長文読解にも役立ちます。余裕があれば大学入試レベルの難易度の高い単語も先取りしておくと良いでしょう。

英語検定の対策を進める

中高一貫校だと、中学生のうちに準2級〜2級、高校では2級〜準1級を目標にするケースも多くあります。検定対策を進めることで語彙力を増やし、リスニングや長文読解の力もバランスよく伸ばすことができます。

英語の先取り学習におすすめな教材

中高一貫校生の英語先取りにおすすめな教材を、単語と文法に分けてご紹介します。
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英単語の先取りにおすすめの教材

『中学英単語をひとつひとつわかりやすく。』は入学前の単語学習に親しみやすい教材が良いという人に向いている教材です。収録単語数は1500語で、小学校で習う単語も少し紹介されています。

中学英単語をひとつひとつわかりやすく。(楽天ブックス)

中学分野の英語をしっかり身につけたい、5級レベルはマスターしているという人に、高校入試レベルのターゲットがおすすめです。中高一貫校生なら1~2年生で完成を目標にできます。

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高校範囲の基礎単語を予習したいという人には『ターゲット1200』、検定3級はすでに取得、大学受験に向けて単語力をしっかり磨きたい人に、『ターゲット1900』がおすすめです。

英単語ターゲット1200(楽天ブックス)

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文法の先取りにおすすめの教材

先取り学習では、まず中学英語の基礎をやさしく解説した教材を使うのがおすすめです。難しい問題集に取り組むよりも、基本的な文法の考え方を理解することを目標にしましょう。

英文法を基礎から身につけたいという人におすすめな参考書の一つが『英文法パターンドリル』のシリーズです。学年や英語学習の状況に応じて、合ったものをお選びください。

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中2英文法 パターンドリル(楽天ブックス)

中3英文法 パターンドリル(楽天ブックス)

中学英文法 パターンドリル 中学全範囲(楽天ブックス)

高校英文法 パターンドリル 超基礎編(楽天ブックス)

『ポラリス』の1だと、高校英文法の教科書~共通テストレベルの英文法が学べます。

大学入試問題集 関正生の英文法ポラリス[1 標準レベル](楽天ブックス)

中高一貫校生におすすめな教材は次の記事でも紹介しています。

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中高一貫校の英語先取りで気をつけたいポイント

中高一貫校生の英語先取りで気をつけたいポイントをまとめました。

無理な先取りはしない

先取りは理解できる範囲で進めることが大切です。内容を十分に理解しないまま先へ進むと、かえって英語が苦手になることもあります。無理のないペースで進め、ただ先へ進めるだけでなく、振り返りも時々行いましょう。

まずは学校の授業を大切にする

中高一貫校では授業の進度が速く、学校の教材も大学受験を見据えたものや、ハイレベルな内容のものが使用されていることが多いです。先取り学習をする場合でも、まずは学校の授業や課題を優先することが大切です。

必要に応じて塾を活用する

自分だけで学習を進めるのが難しい場合は、塾を利用するという選択肢もあります。中高一貫校のカリキュラムに対応した塾を選ぶと、学校の進度に合わせた予習も進めやすいです。

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まとめ

中高一貫校入学前から英語の先取り学習をしておくことで、学校の勉強の理解を深められ、つまずきの予防になるだけでなく、学習習慣の確立にも役立ちます。

学校以外で英語学習を進めていない場合、まずは中1範囲の単語と文法の基礎を入学前までに完成させることを目標にするのがおすすめです。4級や3級をすでに取得しているなら、中3~高校基礎レベルも視野に入れて良いでしょう。

大学受験を見据えたカリキュラムや教材を使用している中高一貫校では、学校の勉強そのものが受験対策の土台となります。先取りは今の学年や学習状況に応じて、取り組みやすい教材で基礎固めをしていき、基本的には学校の勉強を重視すること、無理のない範囲で進めることも大切です。

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