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中高一貫校生の数学先取りはどこまで必要?進め方とおすすめの教材

教育情報

中高一貫校では数学の授業進度が速く、難易度の高い内容に早い段階から触れることもあり、差がつきやすい教科です。入学前から先取り学習を検討されたり、入学後も大学受験に向けた先取り学習を試行錯誤されるご家庭も少なくありません。

この記事では、中高一貫校に入学予定の方や、すでに通っている方向けに、数学の先取り学習の目安や進め方、おすすめの教材、注意したいポイントなど、わかりやすく解説しています。

※一部PRを含みます。

執筆者:まいにちマナブ
元個別指導塾講師。20年以上中学生や中学受験生を中心に指導、教室長、塾長の経験もあり。保護者の方と多数面談も行ってきました。2018年より当サイトの運営を開始。

中高一貫校生に数学の先取りがおすすめな理由

中高一貫校では数学の進度が速く、高校範囲に早い時期から入ります。ここでは数学の先取りがおすすめされる理由について見ていきましょう。

一度つまずくと立て直しに時間がかかる教科だから

数学は積み重ねで理解を深めていく教科です。算数が得意だった生徒でも、中学に入ってつまずくことは少なくありません。先取りで基礎を理解しておくことで苦手意識を持ちにくくなり、授業にもついていきやすくなります。

進みの速い授業に対応しやすくなるから

中高一貫校、特に進学校では数学の授業進度が速く、中学範囲の内容を1〜2年のうちに学び終えることも珍しくありません。幾何分野などは理解するのに時間がかかることも多いため、先取りで早い時期から問題に取り組むことで、学習の定着度を高めることが可能になります。

大学受験に向けて学習時間を確保しやすくなるから

理系学部や医学部医学科では、高校数学でも難易度の高い数ⅢCが範囲になることが多いです。中学内容の数学を早めに理解しておくことで高校数学の学習に時間をかけやすくなり、大学受験の準備も進めやすくなります。

中高一貫校入学前に数学を先取りしておくメリット

中学受験が終わると、しばらくはゆっくり過ごしたいと感じるご家庭も多いでしょう。ただ、入学までの期間は数学に触れておく良いタイミングでもあります。入学前に数学を先取りするメリットを整理しました。

入学後の数学学習をスムーズにスタートできる

中高一貫校の授業は小学校と異なり、非常に速いスピードで授業が進められ、初見で理解できない内容を授業で扱うことも多々あります。入学前に基本的な計算や考え方に触れておくことで、数学の授業を理解しやすくなります。また、受験終了後に反動で勉強から離れてしまうお子さまもいますが、先取りを進めておくことで学習習慣もつけやすくなります。

中学数学の考え方に早く慣れることができる

中学数学ではマイナスの概念や文字式・方程式のルールなど、算数とは異なる考え方を学びます。数学の先取りを少しずつ進めておくことで、授業が始まっても戸惑いにくくなります。

数学への苦手意識を持ちにくくなる

数学が苦手という生徒は多いです。最初の単元でつまずくと、勉強への自信を失ってしまう恐れがあります。入学前に数学を先取りしておくことでつまずきを予防でき、数学の学習にも取り組みやすくなります。

入学前はどこまで数学の先取りを進めておくと良い?

入学前の先取りの目安は中1数学の基礎(代数中心)となります。代数の基礎を固めておくと、入学後の授業にもついていきやすいでしょう。ただし先取りの目安は、学校の授業のレベルや進め方などにより変わってきます。

まずは中1数学の基礎を目標にする

入学前の先取りでは、まず中1の代数で習う正負の数や文字式、一次方程式などを理解しておくことを目標にすると良いでしょう。中学数学の土台となる内容を確認しておくことで、授業の理解がスムーズになります。

余裕があれば中1範囲の幾何も予習

余裕があれば、正負の数・文字式・方程式に加えて、平面図形・空間図形など幾何の中1範囲にも触れておくと、入学後の学習にも対応しやすくなります。

進度の速い学校では1次関数まで進めるケースも

進学校などでは数学の授業進度が速く、中学範囲は早い段階で終えることが多いです。数学が得意な場合や学習経験がある場合は、不等式や1次関数まで予習するケースもあります。ただし、無理な先取りは避けるようにしましょう。

中高一貫校入学後の数学の先取りはどう進める?

中高一貫校、特に進学校では数学の授業進度が速い上に、難易度の高い内容を扱うことが多いです。医学科や最難関理系を志望する場合など、学校より先取りが必要なケースがあるかもしれませんが、基本的には学校の授業に合わせて予習を取り入れる程度で十分で、無理に先取りをする必要はありません。

まずは学校の授業をしっかり理解する

学校の授業や課題を中心に学習することで、数学の土台をしっかり固めることができます。予習や復習を行って、定着度を高めるようにしましょう。

余裕があれば問題演習を増やす

先取り学習よりも、学校で学んだ単元の演習量を増やすことで、実戦力を高めることができます。中学内容が一通り終わっていれば学校の教材とは別に、大学受験向けの市販教材に取り組んでみるのも良いでしょう。

数学が得意なら発展的な学習に取り組む

小学生のうちから中学数学や高校数学を学んでいたり、数学が非常に得意という人であれば、数学検定や数学オリンピックなど発展的な学習に取り組んでみることで、さらに数学の実力に磨きをかけることができます。

数学の先取り学習におすすめな教材

中高一貫校では検定外教科書を使用し、独自のカリキュラムが組まれていることも多く、先取りでも学校の教科書や副教材を使って進めるのが理想です。しかし、これらの教材は入学後や3月中旬以降に配布される場合も多いため、入学前の先取りでは教材が届くまでは取り組みやすい市販教材を使うのがおすすめです。
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春休みの予習に取り組みやすいやさしい教材

数学に苦手意識がある場合は、まず基礎をやさしく解説した予習用教材から始めると安心です。春休みの先取り用教材を使って、正負の数や文字式など中1数学の基本に慣れておくと、入学後の授業にも対応しやすくなります。

『2週間でさきどり追いつき 中学数学』は2週間で方程式まで予習できます。くり返し解いて定着度を高めることができます。

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中1数学を一通り学べる基礎レベルの教材

中1数学を体系的に学びたい場合は、基礎レベルの問題集を使って一通り触れておくことができます。

『中1数学をひとつひとつわかりやすく。』は左ページに解説、右ページに演習の構成で、基礎から学べることができ、先取りで基礎固めするのに適したレベルです。ただしこのシリーズは問題量が少ないので、物足りなければ別途問題集を用意すると演習量を確保できます。

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『ニューコース』は基礎固めから応用力まで養成できる問題集です。

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入学後の予習や演習に役立つ教材

基本的に入学後は学校教材を使うのがおすすめですが、検定外教科書の予習・復習に役立つ教材や、演習用に難易度の高い問題集に取り組むのも効果的です。ただしご購入の際は学校で配付される教材と同じものでないかご確認ください。

中高一貫校の数学のカリキュラムに合った参考書『チャート式体系数学』シリーズは、日々の予習・復習に活用できます。

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『最高水準問題集 特進』は難関高校の入試問題でも難問を集めた問題集で、ハイレベルな問題を扱う中高一貫校の生徒にも利用されています。

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高校数学に入ったら『チャート式 基礎からの 数学』(青チャート)が日々の学習に使いやすいです。難関大学受験に向けた基礎から応用力までつけられます。

改訂版 チャート式 基礎からの 数学1+A(楽天ブックス)

中高一貫校生におすすめな教材は次の記事でも紹介しています。

【目的別】中高一貫校生におすすめ!数学問題集7選と苦手克服のコツ
中高一貫校中学生におすすめな数学問題集を厳選!体系数学を使っている人、数学が苦手な人、医学部・難関大学を目指している人に分けて、それぞれおすすめな教材を紹介、数学が苦手な人向けに学習のコツも解説!
スタディサプリの中高一貫校生向け活用法|メリットと気になる点も解説
中高一貫校中学生に向けて、スタディサプリの科目別活用法をまとめ、ニュートレジャーや体系数学を使っている中高一貫校生向けの使い方も解説!スタサプの特徴やメリット・デメリット、合わない人、その他の中高一貫校生におすすめ通信教育もまとめました。

中高一貫校の数学先取りで気をつけたいポイント

中高一貫校生の数学先取りで気をつけたいポイントをまとめました。

無理な先取りはしない

先取りは理解できる範囲で進めることが大切です。内容を十分に理解しないまま進めても、学習効果を高めることが難しいです。無理のないペースで進め、ただ先へ進めるだけでなく、振り返りも時々行いましょう。

まずは学校の授業を大切にする

中高一貫校では授業の進度が速く、学校の教材も大学受験を見据えたものや、ハイレベルな内容のものが使用されることが多いです。先取り学習をする場合でも、まずは学校の授業や課題を優先することが大切です。

わからないところは早めに解決する

数学は積み重ねの教科のため、わからないところを放置するとその先の学習も理解を深めにくくなることがあります。疑問点は学校や塾の先生に聞くなどして、早めに解決しておきましょう。

必要に応じて塾を活用する

一人で家庭学習を進めるのが難しい場合は、塾を利用するという選択肢もあります。中高一貫校のカリキュラムに対応した塾を選ぶと、学校の進度に合わせた予習も進めやすいです。

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まとめ

中高一貫校入学前から数学の先取り学習をしておくことで、学校の勉強の理解を深められ、数学への苦手意識を持ちにくくなり、学習のペースもつかみやすくなります。

入学前の先取りでは、中1の代数を中心に方程式まで予習しておくのが一つの目安となります。余裕があれば幾何の中1範囲である平面図形や空間図形も進め、さらに進みが速い進学校であれば不等式や一次関数も基礎を確認しておくと、授業についていきやすいです。ただし無理な先取りは禁物です。

入学後は基本的には学校の勉強を重視し、進度に合わせて予習を進める程度でも十分です。最難関大の理系や医学科などでは、学校より少し先取りが必要なケースもあるかもしれません。

学校のペースや難易度、今の学力や目標などをふまえ、自分に合った教材で無理のない先取り学習を進めることで、中高一貫校の数学に取り組みやすくなります。

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