大学受験のための予備校・塾選びのポイントは?【レベル・実績・学費の他に?おすすめの予備校・塾も厳選して紹介】

大学受験のための予備校・塾選びのポイントは?【レベル・実績・学費の他に?おすすめの予備校・塾も厳選して紹介】

大学受験を独学で乗り切るのはとても無理。でもどんな予備校や塾を選んだら良いのかわからない…

という受験生や大学受験予定の中高生とそのご家庭に向けて、大学受験のための予備校・塾選びのポイントをまとめました。よろしければ予備校・塾選びの参考にしてください。

大学受験のための予備校・塾選びのポイントは?

大学受験のための予備校・塾選びのポイントとして、次のことがあげられます。

  • 予備校・塾のタイプ
  • レベルに合ったコース
  • 校舎・教室の場所
  • 時間割や授業の時間帯
  • 合格実績
  • 講師の評判
  • サポート態勢
  • 学費
  • 予備校・塾の雰囲気

予備校・塾のタイプが合ってる?

予備校・塾にもいくつかのタイプがあります。大まかなくくりですが、予備校・塾を次のタイプに分けてみました。(集団指導の予備校・塾でも映像授業や個別指導のコースを開設していたり、四谷学院のように個別も集団も実施するなど、タイプが重複しているところもあります。)

  • 集団指導型の予備校・塾  … (例)駿台、河合塾、代ゼミ、Z会進学教室
  • 映像授業型の予備校・塾  …(例)東進、河合塾マナビス
  • 個別指導型の予備校・塾  … (例)四谷学院、トーマス、坪田塾、武田塾

集団指導型の大手予備校では有名講師の名講義が直接聞けるのがメリット。もちろん講義を聞いているだけではダメで、習ったことをしっかり身につけるよう演習の時間をとったり習ったことが定着している確認するなどの「自己管理」が必要です。ただし最近は大手予備校でも進路指導以外に学習のサポートが充実、駿台ではコーチングやAI学習アプリも活用したり、個別指導を行っている予備校もあります。

校舎には通うけど授業を直接受けるのではなく、映像授業と個別対応で進めるタイプの予備校もあります。授業を早送りできたり、わからないところは戻って確認することができます

個別指導塾は直接講師にわからないところを聞けたり、自分のペースで進められるのがメリットですが、指導力のない講師だと生徒のペースに合わせすぎて、かえって生徒の力が伸ばせないというデメリットがあります。しっかりと大学受験に実績のある個別指導塾を選びましょう。四谷学院のように個別指導と集団授業と組み合わせるという独自のスタイルをとっているところも。

最近では「ビリギャル」で有名な坪田先生の塾(坪田塾)や、授業をしない塾としてメディアでも取り上げられている武田塾など、自習時間に重きを置いている個別指導塾もあります。

レベルに合ったコースやカリキュラム?

各予備校や塾で得意な志望大学やお子さんの層があります。レベルに合ったコースやカリキュラムなのかも要確認です。難関大学や医学部志望なら、専門のコースを設置している予備校・塾がおすすめです。ただし予備校でトップクラスのコースに入りたい場合、講座やコースを受講するための「認定」が必要です(模試の成績などが判断材料に)。

なお東大・京大・医学部医学科に強いと言われている駿台では、苦手教科が多い人向けのプレミアムサポートコースを設置。AI教材を駆使したり、コーチングメソッドを取り入れた指導をしています。自習室やいつでも質問できるアプリも提供。目標は高いけれど、1人だと勉強が進められなくて…という人にもおすすめです。その他の予備校でも特色あるコースやカリキュラムがあるので、チェックしてみると良いでしょう。

校舎・教室は通いやすい場所?

予備校・塾の立地も重視したいところ。家から遠いと通うのが負担になります。高卒生なら毎日の通勤ラッシュ、なるべく長時間味わいたくはないですよね。現役生の場合は学校の帰りに寄ることも考慮に入れて、通いやすいところを選ぶのがおすすめです。校舎が遠い人はオンライン対応のコースを設置している予備校・塾を探すという手もあります。

時間割や授業の時間帯が合っている?

現役生なら学校帰りに間に合うどうか、高卒生なら自宅と予備校の距離により、授業のスタート時間にも気をつけたいところです。振替制度のある予備校も多いですが、なるべく負担がない方が良いでしょう。

1コマの授業時間も判断材料にしても良いかもしれません。例えば駿台では1コマの授業が50分授業、河合塾では90分授業です。駿台では高校の授業と同じ50分にすることで、集中して勉強しやすいというメリットがあります。河合塾では90分(またはそれ以上)授業にすることで、1回の授業で多くのことが学べて集中力がつけられるというメリットがあります。この辺りは好みが分かれるところかもしれません。

合格実績は良いか?(志望大学の合格実績は?)

予備校・塾の合格実績はやはり重要です。駿台や河合塾のような大手予備校は生徒数が多いとはいえ、東大・京大・早慶など超難関大の合格実績が非常に高いです。それだけ難関大入試のノウハウがあるということでしょう。

大手予備校にこだわっているわけではない、そこまで難関大を狙っているわけではないというのであれば、志望大学(もしくは同レベル)の合格実績を出しているかも予備校・塾選びのポイントになるでしょう。いくら有名予備校や塾と言えど実績が難関ばかり、志望している中堅私大の実績が少なければそのレベルの生徒にフォローが少ないということが考えられます。

講師の評判は良い?

講師の評判も予備校・塾選びに重要。特に大手予備校には多くの有名・人気講師が在籍、講師やテキストの質が良いと評判です。特に難関大学を狙っている受験生には有意義な講義が聞けるでしょう。ただし模試の判定結果によっては希望のコースに入れないことも。

しかし中堅予備校や個別指導塾でも良い講師がいます。基本から教えてほしい、模試の判定が悪すぎる…という人は自分の力を引っ張り上げてくれそうな講師のいる予備校や個別指導塾をセレクトするのがおすすめです。

サポートがしっかりしてる?

授業をするだけで他のサポートが手薄では心もとないですよね。進路相談や学習に関する悩みの相談が気軽にできるか、わからないことを質問できるか、自習室があるのかも予備校・塾選びのポイントになります。どんなに良い授業を受けたとしても予習や復習をしなければ効果が上がらず、問題を解いたり理解度をチェックしなければ習ったことが定着しているか自分でもわかりません。特に1人だと勉強できない人は自習室やプラスαのサポートが充実しているところが良いでしょう。

学費は予算内?

学費が予算内であるかも予備校・塾選びのポイントに。大手予備校はサポートが手厚い分、学費もかなり高めに設定されてます。高卒生だと入会金+年間の授業料で80万円以上、さらに講習費も入れると年間トータル100万円以上はかかります。中堅の予備校だともう少し抑えめ、60~80万円程度に。

個別指導塾だと各生徒によりプランが大きく異なるため、はっきりとした料金が公式サイトなどを見ても示されていないことがあります。月あたり〇万円~とお手頃そうに見えて、週に何回も通ったり講習会費を入れると大手予備校並みに料金がかかることも。ある程度予算がある場合でも個別相談で年間でどれぐらいになるのか確認をしておいた方が良いでしょう。

予備校・塾の雰囲気が合っている?

予備校や塾の雰囲気が合っているかどうかも予備校・塾選びのポイントになります。予備校・塾のカラーが合うかどうか、自習室の雰囲気はどうか(みんな集中して勉強してるか)、校舎はきれいかどうか…など人によってこだわりのポイントがあるでしょう。気にならない人もいるかもしれませんが、細かいところが気になるタイプなら事前に確認しておくことがおすすめです。

大学受験におすすめの予備校・塾厳選4つを紹介

大学受験におすすめの予備校・塾を厳選してご紹介します。集団型からは大手予備校代表の駿台と河合塾、映像授業の東進、特色のある個別指導塾代表として坪田塾をご紹介します。

駿台予備校

駿台予備校の基本情報

校舎・教室 34校舎(首都圏・関西・北海道・愛知・静岡・広島・福岡)
授業形式 集団型(授業時間50分)
合格実績(’21年) 東大1,474名、京大1,432名、早稲田3,738名、慶應2,887名、医学部医学科3,779名
学費の目安 高3生(3講座)60万~、高卒生で90万~<入会金込み、講習費は別途>*

*詳しい講座・コースごとの料金は公式サイトのデジタル案内書で確認できます。

大手予備校の駿台予備校は全国に30以上の校舎があり、特に首都圏はアクセスのしやすさがメリット。オンライン授業対応コースや、校舎まで通いやすい指定寮もあります。中高生が対象の現役フロンティアと、高卒クラスがあります。

予備校の中でも特に東大・京大・医学部医学科の合格実績で群を抜いています。多数の有名講師が在籍、講師の質が高いことでも知られてます。


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駿台の授業時間は高校と同じ50分授業で座席は指定制(ぼっちになるのが不安な人に良さそう?)、自習室は個室型と教室型の2タイプあります。

特に高卒クラスでは志望代に対応したコースのラインナップが豊富。東大や早慶、医系はもちろんのこと、GMARCHや有名私大の対策にも力を入れていて、基礎から学びたい人のためにコーチングやICT教材を活用したプレミアムサポートコースも2021年から設置しています。駿台品質の授業は魅力だけど、ついていけるか心配、苦手教科が多くて基礎から進めないと…という人に駿台のプレミアムサポートコースがおすすめです。

駿台「プレミアムサポートコース」の特長

  • 基礎を徹底、ICT教材を使い講師が学習コーチング
  • atama+など多数のICT教材とアプリを提供
  • 1人1台タブレットを貸与

また駿台では家にいながらでも質問できる、質問アプリmanaboも提供。顔も名前も相手に知られないので気軽に使えるのがメリット。回答してくれるのは主に東大・京大他難関大に在籍してる現役大学生です。



進路アドバイザーやクラスリーダー、バイリンガル・インストラクターなどのヒューマンサポートが充実しているのも駿台のメリットです。Z会ともコラボしているので、長文添削や答案作成力に磨きをかけられるメリットも。受け身になりがちな集団授業だけでなく、一人一人にもしっかり対応しているのが駿台の強みでもあります。実績や質の高さとともに、あらゆる角度からサポートしてくれる予備校をお探しなら、駿台予備校はおすすめです。

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河合塾

河合塾の基本情報

校舎・教室 現役52校舎/高卒32校舎
授業形式 集団型、1回90分授業
合格実績(’21年) 東大1,207名、京大1,217名、早稲田5,396名、慶應3,233名、医学部医学科4,506名
学費の目安 高3(3講座)60万円弱~、高卒 85万円~<入会金込み、講習費は別途>

*詳しい講座・コースごとの料金は公式サイトのデジタルカタログで確認できます。

河合塾も駿台に並ぶ大手予備校の一つ。東大・京大・医学部医学科に多数の実績がありますが、早慶やGMARCH、日東駒専などの有名私大にも多くの合格実績を出しています

河合塾も有名講師が多く在籍していますが、講師の質とともにテキストの質の高さも注目するところでしょう。チームで作成しているテキストには全国120大学の入試問題や模試の分析結果、受験者からリサーチした結果が落とし込まれています。(実際に多くの大学で河合塾のテキストや模試の問題が的中。)予習・授業・復習を進めやすい構成になっているのもポイントです。


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最適なカリキュラムと自習室やラウンジを提供、講師に質問しやすいオープンな雰囲気も河合塾の特長です。河合塾OneなどのAI教材も活用されています。

河合塾の塾生は河合塾Oneを無料で利用できますが、河合塾Oneのみ月額4,378円で利用することができます。英語・数学・古文・物理・化学・日本史・世界史に対応)部活で忙しくて予備校に通うのはまだ厳しいかな…という高校生におすすめのAI教材です。河合塾Oneの有料会員になると、河合塾グリーンコース、大学受験科の入会金が無料になります。7日間の無料体験つき

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河合塾Oneの口コミ・評判・使ってみた感想

河合塾では対面授業以外にも、校舎あるいは自宅で学習できる映像授業の河合塾マナビスも展開しています。こちらの受講費は1講座(90分)あたりで3,820円、20講座で76,400円となります。(受講費以外に入会時に事務手数料と毎月の学習サポート費がかかります。いずれも5,500円。)

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東進

東進の基本情報

校舎・教室 約1000校舎(全国)
授業形式 映像授業型
合格実績(’21年) (現役生のみ)東大816名、京大461名、早慶5,193名
学費の目安 (高3通期5講座+私大対策)約60万円*~<入会金込み、講習費、模試代等は別途>

*単科の受講料77,000円×5講座、過去問演習講座の私大対策(添削付き)をとった場合の目安。他の講座もとるようおすすめされるかも。ネットの情報では100万ぐらいかかるとも。

東進には東進ハイスクールと東進衛星予備校がありますが、東進ハイスクールは株式会社ナガセの直営の予備校で、東進衛星予備校はフランチャイズとなっています。全国に多数の校舎がありますが、在宅受講コースもあります。

中学生・高校生・高卒生が対象ですが、現役合格の実績にこだわりがあり、東大など旧帝大や医学部医学科、早慶上理などの難関私立や、多くの国公立・私立大学で現役合格者を出しています。(東大現役合格者の2.8人に1人は東進生。)

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東進には林先生、安河内先生、苑田先生など多数のカリスマ講師が在籍。実力のあるプロ講師の映像授業を(通期)90分×20回が基本、映像授業なので普通なら1年かけて受ける授業を最短2週間~1か月の短期間で済ませることもできます。通期や講習以外にも、AIによる学習診断つきの志望校別単元ジャンル演習講座など、多様な講座も提供しています。

もちろん映像授業を見るだけでなく、担任と担任助手が学習をサポート。志望校合格までのプランを立ててくれ、日々の学習状況がチェックされます。また東進独自の学習管理システム「東進学力POS」により、確認テストや講座修了判定テストの受験も、校舎だけでなく自宅からも受けられます。

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坪田塾

坪田塾の基本情報

校舎・教室 15校舎(東京・名古屋・大阪・神戸)とオンライン(オンラインは高校生・高卒生のみ)
授業形式 個別指導型
合格実績(’21年) 早稲田・慶應・明治・中央・青山学院・神戸・立命館・関西・関西学院・同志社・都立大他(公式サイト合格体験記参照)
学費の目安 高3生、2時間×週3回で月あたり授業料約55,000円(1時間あたり2,300円で計算)*
<別途費用あり>

*公式サイト記載の情報をもとにした、都内校舎での授業料目安(高めに見積もってます)。学年、コース、教室によって異なることがあります。詳しくは教室までお問合せください。

坪田塾といえばあの「ビリギャル」を書いた坪田信貴先生の塾。対象は中学生・高校生・高卒生です。坪田先生の著作やドキュメンタリー、映画「ビリギャル」を見たことがある方は坪田塾の独特な進め方をご存知かもしれません。

坪田先生の「ビリギャル」。(Amazonより)

坪田塾では自習を中心にした指導で、「勉強の仕方を教える→市販のテキストで勉強、講師に質問→学習範囲の定着→テストと未定着分野の確認」という流れで勉強を進めていきます。普通の個別指導塾のような一方通行の指導時間がありません。

この方式は特に勉強が苦手な人に効果的なやり方です。筆者も長く個別指導塾で指導にあたっていますが、個別指導塾のスタイルはどちらかといえば自分から活発に質問をしてくる成績上位のお子さんに合っています。日ごろの学習時間が少ないお子さんは授業では理解できても、演習時間が少ないので成績につながらないことも。ただし成績があまり良くないお子さんでも、授業時間以外に自学自習をしっかり進めることで劇的に成績を上げられたケースもありました。

坪田塾では心理学を活用した支える指導と「子」別指導で、教科を超えて講師がチームになって生徒をサポートしていきます。坪田塾で勉強して英語の偏差値が2か月で38.7から60.3、数学の偏差値が7か月で56.2から69.0にアップしたという生徒も。

無料入塾説明会では坪田塾の指導メソッドを公開、入塾しなくても今後の学習に役立つ話が聞けるので、関心がおありでしたらまずは説明会だけでも参加してみてはいかがでしょうか。なお入会のお申し込みが殺到し、’21年7月現在で一部の校舎では順番待ちが出ています。お申し込みはお早めに

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まとめ

大学受験の予備校・塾選びのポイントと、おすすめの予備校・塾も少しご紹介させていただきました。合わない予備校・塾を選んでしまうと、ココにするんじゃなかったな…と公開する羽目になってしまいます。100%満足というのは難しいかもしれませんが、この予備校・塾にして良かったと受験が終わったときに思えるのが最高ですよね。今回の記事で何か役立つ情報が得られたら幸いです。

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駿台予備校
  • プロ講師の授業力
  • 校舎でも自宅でも質問OK
  • 自習室完備
  • レベル別オリジナルテキスト
  • AI教材で基礎固め
  • 進路も学習も個別サポート