日能研とサピックスの違いは?費用・実績・偏差値など比較!

塾・家庭教師

 

当サイトはプロモーションを含みます。
当サイトではCookie(クッキー)を使用しています。詳細はプライバシーポリシーをご確認ください。

中学受験の進学塾で有名な塾に日能研とサピックス(SAPIX)があります。

日能研といえば「シカクいアタマをマルくする」と「N」のバッグも有名。全国に多数の校舎を展開しています。

サピックスは首都圏を中心に展開している塾で、お住まいの地域によってはなじみが薄いかもしれません。特に難関中での合格実績で注目を集めています。

筆者(まいにちマナブ)が個別指導塾で講師をしていたときも、サピックス入塾の準備に通っているお子さんがいました。また日能研(出身)の生徒を見る機会も何度かありました。

この記事では(関東)日能研とサピックスの違いについて元塾講師が調査してまとめました。よかったら参考にしてください。

※記載の内容は情報取得時のものです。最新の情報は各公式サイトにてご確認いただくか、直接お問い合わせください。

広告

日能研とサピックスの特徴を比較

日能研とサピックスはどちらも中学受験塾ですが、カラーが異なります。

日能研

  • 6年生Wコース4科で70分×週9コマ
  • 何年生から通うべきかはお子さんにより異なる
  • 1教科専任のプロ教師が教える(アルバイト講師はいない)
  • 1クラスは25名程度
  • 質問は授業の前後、休み時間など(質問する時間にルールはない)
  • 自習室がある
  • 6年生の7~8割がお弁当を持っていく
  • クラス替えは4・5年生は2か月に1回、6年生は毎月

筆者が個別指導塾で塾講師をしていたとき日能研生を担当することもありましたが、6年秋以降のスケジュールがパツパツという印象があります。

受験生なら当然かもしれませんが、過去問対策できつそうにも見えました(過去問に取り組むのが遅め)。基本のカリキュラムは中堅校志望者に向いていると思われます。

サピックス

  • 思考力と記述力の養成を重視
  • 自発的に学習することを重視
  • 1クラス15~20名程度
  • 1~2か月ごとにクラス替え
  • 学力別クラス編成と志望校別コース編成
  • 6年生で週3日(平常授業は週2日、80分×3コマ)
  • 質問は授業後の質問教室で対応
  • 学生のアルバイト講師も教えている
  • 自習室がない
  • プリントが多い

サピックスは決して最難関校受験生のための塾ではないとしていますが、難易度の高さや実績からも難関校受験生向けの塾というのが世間でも認識されているようです。

難易度が高い問題を扱うので知的好奇心の強いお子さんが楽しく授業を受けられそうです。自習室がなく質問する時間も限られること、プリント整理が必要など、家庭のサポートがかなり必要と言われています。

個別指導塾や家庭教師を利用するご家庭も少なくありません。サピックスの場合は教材の難易度もあり、しっかり対応できる塾を選ぶ必要があります。

日能研とサピックスの校舎数・エリアを比較

日能研とサピックスの校舎数とエリアを見てみます。(※2024年3月25日時点での情報)

日能研は全国で150校舎以上(首都圏で90校舎以上)、北海道、東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、愛知、岐阜、兵庫、大阪、奈良、京都、香川、徳島、愛媛、高知、岡山、広島、福岡、大分、長崎、宮崎、熊本、鹿児島、沖縄に多数校舎を展開しています。

サピックスは50校舎(首都圏で45校舎)で東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫で校舎を展開しています。

日能研とサピックスの費用を比較

日能研とサピックスでかかる費用(首都圏の料金)を、公式サイトの情報をもとに比較しました。

受講コースやオプションにより料金が異なり、こちらに記載されていない料金がかかることもあります。あくまでも目安として参考にしてください。

※日能研1・2年の授業料はユーリカ!きっずの月謝、4~6年の料金はWコース4科の料金です。※2024年3月25日時点での情報です。

日能研 サピックス
入会金 (1年~3年)11,000円
(4年~6年)22,000円
33,000円
1年授業料 9,790円/月 22,000円/月
2年授業料 9,790円/月 23,100円/月
3年授業料 11,440円/月 25,300円/月
4年授業料 22,880円/月 45,650円/月
5年授業料 29,700円/月 57,750円/月
6年授業料 35,640円/月 66,000円/月
その他 講習費、育成テスト、公開模試、教材費・副教材費など
6年4科の例・・・育テ+模試前期10万円以上、教材費・副教材費前期4万円以上
特別講習費、書籍代、公開模試費用など

サピックスとの授業料を比較しても日能研の方がサピックスより安く設定されています。ただし日能研では育成テストの費用も結構かかり、2月~7月の前期は4科で4年生38,500円、5年生44,000円、6年生74,800円に。6年生で年間100万円以上が見込まれます。

大手中学受験塾の中でも日能研は比較的安いと言われ、ダイヤモンド教育ラボの記事*によると6年生は日能研で年間約111万円以上、サピックスは年間約125万円という試算も出されています。

参考:日能研公式サイト日能研まるわかりガイドSAPIX公式サイトFAQ、*ダイヤモンド教育ラボ「中学受験の大手4大塾の年間費用(料金)を比較!どの塾に通うのがお得なの?」

広告

日能研とサピックスの合格実績を比較

日能研は中堅~難関校まで幅広く実績を出しています。サピックスは公式サイトに「最難関校対象のための塾ではない」としていますが、実際は最難関校を目指す生徒が集まり、難関校での合格者数を多く出しています。

御三家のみで比較するとサピックスの合格者数が上回っています。

日能研

SAPIX

開成 38名 262名
麻布 59名 182名
武蔵 21名 59名
桜蔭 21名 189名
女子学院 54名 131名
雙葉 30名 45名

その他渋幕、渋渋、広尾、海城、聖光、栄光、豊島岡女子ほか多数の難関校でもサピックスは他の大手塾より合格者数で上回っています。

2024年の合格実績を見ると、難関校では開智やフェリス、人気の高い中堅~上位校などで日能研の方が数が上回っている学校がいくつか確認できます。(※2024年3月25日時点での情報)

日能研

SAPIX

開智 733 457
高輪 96 81
フェリス 71 68
横浜共立 73 42
山脇学園 182 86

日能研とサピックスの偏差値を比較

各学校の偏差値は模試の種類により異なった数字になります。日能研とサピックスではサピックスの方が低くなります。

偏差値の一例

日能研

SAPIX

開成 72 68
駒場東邦 66 60
芝(1回) 61 50
桜蔭 68 62
フェリス 62 54

※サピックスは2023年4月16日の模試をもとにした80%予想偏差値、日能研は2023年12月14日版のR4(80%)予想偏差値。下記参照元のデータを元に表を作成。※サピックスの偏差値参照元:リセマム「SAPIX男子偏差値」リセマム 「SAPIX女子偏差値」※日能研の偏差値参照元:日能研入試情報

日能研の偏差値が世間一般で思われている偏差値に近いのでしょう。サピックスの偏差値を見ると「なぜ芝やフェリスが50台」という疑問が出てきてしまいますが、サピックス偏差値50~60は上位~難関校になるようです。

日能研とサピックスに関する口コミ

日能研とサピックスに関する口コミをXより一部ご紹介します。

日能研は6年生のスケジュールがハード

日能研からサピックスに転塾したご家庭の口コミです。日能研だとほぼ毎日塾通いとスケジュールがハードに、復習する時間が十分とれないのがサピックスへの転塾の理由だそうです。アウトプットを塾でするのか家でするのか・・・どちらが効果的なのかはお子さんの学力状況やご家庭での勉強の関わり度合いにも左右されそうです。

SAPIXは親の負担多い、日能研は守備範囲広い

こちらは日能研・SAPIX以外の大手も含めた各塾の印象。一般に言われてる各塾のイメージなのでしょう。SAPIXは予習不要ということになってますが、その分家庭学習の時間が増え、親御さんの負担が増えたそうです。そしてターゲットは上位層。

日能研は中堅までのお子さんもしっかり伸ばすと。その分「逆転」の可能性もありそうです(あくまでも推測ですが・・・)。

SAPIXだと自己肯定感を持ちにくい

2020年入試版の各塾の偏差値表を比較すると、例えば、SAPIX偏差値49の栄東は、四谷大塚57、日能研58、市進61、首都圏模試71です。SAPIX偏差値は数字だけを見てしまうと自己肯定感が得られにくいですよね。

引用:Twitter

模試での話ですが、SAPIXだと偏差値が厳しい結果になるという口コミ。全体では上位クラスのお子さんでも、SAPIX内だと平均以下になってしまうことも。確かに自分に自信を持ちにくそうですよね・・・。

最難関校狙いのお子さんならどちらの塾でも大丈夫そうですが、どういう環境がお子さんに合いそうかを見極めた上で塾を選ぶと良いでしょう。

こちらの記事も日能研とSAPIXの違いについて詳しく書かれており、参考になります。入塾・転塾をご検討中の方にも。

【中学受験】日能研からSAPIXへ!転塾を決めた5つの理由(ポチたま中学受験)

広告

まとめ

日能研とサピックス小学部の実績やカリキュラム、口コミを確認しました。違いを簡単にまとめました。

  • 日能研 … 全国に教室、中堅~最難関まで幅広く対応、教材は基本も確認、塾にいる時間が長い
  • サピックス … 首都圏と関西、教材のレベルが高い、難関・最難関中志望の生徒が多い、家庭学習量が多い

中学受験は小学生にいきなり中学生レベル以上の勉強をさせるような、かなり「過酷」な戦いでもあります。成績優秀で「勉強って楽しい!」というお子さんなら受験勉強に楽しさを見つけられるかもしれませんが、かなりまれでしょう。

塾の授業だけですべてを理解するのは至難の業であり、当然ご家庭でのサポートも必要になります。特にサピックスは授業についていけないときのご家庭の負担が大きくなるかもしれません。

志望校と各塾の特性、また校舎についても確認の上、適切な塾選びをしていただくことをおすすめします。

タイトルとURLをコピーしました