【中学受験】日能研とSAPIXの違いは?実績やカリキュラム比較!

【中学受験】日能研とSAPIXの違いは?実績やカリキュラム比較!

中学受験大手塾の日能研とSAPIX(サピックス)はよく比較されますが、どのような違いがあるのでしょうか。

日能研といえば「シカクいアタマをマルくする」と「N」のバッグで有名な大手中学受験塾。通勤中に電車内の広告に掲載されている問題を真剣に考えてみことのあるお父様・お母様もいらっしゃるかもしれませんね。

SAPIX小学部は首都圏を中心に展開している塾で、お住まいの地域によってはなじみが薄いかもしれません。SAPIXは特に難関中での合格実績があると評判です。

中学受験を検討中の保護者の方向けに、日能研とSAPIXの違いについてまとめました。

スポンサーリンク

日能研とSAPIX 教室数・エリアの違い

mohamed HassanによるPixabayからの画像

日能研の教室は北海道から沖縄まで全国で576校、SAPIX小学部の教室は首都圏と大阪・兵庫に47校舎あります。教室数は10倍以上違いがあります。

日能研 SAPIX
教室数 576 47
エリア 北海道
東京
神奈川
埼玉
千葉
茨城
愛知
岐阜
大阪
京都
兵庫
岡山
広島
四国
九州
沖縄
東京
神奈川
埼玉
千葉
大阪
兵庫

スポンサーリンク

日能研とSAPIX レベル・合格実績の違い

日能研とSAPIXの難関中合格実績を比較しました。

公式サイトによれば日能研は550校 27,693名(合格者数、2020年3月26日時点)、SAPIX小学部は47校舎5516名(第30期在籍者数、2019年2月28日時点)と記載されています。

中学名 日能研 SAPIX
麻布 65名 183名
栄光学園 54名 129名
開成 38名 286名
駒場東邦 36名 183名
聖光学院 38名 239名
武蔵 30名 52名
慶應義塾普通部 19名 104名
早稲田 63名 179名
桜蔭 29名 172名
女子学院 50名 148名
フェリス女学院 61名 76名
雙葉 16名 61名
渋谷教育学園幕張 95名 338名
南山女子部 67名 2名
大阪星光 31名 5名
甲陽学院 38名 8名
東大寺学園 48名 10名
44名 24名
神戸女学院 34名 8名
四天王寺 74名 5名
西大和学園 132名 52名
洛南高校附属 36名 3名
愛光学園 273名 82名
ラ・サール 79名 20名
久留米大学附設 30名

※ SAPIX小学部校舎は九州・中国・四国地方にはありません。

中堅校から難関校までカバーする日能研

上の合格実績一覧は難関中に限定されていますが、多数の合格者数、全合格実績を見ると中堅校から難関校まで幅広く実績を上げていることがわかります。

今は中堅校レベルを考えているけれど、今後成績が上がれば難関も目標にしたいというお子さんにも、塾のカリキュラムや教室の雰囲気が合えばちょうど良い塾でしょう。

難関中に強いSAPIX

日能研と比較すると教室数、生徒数はかなり少ないSAPIXですが、難関中の合格実績が非常に高いです

何が何でも麻布・開成・武蔵の御三家、のように将来の進路も考慮して難関中進学にこだわりのあるのご家庭には、SAPIXがおすすめでしょう。

日能研とSAPIX カリキュラムの違い

日能研とSAPIXのカリキュラムの違いについても見てみます。

学年 日能研 SAPIX
1・2年生 ユーリカ!きっず(国算理社) 国算
3年生 ステージⅠ(国算)
科学者講座
国算社理
4年生 ステージⅡⅢ(国算社理) 国算社理
5年生 ステージⅢⅣ(国算社理) 国算社理
夏以降歴史
6年生 ステージⅣ(国算社理)
歴史(地歴総合)公民の完成
9月
ステージⅤ 合格力を鍛えるステージ
夏までに社会の学習を一通り終了
学力別・志望校別のクラス編成で入試対策

低学年で教科数の違いはありますが、本格的な受験が始まる小4以降ではカリキュラムに大きな違いがあるわけではありません。

他の中学受験塾でも共通ですが、

  • 算数は小4で計算を一通り学習、つるかめ算や植木算などの特殊算もスタート
  • 国語・算数・理科は5年までに一通り全単元の基礎を学習
  • 社会は4~5年で地理、5年夏以降で歴史が始まり、6年夏までに公民や地歴総合で一通り完成

となり、6年夏以降は入試対策に特化した内容となります。

日能研は6年でも基礎をしっかり

日能研ではステージ、メモリーチェックなどの教材が使われます。ステージは白黒印刷のシンプルなテキストです。メモリーチェックは書店でも購入可能です。

全員が難しい問題ばかり解かされるわけではなく、ステージⅤの時期でも基本問題を家庭学習でも解いています。日能研内で比較的成績の良いお子さんでも苦手分野があり、そのあたりをほったらかしになるということが少なそうです。

しかし最難関の中学を目指しているご家庭では少し教材に物足りなさも感じるかもしれません。

SAPIXの教材は解説少なめ、難しい

SAPIXではデイリーサピックス、言葉ナビ(国語)、デイリーサポート(算数)、基礎力トレーニング(算数)、コアプラス(理科・社会)などの教材が使われます。

SAPIXの教材はかなり難しいという印象を受けます。最難関中を目指しているご家庭には安心感がある内容ですが、ご家庭での学習サポートがかなり必要になるかもしれません。

コアプラスは受験学年夏以降~入試直前時期の確認にもおすすめされてます。

まとめ

日能研とSAPIX小学部の実績やカリキュラムの違いについて確認してきました。

ざっくり違いをまとめると、

  • 日能研 … 全国に教室、幅広く中学に対応、教材は基本も確認
  • SAPIX … 首都圏と関西に教室、難関中対策、教材のレベル高い

といったところでしょう。

中学受験は小学生にいきなり中学生レベル以上の勉強をさせるような、かなり「過酷」な戦いでもあります。成績優秀で「勉強って楽しい!」というお子さんなら受験勉強に楽しさを見つけられるかもしれませんが、かなりまれでしょう。

塾の授業だけですべてを理解するのは至難の業であり、当然ご家庭でのサポートも必要になります。特にSAPIXは授業についていけないときのご家庭の負担が大きくなるかもしれません。

志望校と各塾の特性も確認の上、適切な塾選びをしていただくことをおすすめします。

 

 

塾・家庭教師カテゴリの最新記事