奈良県公立中高一貫校の選抜方法・倍率は?【2024年】

奈良県公立中高一貫校の選抜方法・倍率は?【2024年】

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この記事では奈良県公立中高一貫校の2024年度選抜方法と実質倍率、偏差値(※参考数値)、またおすすめな塾も元塾講師がご紹介しています。よかったら参考にしてください。

※記載の内容は情報取得時のものです。最新の情報は各公式サイトや募集要項等でご確認ください。
※この記事は一部PRを含みます。(KECゼミナール・KEC志学館ゼミナールと当サイトは提携関係にあります。)

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奈良県公立中高一貫校の選抜方法【2024年】

奈良県の公立中高一貫校は次の3校です。いずれも併設型の中高一貫校です。
※連携型中高一貫教育校はここではご紹介していません。

  • 奈良県立青翔中学校
  • 奈良県立国際中学校
  • 奈良市立一条高等学校附属中学校

2024年の検査、発表は以下の日程で行われました。

青翔中・一条中の検査日:2024年1月27日(土)

国際中の検査日:2024年1月27日(土)と28日(日) ※国際選抜は27日のみ

3校の合格発表日:2月1日(木)

各校の2024年選抜方法を簡単にまとめました。

奈良県立青翔中学校

設立 2014年(平成26年)
所在地 御所市525番地
アクセス 近鉄御所駅より徒歩約8分
募集定員 80名
通学区域 奈良県内全域
検査日 2024年1月27日(発表2月1日)
選抜方法 適性検査1・2・3 、調査書(6年) ※2024年

奈良県初の併設型中高一貫校。英数理は中学内容を中3の2学期まで、高校内容を高3の1学期までに終了。先取り学習も含まれたカリキュラムとなっています。

検査は適性検査1・2・3が行われます。適性検査1は言語や社会、適性検査2は自然や数理。適性検査3は聴き取り要約、考えや意見をグループ内で発表。適性検査1は100点、適性検査2は150点、適性検査3は30点。調査書の内容も参考にされます。

※詳しくは実施要項をご確認ください。

参考:奈良県立青翔中学校公式サイト令和6年度奈良県立青翔中学校入学者選抜実施要項

奈良県立国際中学校

設立 2023年(令和5年)
所在地 奈良市二名町1944-12
アクセス 近鉄学園前駅よりバス「国際高校前」下車ほか
募集定員 70名(国際選抜5名)
通学区域 奈良県内全域
検査日 2024年1月27日・28日*(発表2月1日)
*国際選抜は27日のみ
選抜方法 適性検査1・2・3、調査書(6年) ※2024年
*国際選抜は作文と面接

奈良県立国際中学校は開校したばかりの中高一貫校。(高校も令和2年開校。)2023年3月に国際バカロレア(IB)中等教育プログラムの候補校となっています。

検査は適性検査1・2・3が行われます。適性検査1は言語や社会、適性検査2は自然や数理に関する内容。適性検査3は個別面接で日本語と英語でのやり取りを行います。適性検査1、2は各100点満点、適性検査3は50点満点。調査書も参考にされます。

帰国子女・外国人などが対象の国際選抜では作文(100点満点)と面接(50点満点)となります。

※詳しくは実施要項をご確認ください。

参考:奈良県立国際中学校・高等学校公式サイト令和6年度奈良県立国際中学校入学者選抜実施要項

奈良市立一条高等学校附属中学校

設立 2022年(令和4年)
所在地 奈良市法華寺町1351番地
アクセス 新大宮駅より徒歩または奈良交通バス「一条高校前」または「一条高校」下車
募集定員 80名
通学区域 奈良市全域
検査日 2024年1月27日(合格発表は2月1日)
選抜方法 適性検査Ⅰ・Ⅱ、面接 、調査書(5年・6年) ※2024年

一条高附属中も2022年に開校したばかり。中高一貫教育用の教材も使用、Arts STEMの学びと呼ばれる特色ある教育を実践。英語にも力を入れています。

検査では適性検査Ⅰ・Ⅱと面接を実施します。適性検査Ⅰは文章・資料、適性検査Ⅱは自然現象やグラフ・図・データなどを扱う問題。面接は集団で行われます。

適性検査Ⅰ・Ⅱは各100点満点、面接は30点満点となります。また調査書も20点満点で判定の資料に。選抜資料として総合的な学習の時間や資格・特技の記録も見られます。(調査書は県立と異なり5年と6年の分です。)

※詳しくは実施要項をご確認ください。

参考:奈良市立一条高等学校・附属中学校公式サイト令和6年度奈良市立一条高等学校附属中学校実施要項

奈良県公立中高一貫校の実質倍率【2024年】

2024年(令和6年度)の奈良県公立中高一貫校の実質倍率をまとめました。

募集定員 受検者数 倍率
青翔 80名 92名 1.15倍
国際* 70名 122名 1.74倍
一条 80名 187名 2.34倍

*国際選抜は募集5名、受検者3名、合格者3名

青翔中は昨年と同じ、国際中は昨年(2.36倍)より下がりました。一条高附属中が最も高いですが2倍台とそこまで高い倍率ではありません。

参照:奈良県教育委員会中学校入試の各中学入試出願・実施状況奈良市立一条高等学校・附属中学校公式サイト

奈良県公立中高一貫校の偏差値

日能研では偏差値が掲載されていませんでしたが、インターネット上では一条 57、 青翔 48、国際 52という情報(※)もありました。ただし青翔はもっと高い(50台)という意見も見られました。

公立中高一貫校の適性検査は私立中の入試問題とはかなり異なるので、上記の数値はあくまでも参考程度にお考えいただければと思います。

国公私立関西中学受験〜中堅校:編集部の情報を参考。

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奈良県公立中高一貫校対策におすすめな塾

奈良県公立中高一貫校の選抜では、私立中の一般入試とは異なる適性検査が用いられ、面接も行われます。

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KECゼミナール・KEC志学館ゼミナールは国公立中学受験に強い塾。2024年度合格実績は一条高附属中 47名、 奈良県立青翔中 33名、奈良県立国際中 30名と合格者数No.1を記録しています(KEC調べ)。

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まとめ

奈良県公立中高一貫校の選抜方法や倍率、おすすめの塾もご紹介してきました。

調査書対策をするとともに、適性検査対策や面接対策をしっかり行っておく必要があるでしょう。

当サイトでは公立中高一貫校受検・私国立中学受験対策におすすめな通信教育や塾、家庭教師などもご紹介しています。よかったら参考にしてください。