宮城県公立中高一貫校の選抜方法・倍率は?【2025年選考日程】

宮城県公立中高一貫校の選抜方法・倍率は?【2025年選考日程】

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宮城県にはいくつか中高一貫校がありますが、公立中高一貫校の人気も高いようです。公立中高一貫校は私立より費用が抑えられる上特色あるカリキュラムを提供、進学実績でも注目を集めています。

この記事では宮城県公立中高一貫校の選考日程、2024年度選抜方法と志願倍率、偏差値(※参考数値)、またおすすめな通信教育も元塾講師がご紹介しています。よかったら参考にしてください。

※記載の内容は情報取得時のものです。最新の情報は各公式サイトや募集要項等でご確認ください。
※この記事は一部PRを含みます。Z会の通信教育、進研ゼミと当サイトは提携関係にあります。

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宮城県立中高一貫校の選考日程【2025年】

宮城県立中高一貫校の2025年度(令和7年度)選考日程をまとめました。

出願:2024年12月2日(月)~12月6日(金)午後3時(※県外は11月5日~11月29日午後3時)

検査日:2025年1月11日(土)

合格発表日:2025年1月17日(金)  ※通知書発送日

参考:宮城県「令和7年度宮城県立中学校入学者選抜日程について」

※仙台市立は執筆時点では公式サイトで掲載されていないようでした。例年検査日は県立と同じ日に設定されています。最新の情報は公式サイトでご確認ください。

宮城県公立中高一貫校の選抜方法【2024年】

宮城県の公立中高一貫校は次の3校です。
※連携型の中高一貫教育校はここではご紹介していません。

  • 宮城県仙台二華中学校(併設型)
  • 宮城県古川黎明中学校(併設型)
  • 仙台市立仙台青陵中等教育学校(完全型)

なお2024年度(令和6年度)の検査、発表は以下の日程で行われました。

検査日:2024年1月7日(日)

合格発表日:2024年1月15日(月) ※通知書発送日

各校の選抜方法を特徴もあわせて簡単にまとめました。

宮城県仙台二華中学校

設立 2010年(平成22年)
所在地 仙台市若林区連坊1-4-1
アクセス 仙台駅より徒歩15分、五橋駅より徒歩7分ほか
募集定員 105名
通学区域 宮城県全域
選抜方法 総合問題、作文、面接、調査書(5年・6年)

仙台二華は併設型の中高一貫校で高校からの募集を行っています。高2からは進路により文系と理系の普通類型と、国際バカロレア(IB)類型に分かれます。東北大、山形大、東大も含む国公立大、有名私立大に多数合格者を輩出。

適性検査は総合問題、作文、面接を実施。総合問題は60分で筆記と英語のリスニングを行います。作文は40分。面接は志願理由書が参考資料になります。

選抜は調査書と適性検査の結果にもとづき行われます。

※詳しくは実施要項をご確認ください。

参考:宮城県仙台二華中学校公式サイト宮城県「令和6年度県立中学校入学者選抜」

宮城県古川黎明中学校

設立 2005年(平成17年)
所在地 大崎市古川諏訪1-4-26
アクセス JR古川駅よりバス10分「黎明中高前」下車
募集定員 105名
通学区域 宮城県全域
選抜方法 総合問題、作文、面接、調査書(5年・6年)

古川黎明中は県内初の公立中高一貫校。併設型で高校からの募集も行っています。SSH指定校で授業のペースはやや早く、学習内容も多い様子。中学生のうちから進路学習にも注力。

適性検査は総合問題、作文、面接が行われます。総合問題は60分で筆記と英語のリスニングを行います。作文は40分。面接は志願理由書が参考資料になります。

選抜は調査書と適性検査の結果にもとづき行われます。

※詳しくは実施要項をご確認ください。

参考:宮城県古川黎明中学校公式サイト宮城県「令和6年度県立中学校入学者選抜」

仙台市立仙台青陵中等教育学校

設立 2009年(平成21年)
所在地 仙台市青葉区国見ケ丘7-144
アクセス 仙台駅よりバス「青陵中等教育学校前」下車
募集定員 140名
通学区域 仙台市全域
選抜方法 総合問題、作文、面接、調査書(5年・6年)

仙台青陵中等教育学校は高校からの募集は行っていません。前期課程ではオールイングリッシュタイム、数楽タイムなど独自の授業もカリキュラムに組み込まれています。2023年度は京都大、東北大、医学部医学科を含む国公立大や有名私立大の合格実績も出しています。

県立中と同時に出願することはできません。

適性検査は総合問題、作文、面接が実施されます。

総合問題Ⅰは45分で社会や統計資料などの問題や英語のリスニング問題も含まれます。総合問題Ⅱは40分で理系の内容。作文は40分、面接は志願理由書を参考に行われます。

選抜は調査書と適性検査の結果にもとづき行われます。

参考:仙台市立仙台青陵中等教育学校公式サイト仙台市教育委員会「令和6年度仙台市立中等教育学校入学者選抜関係」

宮城県公立中高一貫校の志願倍率【2024年】

2024年(令和6年度)の宮城県公立中高一貫校の志願倍率をまとめました。

募集定員 志願者数 倍率
仙台二華 105名 358名 3.41倍
古川黎明 105名 195名 1.86倍
仙台青陵 140名 256名 1.83倍

仙台二華中は昨年度4.01倍より下がりましたが県内公立中高一貫校では最も高倍率となっています。古川黎明中は昨年度1.74倍よりやや倍率が上がりました。仙台青陵中等の倍率は昨年度1.96倍よりやや下がりました。

参照:宮城県「宮城県立中学校入学者選抜について」仙台市令和5年度12月記者発表資料

宮城県公立中高一貫校の偏差値

インターネット上では仙台二華中57~64、古川黎明中52~57、仙台青陵中等53~58、といった情報(※)がありました。なおこの偏差値はあくまでも参考程度にお考えいただいた方が良いでしょう。

シリタスみんなの中学情報を参考。2024年2月時点での情報です。

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宮城県公立中高一貫校対策におすすめな通信教育

宮城県公立中高一貫校の受検対策に対応している塾だと進学プラザ、栄光ゼミナール、能開センター、Z会進学教室(仙台二華中受検コース)などがあります。

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Z会の通信教育

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仙台二華 15名
古川黎明 2名
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まとめ

宮城県公立中高一貫校の選抜方法や倍率、おすすめの通信教育もご紹介してきました。

学校で良い成績をとっておくことはもちろんのこと、適性検査対策(総合問題・作文・面接など)をしっかり進めておく必要があります。

今回の記事が参考になれば幸いです。