【中学受験】塾はいつから通うべき?5年生からで間に合うの?

【中学受験】塾はいつから通うべき?5年生からで間に合うの?

中学受験をする予定ではあるけれど、塾はいつから通わせるべきなのでしょうか。

大手中学受験塾だと4年生から本格的な中学受験のためのカリキュラムが組まれていますが、1年生からも受験に向けてのクラスを開講し、3年生から中学受験を強く意識した教材も作成されています。

ということで中学受験をするなら4年生から、理想をいえば3年生から塾通いをするというのが定説になっているようです。

それでは5年生からの塾通いでは間に合わないのでしょうか?

一般の個別指導塾でも、「今からでも受験対策間に合いますか?」などと5年生の保護者の方からお問い合わせがくることがあります。(特に多いのは5年生から、というのが主観的な印象です)

いつから中学受験のための塾通いをさせたら良いのか … そんなお悩みをお持ちの保護者の方に向け、今回の記事をまとめています。この学年からスタートするとどんなメリット・デメリットがあるか、無料のテスト情報も。

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中学受験のために塾通いはいつからスタートするべき?


OpenClipart-VectorsによるPixabayからの画像

できれば3年生から、遅くとも小5のカリキュラムが始まる4年生の2月~3月からが理想というのが一般的な(塾側の)意見です。

しかしどのご家庭でも中学受験を早くから決めるとは限りません。「5年生や6年生になってから中学受験することにした」なんていう話は珍しくありません。

この学年から中学受験のための塾通いを始めると、どのようなメリット・デメリットがあるのか、またどのような勉強のしかたをすると良いのか考察していきます。

3年生からスタート

本格的な中学受験対策が始まる前の「下準備」の時期。学校では習わないような国語や算数の応用問題に取り組むことで、思考力・応用力が鍛えられます。

学校では勉強ができるお子さんにもかなり「キツい」問題を解くことで、勉強にやりがいを感じるお子さんもいれば、大きな挫折感を味わうお子さんもいます。

「え~何これ、むずかし~(ニコニコ)」

というタイプと

「全然わかんない…(泣きそう)」

というタイプです。

「世の中にはわからない問題がある」という壁にぶつかったとき、後者のタイプのお子さんには本当にきついです。ご家庭でのフォローが勉強面だけでなく精神面でも、かなり必要となります。

特に3年生までの時期は(生まれ月での差はありますが)、学校の勉強がそれほど難しいと感じることが少ないと思います。余計きついかもしれません。

また3年生の2~3月の入塾で、カリキュラムに乗っかった形でのスタートが切れます。

4年生からスタート

小4だと夏期講習をきっかけに入塾、本格的な中学受験対策をスタートするというパターンが多いようです(特に大手系)。すでに入会している人が多数いて授業も進んでいますが、家庭でフォローを入れておけば大丈夫です。

特に大変なのが算数です。

4年生で小学校6年間の計算はすべてできるようにしますし、漢字・語句の知識は5~6年生レベルのものを扱います。

「慣れる」「覚える」ことはご家庭で責任もって取り組ませるようにしないといけません。勉強についていけないのは4年生のお子さんには結構なストレスです。

できないときに「叱る」のはNGです。叱るのはやるべきことをやってないときにしてください。ただ頭ごなしに叱るのではなく、どうしてやらなかったのか理由を確認します。

勉強のことで家の中がピリピリするのもNG。やっぱり受験はやめる!という事態におちいりやすいです。

4年生の冬から入会する人も多いです。5年のカリキュラムに間に合う形になります。

5年生からスタート

5年生途中からのスタートだと、集団塾だと下のクラスからスタートになるかもしれません。ここでちょっとストレスを感じてしまうかもしれません。

中学受験のための塾通いを5年生からスタートさせるなら、ある程度通信教育(※)を使ったりして中学受験のための対策をしておかないと厳しいです。算数は4年までに計算終了させてますし。

※ 中学受験向け講座もありますが、有名なZ会なんかは内容がかなりハードです。保護者の方も御三家出身というなら大丈夫かも…。中堅上位クラスを狙っているなら簡単めな受験向け教材を使うか、小6の国算まで先取りしておくという選択肢もアリです。

結構チャレンジ!な選択肢ですが、5年の2月から通塾という人もいます。ある程度のベースができていれば、中堅上位なら合格の可能性は十分あります。

6年生からスタート

春期講習からスタート、なら集団より個別指導塾、もしくは個別指導塾も併設している集団塾がおすすめです(かなり費用がかかりますが)。

もともと中学受験対策をご家庭で進めていたなら、可能性のある段階です。

中学受験に強い個別指導塾、中学受験指導経験者のいる個別指導塾、家庭教師などの方が、対応が行き届いたものになるでしょう。

もともと「中学受験生募集!」としていない個別指導塾は、あまり期待できません。もちろん塾の先生は精一杯指導にあたるのでしょうが、もともと専門ではないので先生も苦労する、生徒も力がつきにくい、と悪循環に陥る恐れがあります。

6年生の受験直前からスタート

たまにいらっしゃるのですが、中学入試直前の秋~冬ごろから、家庭学習だけでは限界を感じて入会を希望される小6生保護者の方も。

どこまで勉強が進められているのかがわからなかったり、テストをしても知識がほとんど定着していない場合があったりで、塾側からも厳しいことを伝えられると思われます。

志望校にもよりますが、中学受験ではレベルが高い学校でなくても、一定のレベルに達していなければ足切りもあります。「そんなに偏差値高いところじゃないからギリギリの対策でも大丈夫」とは言えません。

また「がんばればできる」というものでもありません。受験まで日がないので大量に宿題を出して塾でも居残りさせて…と「やればできる」ものではありません。そんな人間の頭は単純ではありません。

それでも、どうしても受かるために頑張らせなければいけないという状況であるなら、保護者の方もお忙しいとは思いますが、お子さんと一緒に勉強してあげてください。

お子さんが勉強しやすいようにノートやテストを全部チェックし、間違えたところは暗記カードを作って覚えられるまで保護者の方がチェックする、など。

入試直前に限らず、ここまで求めている大手塾もあります。保護者の方がしっかりやっているお子さんは合格率も高かったです(知っている範囲ですが)。

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中学受験 塾通いは小5からでも間に合う?

結論からいうと、5年生から塾通いをして合格した生徒を数多く見てきました。

ただし誰でも間に合うのかというと、もちろんそうとは言い切ることができません。

学校の勉強に関しては問題ないことは前提で、

  • 家庭学習の習慣がある
  • サボらない、ズルしない
  • 何らかの受験に向けての学習を進めている
  • 受験へのモチベーションが高い

が小5からでも間に合うための最低限必要な条件と考えられます。

大手塾では入塾テストもありますので、こちらである程度いい結果が出せるよう準備しておきましょう。

実力を知る必要あり 日能研全国テスト(無料)など

「勉強は少しずつ進めていたけれど、中学受験の塾に入ってついていけるのか不安」「受験予定だけれど、今の実力はどれぐらいなのだろう」という中学受験検討中の小学生向けに、無料のテストも実施されています。

例えば日能研の全国テストがあります。

日能研全国テスト 公式サイト(外部リンク)

対象学年は小2(新小3)~、試験科目は国語・算数、会場は日能研各教室で行われています。

塾に通う前に、通信教育で勉強する

塾通いをスタートして本格的に中学受験対策を始める前に、通信教育の中学受験対策講座を利用するというのもおすすめです。

Z会の中学受験は御三家や名門中を視野に入れているご家庭向け。小1、2頃からすでに先取り学習しているようなお子さんには耐えられるかも。普通のコースでも結構難しいです。

ベネッセの進研ゼミはもう少し易しいものになります。それでも「学校でも成績は良い方」のお子さんでも難しいと言っていたので、家の方も多少フォローを入れつつ進めれば結構実力がつけられそうです。

▼進研ゼミ、Z会の資料請求はコチラから(いずれも無料です)

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個別指導塾を利用する

集団塾では厳しい、または集団塾だけでは厳しいという状況も考えられます。そのような場合は個別指導塾という選択もあります。

大手系個別指導塾

大手系の個別指導塾だと(塾を選べば)費用が抑えられ、いろいろ柔軟に対応してくれるメリットがあります。しかし中学受験となると指導経験の少ない講師も多いのがデメリットです。

講師の質も教室によってまちまちです。問い合わせ、体験授業のときに「中学受験指導経験が豊富な先生にお願いしたい」旨を伝えてみましょう。

中学受験専門個別指導塾

中学受験専門塾はプロ講師の教えるマンツーマン指導ということもあり、授業料はやはり高くなります。集団塾のサポートとして利用するのがおすすめです。

難関中対策を指導できる先生は一般の個別指導塾ではなかなかいないので、難関中を考えているなら専門塾をおすすめします。

まとめ

中学受験のための塾通いはいつから始めるべきか、完璧な正解はありません。

理想は4年生ですが、5年生からの塾通いでは遅すぎるというわけでもありません。

どの学年から塾通いを始めるかによって、それぞれデメリットというか、リスキーな部分もあります。

お子さんにもご家庭にもなるべくご負担にならない、最適なスタートが切れることを望みます。

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