【塾選び】通わせるなら大手塾?地域密着型の個人塾?それぞれのメリット・デメリット!

【塾選び】通わせるなら大手塾?地域密着型の個人塾?それぞれのメリット・デメリット!

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お子さんを塾に通わせるにあたり、通塾目的によって学習塾か進学塾か、また指導形式により集団塾か個別指導塾か塾を選ぶときポイントになりますが、塾の規模も気になるところですね。

全国に教室展開しているような大手塾を選ぶべきか、それとも地元で評判のいい地域密着型の個人塾(個人経営の塾)に行くべきか・・・これも保護者の方にとって悩みどころだと思います。

今回この記事では20年以上個別指導塾に勤務していた元塾講師(塾長・教室長経験者)が、大手塾と個人塾の違い、メリット・デメリットについてまとめています。よかったら塾選びの参考にしてください。

※この記事は一部PRを含みます。(創研学院と当サイトは提携関係にあります。)

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大手塾と地域密着型の個人塾の違いは?

大手塾は知名度が高く、全国に教室を展開したり、広いエリアで数十から100以上の教室を展開してるような規模の大きい塾と定義できます。(現実には中堅、中規模塾との線引きはあいまいですが。)それなりの規模のある会社が運営しています。

一方、地域密着型の個人塾は個人経営(もしくは法人でも規模は小さめ)の塾で、校舎は1つか数校舎であることが多いです。

特に大手の進学塾は生徒をたくさん抱えている分華々しい合格実績を打ち出しています。優秀な講師陣を集めることもできてるのでしょう。

ただしその大手塾に通っている生徒のうちどれぐらいの割合のお子さんが難関校に合格できてるかは疑問。地域密着の個人塾でも元大手塾講師が独立して開いた塾もあり、高い実績(合格率)を出しているところも。しかし講師が少なく塾の個性は強いかも。

大手塾のメリット・デメリットは?

一般的な大手塾のメリット・デメリットを整理しました。

大手塾のメリット

  • 進学塾は講師の指導力が確か
  • 知名度が高いので安心感
  • 全国に情報網がある
  • ライバルと切磋琢磨できる(進学塾)
  • 合格実績が多数ある(進学塾)

CMでもおなじみの大手塾、全国にあるし名前を聞いたこともない塾よりは安心して子どもを任せられます。引っ越しで他県の学校を受験する場合も、全国に情報網がある大手塾なら適切な指導をしてもらえます。

塾生もたくさんいるので合格実績もすごい数、特に大手進学塾(主に集団塾)は有名校に数多くの生徒を合格させています。それだけ講師の指導力もしっかりしているのでしょう。ベテラン講師・校長も多く、進路に関する悩みも安心して相談できます。

大手塾のデメリット

  • クラス分けで授業のレベルが合わない恐れもある
  • 集団指導でも学費が高い(特に中学受験・大学受験)
  • 個別指導は学生講師が多い

大手進学塾で苦手教科が足を引っ張り、自分が希望しているレベルのクラスに入れなかった場合、志望校の対策ができなかったり指導内容に不満が出る恐れがあります。

また一般的に中学受験、大学受験で、大手塾は学費が高くなる傾向があります。個別指導なら高校受験でもかなりの費用になります。(筆者のいた塾でも「本当は通い続けたいのですが経済的に厳しくて・・・」と集団塾に転塾したご家庭もありました。)

大手進学塾のメリットとして講師の指導力の高さをあげましたが、個別指導に関してはあまり期待できません

実際筆者が個別指導塾に在籍していたとき、(特に中学受験で)個別指導部門のある大手塾の生徒がわざわざ通いにきてました。大手個別指導塾も講師研修の実情はさまざま、体験授業を受けたり合格実績で判断するのがおすすめです。

地域密着型個人塾のメリット・デメリット

地域密着型個人塾のメリットとデメリットをまとめました。

地域密着型個人塾のメリット

  • ベテラン講師が運営していることが多い
  • 地域の学校や行事に合わせたスケジュール組み
  • その地域の子がよく受ける学校の情報に詳しい
  • 料金が抑えめなところが多い

地域密着型の個人塾を経営している塾長先生は、中小~大手塾で長年講師経験があるという先生が多いです。

また地域密着だけあって、地域の学校行事やお祭りなどのイベントに合わせて授業日時を設定することも、その地域で人気の受験校に特化したコースを設定してる塾もあります。

また個人塾の指導形態にもよりますが、料金は抑えめなところが多いです。

地域密着型個人塾のデメリット

  • 他県の情報が少ない
  • 塾の個性が強い
  • 入塾を断られるケースがある

個人塾がゆえに広いエリアの情報、他県の学校に関する情報が少ない恐れがあります。

また大手塾では見られないような個性的な先生や塾も少なくありません。金髪や茶髪、ジーンズ姿の先生ばかりという塾も。お子さんと塾の個性の相性が良ければ問題ないのですが・・・。

入塾テストのある大手塾でもテストの結果次第で入塾できなかったり、満席になることがありますが、特に個人塾の場合は教室の規模に限界もあり、早めに受付を締め切りキャンセル待ちになることも。

個人経営の進学塾だと入塾基準が設定されることもあったり、塾の厳しいルールが守られないと退塾になるケースもあります。

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大手塾と地域密着型塾の個人塾、塾選びの正解は?

大手塾と地域密着型塾について、特徴を下表にまとめてみました。あくまでもそれぞれの一般的な塾の特徴であり、すべての塾に当てはまるわけではありません。

塾のタイプ 大手塾 個人塾
信頼できるか


安心して通わせやすい


長年やっている規模の大きい塾なら○

進学実績


(ただし合格率は不明?)


長年やってる塾は○
難関校の進学実績 進学塾は○
一般的な個別指導は△
塾によってまちまち
難関校専門塾は○
他県の入試

生徒の受け入れ 校舎により満席になることも
入塾テストのある塾も
早く満席になることも
塾により入塾基準、退塾も
学費 高め 大手より抑えめ

大手塾と地域密着型の個人塾はどちらもメリット・デメリットあり、また合格実績も大手でも個人塾でも各塾によりまちまち。特に大手は教室(校舎)が多いので、塾全体の実績だけでなく各教室・校舎の状況を把握した上で入塾を決めることをおすすめします。

大手塾の方が安心感はあるけれど、地域に根ざした指導をしてくれる個人塾の良さも捨てがたい・・・という方に、おすすめな地域密着型の進学塾をご紹介します。

おすすめの地域密着進学塾「創研学院」をご紹介!

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首都圏・関西などに教室展開をしている地域密着型の進学塾「創研学院」。難関中・高・大での実績多数あり、中学受験を扱ったドラマの取材協力もしている塾です。

復習重点主義で基礎から発展まで指導、宿題とチェックテストで学習したことの定着と確認、Q&Aルームや個別指導を利用したきめ細かい指導を行っています。質問しやすい環境を整えてます。

とはいえさすが長年の実績がある進学塾、授業で進めてる内容はかなりハイレベルと通塾しているお子さんから聞いたことがあります。創研の授業にしっかりついていけば、力がかなりつけられるでしょう。

おすすめポイント 復習重点主義、勉強を塾で完結、コミュニケーション重視、質問しやすい環境
対象 小学生・中学生・高校生(校舎により異なります)
教室 東京・神奈川・大阪・兵庫・京都・香川・愛媛・福岡・佐賀・長崎

 

まとめ

一般的な大手塾、地域密着型の特徴について見てきましたが、いかがでしたでしょうか。実情は塾によってもさまざまですが、塾選びの際の参考になると思います。

他地域の受験も考えている、多くの生徒が通っている、コースが豊富な塾が良いなら大手塾、授業料・講習費が抑えめ、あまり知っている人に会いたくない、地域の学校情報に詳しい塾なら地域密着型塾がおすすめです。

のちのち後悔しないためにも、どのような塾に通わせたい(通いたい)のか、よく考えた上で塾を選ぶのが一番です。