大学受験対策に進研ゼミを利用するか塾や予備校に通うべきか迷っている・・・という高校生に向け、進研ゼミと塾のどちらがおすすめか、ゼミと塾の比較とメリット・デメリット、それぞれおすすめな人などを元塾講師がまとめました。
これからゼミを受講するか迷っている方は、よかったら参考にしてください。
※記載の内容は情報取得時のものです。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※この記事はPRを含みます。(進研ゼミと当サイトは提携関係にあります。)
【大学受験】進研ゼミ高校講座と塾どちらを受講するべき?
大学受験に向けて進研ゼミ高校講座と塾のどちらを受講するべきかは、自分に合ったものを選ぶのが正解。
進研ゼミは実際に難関大に合格者を出していることからも(筆者のいた塾でも進研ゼミだけで国立大に現役合格した講師がいました)、教材の質の高さがうかがえます。しかしどうしても家で勉強が進められないという人にはあまりおすすめできません。
周囲の目がないと勉強できないという人は塾を選ぶのがおすすめですが、授業以外の時間もアウトプット(演習)する時間をとる必要があります。また通塾に時間を取られる点も注意です。
進研ゼミ高校講座の特徴は?
毎年有名大学に多数の現役合格者を出し続けている進研ゼミ高校講座の主な強みは次の5つ。
- 個別カリキュラムで一人ひとりに合わせた対策が進められる
- 高校別定期テスト対策が進められる
- AIが苦手分野を分析、個別ニガテ対策ができる
- 学習の指導や進路・勉強法の相談も対応(赤ペン先生・担任コーチ*・教科質問サービスなど)
- 英語4技能対策が追加受講費なしで進められる
*2022年度高1から
1・2年生は高校別のテスト対策が中心。部活などで忙しい1・2年生がスキマ時間にも勉強しやすいようスマホでの効率学習が進められます。1~3科目が選べ、3科目受講で実質5科に対応。
スマホをかざすだけで教科書の要点がわかる予習復習効率UPアプリは日々の予習・復習が効率的に進められます。1年生は担任コーチの個別サポート、推薦特化コースも用意されています。
2年生の冬~3年生は大学受験対策中心にシフト。7つの志望大別プランで、偏差値60未満から東大・京大レベルまでレベルに合わせた入試対策が可能。共通テストと個別試験どちらも対策が進められます。
特に毎月届けられる「合格への100題」は約200大学・約9万問の入試問題を分析して厳選した問題から構成。合格者からも役立ったという声が多いです。
受講料(2024年度)
月あたりの受講料例(12か月一括払いを利用した場合)
単科 | 3科セット | |
---|---|---|
高1 | 6,480円 | 9,630円 |
高2 | 6,690円 | 9,840円 |
高3 | 9,950円 | 11,730円 |
※2024年2月20日調べ※12か月一括払い、6か月一括払い、毎月払いで月あたりの料金が異なります。
進研ゼミでは入会金はありません。通常1教科2か月から受講できます。
進研ゼミ高校講座と塾を比較
大学受験対策に進研ゼミと塾、どちらで対策をするべきなのか判断しやすいよう、進研ゼミ高校講座と塾を比較してみました。
進研ゼミ | 塾(進学塾・予備校) | |
---|---|---|
通塾 | なし | あり(オンラインなら自宅受講可) |
時間 | 1回30分の学習設計 | 90分~150分など長い |
テスト対策 (高1・2) |
高校別対策 1教科受講でも5教科(6教科)使い放題 |
塾による (個別指導だと対応可) |
料金 (高3・3科の例) |
年間約14万円程度* | 年間約60万円~** |
学習内容 | 約9万問の入試分析から作成された教材 | 指導経験豊富なプロ講師の授業 |
個別サポート | 24時間質問可能 | 質問可能なところが多い |
*一括払いを利用した場合(2024年度) **駿台予備学校2024年度の授業料を参考。入会金、システム・サポート料、講習費などは除く。
進研ゼミ高校講座のメリット・デメリット
進研ゼミ高校講座のメリット・デメリットは次のとおり。
〇 通塾の負担がない
〇 受講料が塾より安い(2024年度高1生なら月あたり6,480円から)
〇 部活が忙しい高1・2生でも利用しやすい
〇 短時間から受講しやすい
〇 高校別のテスト対策がある
〇 1教科受講でもアプリは全教科対応(2024年度高1・2生)
〇 オンラインライブ授業が受講できる(受講科目・プラン等による)
〇 推薦対策ができる(追加受講費なし)
〇 英語4技能対策ができる(追加受講費なし)
× 直接対面で質問できない
× サポートはあるが、学習は1人で進めないといけない
× 難関大対策だけしたい人には向いていない(進研ゼミとレベルが合っていないと×)
※学年によりサービス内容が異なることがあります。
進研ゼミの大きなメリットは塾や家庭教師を利用するより安い料金で大学合格が目指せるところ。他の通信教育と比較しても上記のようなさまざまなサービスを提供しているのが強み。
個別サポートはあるのも心強いです。とはいえ結局は1人で進めなくてはいけないので、受講者の適性もあるでしょう。
塾のメリット・デメリット
一般的な塾(進学塾・予備校)のメリット・デメリットをまとめました。(※塾により異なる場合があります。)
〇 切磋琢磨できる環境
〇 勉強に集中しやすい
〇プロ講師の授業が受けられる
〇 直接先生に質問ができる
〇 直接学習相談や進路相談ができる
〇 自習室が利用できる
× 授業料が通信教育と比べると高い
× 通塾の負担がある(オンラインなら自宅受講可能)
× 個別の対策が難しい(個別指導を利用すれば問題なし)
塾や予備校の「場の力」、大学入試のことを知り尽くしたプロ講師の授業を直接受けられるのは大きな強み。進路指導や自習室、質問サービスなども充実している塾も多いです。
ただ原則集団指導となるので、授業に関しては個別のサポートに弱く、必要のない勉強にも時間を割いたり、苦手なところがわからないまま進んでしまう恐れも。
個別指導を利用すれば解決できますが、費用がかさみます。
進研ゼミ高校講座と塾の併用は?
進研ゼミだけでは心配という人は進研ゼミと塾の併用もおすすめ。
塾や予備校で受験科目を全部受けようとすると受講費がかさむだけでなく時間もとられてしまいますが、苦手科目だけ塾を利用してあとは進研ゼミで進めれば、時間のロスも経済的負担も抑えられます。
併用した場合 料金の例(高3・3科受講の例)
- 進研ゼミだけ→年間約14万円*
- 塾・予備校→ 年間約64万円~**
- 進研ゼミ+塾・予備校で1科目→年間約14万円+約21万円~(計35万円~ ※別途塾・予備校の入会金など)
*進研ゼミは一括払いを利用した場合。
**塾・予備校の料金は駿台予備学校2024年度の授業料を参考。入会金、システム・サポート料、講習費などは除く。
※上記料金はあくまでも一例です。
進研ゼミ高校講座と塾、おすすめな人は?
進研ゼミ高校講座は次のような人におすすめです。
- 1人でも勉強できる人
- テスト対策をしたい人
- 質問サービスなどを活用したい人
- 部活で忙しく塾に通うのが難しい人
- スマホで効率的に学習したい高1・2生
一方、塾・予備校は次のような人におすすめです。
- 直接授業を受けたい人
- 家で勉強するのは苦手、切磋琢磨できる環境が良い人
- ハイレベルな講座を受けたい人
- 受験対策だけ進めたい高1・2生
- 自習室も利用したい人
1人でも勉強できるタイプだけど苦手教科は直接教えてほしいという人は、進研ゼミと塾の併用がおすすめです。
PR
- 1教科×2か月から受講OK
- 1教科受講でもデジタル教材5科OK
- 共通テストで8割目指せる
- オンラインライブ授業あり
※講座内容は学年、年度により異なります。お申し込みの際は最新の情報を公式サイトにてご確認ください。
まとめ
大学受験対策に進研ゼミ高校講座と塾のどちらがおすすめか、比較やそれぞれのメリット・デメリットなどを見てきました。進研ゼミと塾・予備校のどちらも実績がありますが、どちらが合うかは人それぞれ。
比較を見たもののやはりどちらか決めかねるという方は、進研ゼミの教材をおためししてみたり、塾・予備校の見学や体験授業でどちらが合いそうか判断すると良いでしょう。今回の記事が大学受験対策のお役に立てたら幸いです。