高校生の通信教育といえばZ会と進研ゼミ。部活や習い事とも両立しやすいのが通信教育の良いところですが、大学受験に向けて利用するとなるとどちらが良いのでしょうか。
大学受験のことを考えると進研ゼミとZ会どっちが良いの?
通信教育でちゃんと続けられるか心配
学校のテスト対策は大丈夫?
スマホやタブレットでも勉強できるの?
という方のために、進研ゼミとZ会の講座内容を比較、どんな人にそれぞれおすすめなのかを元塾講師がまとめまてみました。よかったら通信教育選びの参考にしてください。
※こちらに記載の内容は情報取得時のものです。最新の情報は各公式サイトや資料等でご確認ください。
※この記事はPRを含みます。(Z会、進研ゼミと当サイトは提携関係にあります。)
Z会の通信教育と進研ゼミの高校講座を比較!
Z会と進研ゼミ高校講座の特徴を簡単に比較、表にまとめました。
学年 | Z会 | 進研ゼミ |
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高1・2 |
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高3 大学受験 |
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※上記の内容は主に2024年1月29日時点での情報です。最新の情報は各公式サイトにてご確認ください。
Z会は東大・京大・難関大学対策で難問対策、進研ゼミは中堅上位~難関大対策で基礎固めから演習におすすめな通信教育です。
Z会高校生向け講座の特徴は?
Z会は難関大学受験生専用、タブレットコースとテキストコースの2本立て。いずれもプロの添削指導と映像授業、AIの学習サポートがついています。
タブレットコースは高校3年間の単元がオープンカリキュラム、予習もテスト対策も自由に進めやすい設計に。入試演習は紙のテキストで進めます。
テキストコースは紙の教材中心ですが、スマートフォンで映像授業やAI速効トレーニングが利用可能。テキストによる志望大別の入試演習と、スマートフォンを使った個別学習で難関大合格を目指します。
オプション(専科)で推薦・国際系学部の大学受験生向けの英語講座Asteriaや、共通テスト対策、小論文、医療系小論文の講座も用意。
受講にあたりタブレットコースでは所定のiPadかZ会専用タブレット、テキストコースではスマートフォンが必要になります。
進研ゼミ高校生向け講座の特徴は?
進研ゼミでは学校の授業をベースにしながら志望大現役合格を目指せる「現役合格逆算メソッド」を採用。
通学する高校の教科書や進度に対応(※)、授業の要点を確認し苦手分野を残さないよう基礎力を養成。スキマ時間を有効活用できる教科書対応アプリを用意。(※一部の教科書や特殊な進め方などで対応できない場合もあります。)
受験対策は志望大合格から逆算したカリキュラムで、志望大レベル別に学力を伸ばせるよう厳選したコースを設定、高2の3学期からは志望大レベル別プランへ。
志望大レベル別の合格プラン・・・東大京大・難関国公立・国公立スタンダード・早慶上智・難関私大・私大スタンダード・受験ベーシック(偏差値60未満)
さらに模試の結果を送ると進路指導センターから学習アドバイスが届く大学合格逆算ナビも提供。個別の合格・進路指導で最適な学習が見つかります。
また追加受講費なしで推薦合格プログラムとして推薦入試に関する最新の情報や対策などもお届け。
1・2年生のうちはスマホ×テキストの効率学習、3年では大学受験に向けテキスト中心で、共通テストと個別試験の対策を進めます。オンラインライブ授業や英語の検定・資格試験対策も。
2024年度のZ会と進研ゼミの高校講座受講費を比較
Z会と進研ゼミを1教科または3教科とった場合の受講費をまとめました。
※記載の料金は2024年1月29日時点での情報であり、今後変更が出る場合があります。最新の情報は各公式サイトにてご確認ください。
※表示の金額は一括払いでの最安料金となります。
1教科あたりの受講費(Z会は英数国の例。2024年1月時点での情報。)
学年 | Z会 | 進研ゼミ |
---|---|---|
高1 | タブレット 3,910円~/月 テキスト 4,835円~/月 |
6,480円~/月 |
高2 | タブレット 3,650円~/月 テキスト 4,750円~/月 |
6,690円~/月 |
高3 | (東大・京大) 5,050円~/月 (最難関・早慶) 4,950円~/月 (難関) 4,750円~/月 |
1科+全教科 9,950円~/月 |
3教科あたりの受講費(Z会高1・2は英数国の例。2024年1月時点での情報。)
学年 | Z会 | 進研ゼミ |
---|---|---|
高1 | タブレットの例 10,730円~/月 |
9,630円~/月 |
高2 | タブレットの例 9,950円~/月 |
9,840円~/月 |
高3 | 最難関の例 13,850円~/月 |
3科+共通テストの例 11,730円~/月 |
Z会タブレットコースの専用タブレット代(2024年度)は29,960円となります。所定のiPadとデジタルペンシルがあれば購入不要です。
Z会の通信教育と進研ゼミの2023年度合格実績を比較
Z会の通信教育と進研ゼミの2023年度合格実績を比較しました。
Z会の合格実績
Z会員全体(通信教育以外も含む)で東大 1,263名と東大入学者数(約3,000名)の3分の1以上。早慶上理やMARCHG・関関同立など難関私立の実績も多数あります。
※Z会員はZ会の通信教育・映像授業・オンライン授業の受講生、教室本科生・講習生、および提携塾のZ会講座受講生を指します。
🌸Z会員の主要大学合格実績(2023年度)
(国公立)東京大 1,263名、京都大 1,010名、一橋大 240名、東京工業大 211名、北海道大学 379名、東北大 399名、名古屋大 255名、大阪大 545名、九州大 291名 他多数
(私立)早稲田大 2,553名、慶應義塾大 1,691名、上智大 1,044名、東京理科大 1,996名、青山学院大学 577名、学習院大 238名、法政大 926名、中央大 1,051名、明治大 2,033名、立教大 863名、関西大 515名、関西学院大571名、同志社大 1,583名、立命館大 1,201名 他多数
(医学部医学科)東京大 42名、京都大 66名、東北大 30名、名古屋大 35名、九州大 19名、東京医科歯科大 18名、千葉大 17名、山梨大 18名、大阪大 37名、神戸大 20名、横浜市立大 10名、慶應義塾大 41名、東京慈恵会医科大 33名、順天堂大 47名、日本医科大 37名、奈良県立医科大 23名 他多数
進研ゼミの合格実績
進研ゼミ2023年度の現役合格実績は、国公立大8,246名、私立大30,352名が現役合格(うち推薦での合格が9,166名)でした。
※進研ゼミは高校生向け講座(高校講座・小論文特講)3か月以上受講経験での実績、重複含む、推薦は総合型選抜・学校推薦型選抜の合格者数。
🌸進研ゼミの大学現役合格実績(2023年度)
(国立大)東京大 65名、 京都大 87名、 一橋大 29名、 東京工業大 30名、 北海道大 119名、 東北大 144名、 名古屋大 157名、 大阪大 147名、 九州大 111名 他多数
(私立大)早稲田大 438名、慶応義塾大 190名、 上智大 210名、東京理科大 343名、 青山学院大 368名、 中央大 450名、 明治大 633名、 法政大 605名、 立教大 404名、 学習院大 214名、関西大 593名、 関西学院大 526名、 同志社大 469名、立命館大 768名 他多数
高校生の通信教育はZ会と進研ゼミどっちがおすすめ?
難関大対策特化ならZ会
Z会の合格実績や難関大対策の講座の充実度からも、東大・京大・早慶その他難関大に焦点を当てた受験対策をしたいという高校生にはZ会がおすすめです。進学校でも成績が良く、市販の問題集をやるだけでは物足りない…そんな実力のある高校生には良問ぞろいのZ会がピッタリでしょう。
Z会がおすすめな高校生
- 東大・京大・医学科他難関大を目指している
- 必要な講座(教科)だけ利用したい
- 受験に向けて学校より予習を進めたい
- 1年生から入試対策をしっかり進めたい
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テスト対策も受験対策も進めたいなら進研ゼミ
一方、学校のテスト対策や中堅~最難関まで受験の基礎固めに通信教育を利用したい高校生には進研ゼミがおすすめです。今の大学入試では推薦の比率が高く、学校の成績(評定平均)も入試対策もどちらも対策することがおすすめされています。オプションで難関大専門のオンライン塾「エベレス」も利用できます。
進研ゼミがおすすめな高校生
- 推薦対策(評定平均)でテスト策を進めたい
- 志望大学のレベルにあわせた対策がしたい
- 大学受験に向けて基礎固めをしたい
- 1・2年生のうちは負担の少ない学習ペースで進めたい
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まとめ
Z会の通信教育と進研ゼミの高校講座を比較してきました。
難関大学受験対策に難問に多く取り組みたいならZ会(特に予習を自分のペースで進めたいならタブレット)、学校のテスト対策を進めつつ受験の基礎固めを1・2年のうちに進めたい、個別の手厚いサポートを受けたい、推薦対策をしたいなら進研ゼミがおすすめです。
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