帰国子女は勉強の遅れが心配?海外在住の小学生におすすめの対策5つ!

帰国子女は勉強の遅れが心配?海外在住の小学生におすすめの対策5つ!

元塾講師である筆者は、塾で帰国子女の小学生のお子さんを見る機会がありました。英語が得意なお子さんたちは、小学生ながら早々と英検®準1級なども取得。

塾では英語の対策もしていましたが、一番の問題はやはり国語(日本語)、その他の科目も日本のカリキュラムと海外のカリキュラムのギャップがあり、そのフォローをしていました。

「海外に赴任することになったけれど、子どもの勉強が心配。受験も考えているから日本のカリキュラムに合わせて勉強したい・・・」

「現地でインターに通っているけれど、漢字が苦手だし、算数の進度も日本と違うし・・・、日本に帰ってから大丈夫?」

と心配になるのは当然でしょう。

今回の記事では具体的に帰国子女のお子さんはどのような勉強の遅れが生じる可能性があるか、また遅れをとらない(取り戻す)ためにおすすめの対策についてもご紹介しています。

よかったら今後のお子さんの家庭学習の参考にしてください。

※「英検®」は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

※この記事に記載の内容は2022年8月13日時点での情報をもとにまとめています(一部修正あり)。最新かつ正確な情報は公式サイトにてご確認ください。
※この記事には一部PRが含まれます。

帰国子女は勉強の遅れが心配?

海外にお住まいのご家庭でも公文や日本人学校、補習教室、家庭では通信教育や日本で購入しておいたテキストなどを利用し、日本国内とのカリキュラム上のギャップがないよう工夫されているご家庭もあるかと思います。

ただ中にはせっかくの機会だからと英語力やグローバルなセンスを身につけるため、あえて日本人学校は選ばず、インターに通わせている(あるいはお子さんご本人の意思で通っている)というケースもあるでしょう。

筆者のいた塾の帰国子女のお子さんたちは現地でがっつり英語での生活になじみ、(小6から中3まで)帰国後はどのお子さんも英検®準1級に合格。そのおかげもあり、中学受験、高校受験を有利に進めることができました。

しかし帰国して日本での生活に慣れるまでは、大変な部分もあったようです。特に小学生で海外に行ったお子さんはまだ国語(日本語)の力がついていなかったり、漢字や語いも不足しているままの状態。

数年分の遅れを取り戻すのはなかなか大変なようです。

国語(日本語)は特に漢字や語い力が課題

漢字や語い力が乏しいと、帰国してからの勉強で非常に苦労します。文章が読めないと国語はもちろん、どの教科でも勉強に苦労します。

読解問題で文脈や心情を読み取ったりイメージすることができても、漢字や語句の意味がわからないと正しい答えを導き出せず、当然記述問題でも答えることが難しくなります。

算数は進度の違い、教え方でギャップが

学習する内容に大きな違いがなくても、学年によって習う単元は国によって違い、日本に帰国したら学校で習っていないところがすでに終わっていたということも。

小学生は特に小数、分数などで少しでも習うタイミングでズレがあると、かなり混乱する可能性も。可能であれば現地にいるときに日本のカリキュラムも学んでおいた方が良いでしょう。

理科・社会は勉強する内容が異なる

理科や社会は当然現地と日本では習う内容が異なります。単元によっては中学でも同様の内容を教わることもありますが、細かな部分まで完璧に覚えなくてもある程度常識として知っておいた方が良い内容も。

「日本の都道府県はわからないけど、アメリカの州ならわかる」と言っていた6年生もいました。

中学受験をしないご家庭でも、軽く勉強はしておいた方が良いでしょう。

英語で苦労することもある?

現地にいたときは英語で不自由なく生活できていたのに、帰国後英語を話す機会がなくなってしまい、すっかり英語力が落ちてしまったという話もよく聞かれます。

幸い筆者のいた塾の帰国子女の塾生たちはご家庭が教育熱心ということもあり、帰国後もしっかり英語学習させ一定の英語力をキープすることに成功していたようです。

しかし文法の勉強をしようと思っても、日本語の語いが少ないと苦労することも。授業でも小学生に abstract noun を説明してもなかなか意味が通じないことがありました。また語いが乏しいと当然和訳も難しくなります。会話はできてもテストではいい点を取れない恐れも。

帰国後も困らない!海外在住の小学生におすすめの対策5つ

テキストだけで保護者の方が勉強を教えたり、お子さんが独学で順調に勉強が進められたら問題ないのですが、なかなか難しいこともあるでしょう。

日本に帰国後も日本語での学習やカリキュラムのギャップで困らないようにするために、対策を5つあげてみました。

補習校に通う

週末や放課後に通える日本語補習校に通うことで、日本のカリキュラムでの学習が可能です。

ただし週1回のみの補習校通いでは、日頃もそれなりに勉強を進めないと学習の定着度が十分でない恐れも。また補習校により対応教科が少ない場合もあります。

公文・学研教室に通う

日本で有名な公文や学研教室は海外でも展開。国語や算数、英語を教えているところが多いようです。通いやすさ、日本人の先生がいるか、対応教科など、希望に合うところをリサーチしてみると良いかも。

通信教育を利用する

補習校や塾は送迎が大変、家庭内で学力状況を把握しやすい方が良い、全教科対応が良いなら通信教育(テキストやタブレット学習など)がおすすめ。

中学受験予定のご家庭は中学受験講座のある通信教育を(Z会、進研ゼミ、四谷大塚などで海外受講対応)。

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その他にも小学生におすすめな通信教育を見たい方はこちらの記事を。

オンライン塾・家庭教師を利用する

家庭学習や通信教育だけではわからないところがそのままになってしまう、親が教えるのは負担・・・というご家庭には、海外から受講可能なオンライン塾や家庭教師がおすすめ。

講師(学生、社会人、プロ)や受験・補習、資格試験対策などの対応状況、指導時間など各サービスにより異なるので、ご家庭のニーズにマッチしたところを選ぶと良いでしょう。大抵のところで無料体験が利用できます。

アプリで学習する(文字)

日本国内にいても大人ですら書く機会がない漢字は忘れがち。日頃からコツコツ練習しておかないとなかなか定着しないもの。

ひらがな、カタカナ、漢字などが学習できるアプリも多数あるので、ドリルだけだと飽きてしまいそうならスキマ時間に進められるアプリで勉強するのもおすすめです。

まとめ

中高生と比べると特に小学生の帰国子女は、海外から帰ってきて日本での勉強に苦労することが多いようです。

ですが小学生の時期を海外で過ごせるというのはある意味貴重な経験。

さらにお子さんの学習状況や目標に合わせて日本のカリキュラムに合った学習も進めておけば、日本に帰国してからもとまどうことも少なく、かつ現地で得られた経験をお子さんの「強み」に活かせるのではないでしょうか。

今回の記事が家庭学習の参考になればうれしいです。

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