中高一貫校の数学カリキュラムの特徴として、進度が速いこと、体系数学など検定外教科書を利用する学校が多いこと、各中高一貫校により進度やレベルがまちまちであることがあげられます。
数学が苦手な人と得意な人、難関大志望で先取りしたい人など、レベルや目的により選ぶべき教材が異なってきます。
📍中高一貫校生が数学でつまずきやすいポイント
- 学校の進度が速いため、基礎固めが不十分になりやすい
- 学校の教材やテストが難しい
- 一般的な中学数学の教材だと進度やレベルが合わないことが多い
この記事では中高一貫校生の指導経験がある元塾講師が、中高一貫校生(主に中学生)におすすめな問題集を「体系数学を使っている人」「数学が苦手な人」「医学部・難関大を目指す人」に分けて紹介、数学が苦手な中高一貫校生に向けて勉強法についても解説しています。ぜひ教材選びや家庭学習の参考にしてください。
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体系数学を使っている中高一貫校生におすすめな問題集
体系数学の予習・復習におすすめな問題集をご紹介します。まずは教科書の内容をしっかり理解したい、数学は得意ではないので学校の教科書に沿った勉強をしたいという中高一貫校生におすすめです。ハイレベルな問題集を知りたい方はこちらの章をご覧ください。
中高一貫教育をサポートする チャート式体系数学(数研出版)
体系数学に完全準拠、丁寧な解説が特徴です。問題は基本レベルから発展レベルまであるので、レベルに応じて問題に取り組めます。日々の予習・復習や定期テスト対策におすすめです。1と2の代数編・幾何編があります。(以下は1の代数編・幾何編)
体系問題集(数研出版)
体系数学に準拠した問題集で、基礎レベルから発展レベルまで収録されています。日々の予習・復習にプラスしたり定期テスト前の確認、長期休みの自主課題として使うのにもおすすめです。
【補足】教科書の理解を深めたい人にはガイドがおすすめ
日々の予習・復習に便利なのが体系数学の教科書ガイドです。進みの速い中高一貫校では授業の解説だけですべて理解するのは難しいことも多いです。数学が苦手な人もガイドを活用して予習・復習することで、授業の理解も深められます。こちらのガイドにはオリジナル問題も収録されています。
数学が苦手な中高一貫校生におすすめな問題集
数学がとても苦手、基礎から勉強したいという中高一貫校生におすすめな問題集を紹介しています。検定教科書を利用している中高一貫校生向けです。
中学ひとつひとつわかりやすく。(Gakken)
中学ひとつひとつわかりやすくシリーズは、教科書の基礎レベルがざっと学べる教材です。書き込み式の解説と問題演習は1回15分程度と短時間で取り組みやすい内容となっています。問題のボリュームは少ないため演習量を求める人には向きませんが、短期間で基礎をおさらいするのに適しています。
中学教科書ワーク(文理編集部)
検定教科書をお使いで数学に苦手意識があるお子さまには、教科書準拠のワークがおすすめです。教科書に沿った内容のため混乱せず、教科書の問題、教科書ワーク、学校の副教材・プリントをこなすことで定期テストの得点アップにもつながります。
※購入の際はお使いの教科書や学年をお確かめください。
【補足】自学自習をサポートする動画授業も活用
数学が極端に苦手な人は、解説の文字情報だけで独学するのは厳しいかもしれません。YouTubeの教育系チャンネルやTry ITなどの動画授業を活用するのもおすすめです。
医学部・難関大を目指す中高一貫校生におすすめな数学問題集
医学部・難関大学を目指す中高一貫校生におすすめな教材をご紹介します。体系数学その他の検定外教科書を使っていて、ハイレベルな問題に取り組みたい人に向いています。
新Aクラス問題集(昇龍堂出版)
新Aクラス問題集は難関中高一貫校で指導経験のある先生方が作成した、ハイレベルな問題集です。発展レベルの問題が多いため、数学好きな人なら解くのが楽しく感じられそうです。
中高一貫ハイステージ数学(東進ブックス)
トップクラスの中高一貫校生におすすめなのがこちらの教材です。1年生から高校レベルの内容を扱っており、数学上級者向けの参考書兼問題集となっています。普通のハイレベル問題では物足りない中高一貫校生におすすめです。
チャート式基礎からの数学 <青チャート>(数研出版)
中学数学の範囲が終わったら取り組んでほしいのが青チャートです。青チャートは難関大向けで難しい問題を多く扱っています(チャート式の難易度は白<黄<青<赤)。しかし解説は丁寧ですので、基礎がしっかり固まっている人なら一人でも進めやすいです。独学での先取りに青は難しそうであれば白か黄のチャートを選んでも良いでしょう。
数学が苦手な中高一貫校生に伝えたい家庭学習のコツ
自分に合った問題集を選んだら、適切に学習を進めることも重要です。ここでは特に数学が苦手な中高一貫校生向けに、家庭学習のコツを紹介します。
教科書の理解を深めることを最優先に
数学が苦手な人は、まずは教科書の内容をしっかり理解することが重要です。教科書の問題は解けない問題がないよう基礎固めができてから、応用問題にもチャレンジしていきましょう。
予習・復習を習慣化する
中学からの授業は事前に準備しないとついていくのが難しいです。また習ったときは覚えていても時間が経つと解法を忘れてしまうものです。学習した内容の理解と定着を高めるために、日々の予習・復習を習慣化することが大切です。
- 予習・・・教科書の解説を読み、例題や問題を解く(ガイドも活用)
- 復習・・・授業で難しかった問題をもう一度解く、問題集を進める
日々の復習では授業で習った範囲の問題を解き、さらに週末など少し広い範囲の問題を解くことで、以前習った内容を忘れずに身につけることができます。
動画授業を活用し、理解の入り口を増やす
教材だけでの自学自習は決して簡単ではなく、特に関数や図形問題は解説を見ても理解できないことも少なくありません。動画授業などを活用することで、文字情報だけではわかりづらかった内容も理解しやすくなります。
独学が厳しいと感じたら早めに塾や家庭教師を頼る
筆者が個別指導塾で教えていたとき、担当していた中高一貫校生のほとんどは「数学」の補習で来ていました。数学はわからない問題が出るとなかなか先に進めにくい科目でもあるので、独学が厳しいと感じたら塾や家庭教師を頼ることも検討してみましょう。
体系数学におすすめな塾は次の記事で紹介しています。

≫中高一貫校生におすすめな塾・家庭教師のカテゴリーはコチラ。
数学の勉強法は次の記事で詳しく解説しています。

まとめ
中高一貫校では授業の進みが速く教材のレベルも高いため、理解が追いつかないまま先へ進んでしまうこともあります。そのような場合はまずは教科書や学校教材の理解を深めるために、予習・復習をしっかり行いましょう。医学部・難関大受験に向けて力をつけたい中高一貫校生は、自分のレベルに合った質の高い問題集選びが重要です。
📣中高一貫校生におすすめな数学問題集7選
【体系数学を使っている中高一貫校生におすすめな問題集】
【数学が苦手な中高一貫校生におすすめな問題集】
【医学部・難関大を目指す中高一貫校生におすすめな数学問題集】
中高一貫校中学生におすすめな教材は次の記事でも紹介しています。
首都圏で中高一貫校生の数学指導に強い塾は次の記事で紹介しています。
中高一貫校生におすすめな通信教育やオンライン塾も知りたい方は、次の記事を参考にしてください。
