間違えやすい四捨五入問題1「上から2けたの概数」とは?

間違えやすい四捨五入問題1「上から2けたの概数」とは?

小学生だけでなく中学生でも間違えやすい四捨五入の問題に、「上から2けた(〇けた)の概数」を求める問題があります。

「上から〇けた」という表現は「小数第何位まで」の概数よりもわかりづらいようです。

「上から〇けたの概数」はどのような数になるのか、まずはわかりやすい整数、1以上の小数の場合と、1未満の小数の扱い方についてまとめました。

練習問題もつくりましたので、理解できたか確認するのによかったら利用してください。

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整数の四捨五入「上から2けたの概数」


athree23によるPixabayからの画像

上から2けたの概数にするなら、上から3けための数を四捨五入(切り上げ、切り捨て)し、上から3けため以降を「0」にします。

上から2けたの概数の例】

  • 12345499 → 12000000
  • 938284 → 940000
  • 49682413 → 50000000

上から〇けたの概数(例)

上から3けたの概数にするなら4けためを四捨五入、上から1けたの概数にするなら2けためを四捨五入します。

  • 2349583(上から3けたの概数)→ 2350000
  • 2349583(上から2けたの概数)→ 2300000
  • 2349583(上から1けたの概数)→ 2000000

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小数の四捨五入「上から2けたの概数」

小数の四捨五入でも上から2けたの概数にするときは上から3けためを四捨五入します。整数のときは上から3けため以降の数を全部0にしていましたが、小数点以下に0を続ける必要はありません。

  • 473.458 → 470(470.000とはしない)
  • 47.3458 → 47
  • 4.73458 → 4.7

1未満の小数では注意が必要です。1の位以下に0が続くときは0を無視してけた数を数えます。(大きいけたから見ていき、最初に0以外の数が出るけたを「上から1けた」として考えます。)

  • 0.473458 → 0.47
  • 0.0473458 → 0.047
  • 0.00473458 → 0.0047

途中に入る0は無視せず数えます。

  • 0.3025 → 0.31
  • 0.04091 → 0.041

小数のとき上から〇けたの概数にするとき「0は無視するんだよ」とだけ教えると、下のようなミスが起こりやすいので注意が必要です

  • 1.053 → 1.05×(正しくは1.6)
  • 10.785 → 10.8×(正しくは11)

上から〇けたは基本的には左から数えますが、1の位が0から始まるとき、またその0が続いているときは無視することになります。

【さまざまな上から2けたの概数の例】

  • 53203 → 53000
  • 37.78 → 38
  • 0.432 → 0.43
  • 0.003989 → 0.0040
  • 0.708 → 0.71

上から〇けたの概数(例)

上から〇けたの概数にするなら「〇+1」けためを四捨五入します。

  • 0.65091(上から4けたの概数)→ 0.6509
  • 0.65091(上から3けたの概数)→ 0.651
  • 0.65091(上から2けたの概数)→ 0.65
  • 0.65091(上から1けたの概数)→ 0.7

【問題編】上から〇けたの概数

問 次の数を四捨五入して、例のように(   )内の概数で表しましょう。

例 98234(上から3けた)→ (答) 98200

(1) 382983(上から2けた)

▼答え

(2) 9892450(上から3けた)

▼答え

(3)  589029(上から1けた)

▼答え

(4) 50.94(上から3けた)

▼答え

(5) 50.94(上から2けた)

▼答え

(6) 0.67859(上から2けた)

▼答え

(7) 0.67859(上から1けた)

▼答え

(8) 0.0492(上から2けた)

▼答え

(9) 0.307(上から2けた)

▼答え

(10) 0.030894(上から3けた)

▼答え

まとめ

上から2けたの概数は、上から3けための数を四捨五入するのが基本です。ただし0から始まる小数には注意、1の位以下に0が続いているときは数えないようにします。

上から〇けたの概数 → 「〇+1」けための数を四捨五入

1未満の小数 → 左から数を見て0以外の数が初めてあらわれたときが「上から1けた」(例… 0.054 → 「5」が上から1けた)