【通信教育】Z会だけで医学部医学科を目指せる?

【通信教育】Z会だけで医学部医学科を目指せる?

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医学部医学科受験対策にZ会の通信教育を検討中。でもZ会だけで大丈夫なのか、ちゃんと続けられるのか、予備校や塾も利用した方がいいのか…といろいろお悩みですか?

この記事ではZ会での医学部受験に不安を感じてる受験生やその保護者の方に向けて、Z会の医学部医学科向け講座内容や評判、学費(予備校との比較)などをご紹介しています。(あくまでも個人的意見ですが、筆者の意見も交えています。)

よかったら医学部対策の参考にしてください。

※こちらに記載のZ会の講座内容は情報取得時のものです。最新の情報や詳細は各公式サイトや資料等でご確認ください。
※この記事はPRを含みます。(Z会の通信教育と当サイトは提携関係にあります。)

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【通信教育】Z会だけで医学部医学科を目指せる?

塾や予備校には通わず、(特に進学校の)学校の勉強とZ会だけで医学部医学科に合格できた…という人もいるようですが、Z会だけで行けるかどうかは今の学力状況やレベル次第。

演習量が不足する分は自分で勉強の仕方を工夫する必要はあるでしょう。合格実績や評判からもわかるように、教材の質・レベルはかなり信頼が置けるものと言えそうです。

Z会の医学部医学科合格実績はどれぐらい?

2023年度でZ会員全体の医学部医学科の合格者数は1,390名、東大理Ⅲは42名でした。

※Z会員はZ会の通信教育・映像授業・オンライン授業の受講生、教室本科生・講習生、および提携塾のZ会講座受講生を指します。

2023年度医学部医学科合格実績比較(東進は現役生のみ)

Z会 1,390名
駿台 3,663名(国公立 1,625名/私立 2,038名)
河合塾 4,204名(国公立 1,605名/私立 2,599名)
東進 1,791名(国公立 1,064名/私立 727名)

Z会の実績は、通信教育だけでなく、Z会の教室や、通信教育と塾・予備校を併用している人も含まれています。

ただこの合格実績からもZ会講座は医学科受験対策に広く利用されている教材であり、医学部医学科合格者に選ばれている教材ということが伺えます。

Z会って難しいのでは?

Z会がいいというのはわかってるけど、かなりその内容が難しいのではないかという不安も。成績上位者でもかなりハイレベル内容、Z会とレベルが全然合っていないという人にはおすすめはできません。

しかし大学受験生向けの講座では3月号から8月号まで要点をまとめた参考書または映像解説つきとなっています。難しい問題をいきなり解くだけではありません。

添削問題をためてしまいそう…

得意な科目はヒントなしで堂々と提出できても、苦手教科は参考書を見てもわからない、解けない、提出できない…という人もいるようです。

また高校生は行事が重なったりして忙しいと、添削問題に取り組む時間があまり取れないこともあるでしょう。添削問題は途中までで提出してもOKだし少し遅れてもOK(添削指導の起源は約1年)。大事なのは取り組むこと、そして復習して理解を深めることです。

1人で続けられるのか不安

Z会に限らず、自宅学習は予備校通いと違い孤独な戦いに感じられます。公式サイトには「添削答案にメッセージもあったし孤独とは思わなかった」という声も掲載されていましたが、かなり優等生的なコメントかもしれません。

難しそうなら勉強垢を作ったり、「Studyplus」や「みんチャレ」のような習慣化アプリを活用するのもおすすめです。Z会の問題を解いていてどうしてもわからないところがあれば、「教えてZ会!」で質問することもできます。

塾や予備校も利用した方が良い?

とはいってもやっぱり1人で進めるのは大変そう。それにZ会だけでは問題演習の量が足りないかもしれないし、入試情報もいろいろ知りたい…という人は塾や予備校とZ会を併用するのがおすすめ

Z会は1講座から受講できるので、特に力を伸ばしたい科目の強化に役立てることもできます。また他の通信講座の映像授業を利用しながらZ会で「アウトプット」という流れも、Z会でおすすめしてます。

今の学習進捗度やレベルによって、Z会の使い方としては下のようなパターンがあるでしょう。

  • Z会だけ(学校の勉強・赤本)
  • 予備校・塾+Z会(サブ)
  • Z会(メイン)+予備校模試・講習会
  • 映像授業/通信教育+Z会

Z会の医学部医学科受験向けの講座内容は?

Z会では2023年度より全学年でテキストコースとタブレットコースの2つのコースを選ぶことができます。

テキストコースはオリジナルカリキュラムによる紙のテキストが中心でスマートフォンを使ったAI個別学習つき。

タブレットコースは取り組む単元を自由に選べるタブレット学習が中心で、入試演習は紙の教材になります。(※高3タブレットは単元の基礎固め、高1・2の復習をしたい人向け。)

高3・既卒の医学部医学科受験生におすすめされているのが最難関講座で、東大生理Ⅲ・京大医学部・慶応医学部は各大学の講座がおすすめされています。

講座・対応科目

東大・最難関 英語・数学・国語・物理・化学・生物・日本史・世界史・地理
京大・早慶大 英語・数学・国語・物理・化学・生物・日本史・世界史
専科 共通テスト攻略演習(6教科17科目)・小論文・医療系小論文

Z会大学受験生向け講座の受講費は?【予備校と比較】

Z会の受講料は最難関講座(12か月一括払い・本科1講座)で年間約6万円です。

Z会大学受験受講費(2024年度 1講座の料金)

コース 東大京大 最難関早慶
テキスト
タブレット
5,050円~/月 4,950円~/月
コース 共通テスト攻略演習
6教科17科目セット
小論文
テキスト 3,910円~/月 4,750円~/月

※表示の金額は12か月一括払いを利用した料金。

予備校の料金と比較してみました。

Z会と予備校の年間受講費・授業料を比較

高3 高卒生
Z会 1講座約6万円~ 4講座約24万円~
大手予備校A 1講座約20~30万円 約80万円~
医系専門予備校B 1科目50万円~ 約400万円~

通信教育と比べれば予備校はかなり高くなり、特に医系専門の予備校となると授業料がさらに高くなります。

現役高校生の場合予備校は基礎からしっかり教わりたい講座のみ利用したり、講習会や模試のみ利用することで通学と金銭面での負担が抑えられるでしょう。

Z会の医学部受験に関する評判は?Z会だけで合格した?

Z会での医学部受験に関する評判を、ネット上から集めてみました。

  • 国立大学の医学部に入った同僚のお子さんは、Z会と学校の補講と予備校の講習会を利用していたそう。Xより)
  • 地元に進学塾がなく、Z会など通信教育を使って東大の医学部に入った人がいたらしい。Xより)
  • 公立高校から学校の勉強と予備校模試、Z会で医学部に合格した。Xより)
  • センター試験後は赤本とZ会で入試対策。Z会の教材の中で特に良かったのが添削問題。(Z会公式サイト「京大受験合格体験記」より)
  • 塾と併用で千葉大の医学部に入りました。Z会だけでは情報収集やモチベの維持に不安があるなら、模試会員や講習会員になるのがおすすめ。リケジョ「医学部受験 《塾について(Z会)》」より)

Z会だけで医学部受験に合格できたという人もまれにいるようですが、やはりかなり天才肌の人かすでに入試に必要な基礎知識が十分インプットができている人といった印象です。

信頼できる予備校や医学部進学に強い塾に通いながら、または予備校の模試や講習会の講座を活用しつつZ会を利用するのが、独学やモチベーションの維持に不安を感じる人には良いでしょう。

またZ会はハイレベルなアウトプット中心型の通信教育なので、レベルが合っていない人やインプット(基礎固め)が必要な人は別の教材を利用するか、インプット型の教材(オンライン講座)とZ会を併用するのがおすすめです。

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まとめ

受験生の自宅学習にZ会はおすすめの教材ですが、Z会だけで医学部医学科受験はかなり難しそうという結論です。学習意欲と合格する素質・学力がある程度以上あれば可能性が高くなるでしょう。

大手模試の結果をにらみつつ、強化したい講座だけ受講したり、塾・予備校と併用でうまく活用するのがおすすめ。無料のおためし教材や特典冊子ももらえるので、気になる方は資料を請求してみてはいかがでしょうか。

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Z会



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