中高一貫校の理科の特徴として数学や英語のような先取りではないけれど、中1から高校範囲の内容まで深く学習すること、学校のプリント教材を中心に進むことも多いこと、学年により習う分野(教科)が異なることなどがあげられます。(※中高一貫校により授業の進め方やカリキュラムは異なります。)
この記事では
- 「理科のテストが難しく、一般的な中学生向け教材では対応できない」
- 「学校の授業が難しく、基礎から理解したい」
- 「以前習った範囲を忘れてしまったので復習したい」
という中高一貫校中学生に向けておすすめな理科の問題集を元個別指導塾講師が厳選、理科が苦手な人向けの勉強法についても解説しています。
中高一貫校生向けの理科教材をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
※本記事にはプロモーションが含まれています。
中高一貫校生におすすめな応用レベルの理科問題集
中高一貫校生におすすめな中学生向けのハイレベルな問題集をご紹介します。(高校範囲の問題集は次の章で紹介しています。)
新Aクラス問題集(昇龍堂出版)
中高一貫校でも採用されている『新Aクラス問題集』は開成の先生が執筆した問題集で、基本から発展レベルまで学べる内容となっています。あっさりとした紙面ですが、逆にそれが集中しやすくて良いかもしれません。中高一貫校の授業の復習から定期テスト対策まで役立ちます。
最高水準問題集(文英堂)
最高水準問題集には高校入試レベルの問題と、最高水準レベルの問題が収録されています。中高一貫校生の感覚だと標準レベルかと思われます。解説も詳しく、自学ができる中高一貫校生なら一人で進めやすい教材です。学年別のものと高校入試対策向けのものがあります。難しい問題中心で取り組みたいという人は次に紹介する「特進」がおすすめです。
※同シリーズで中2、中3、高校入試もあり。
最高水準問題集 特進(文英堂)
最高水準問題集の「特進」は難関中高一貫校の定期テスト対策にもおすすめされている、難問・超難問を集めた問題集です。こちらも詳しい解説がついているので、理科が得意であれば一人でも進めやすい教材かと思われます。
※同シリーズで中2、中3もあり。
高校範囲の理科を基礎から学習したい中高一貫校生におすすめな問題集
学校の定期テスト対策や大学受験に向けて、高校範囲の理科の基礎を確認しておきたいという中高一貫校生におすすめな教材です。
高校ひとつひとつわかりやすく。シリーズ(Gakken)
参考書兼書き込み式の問題集となっており、基礎固めに適した教材となっています。紙面はカラフルでイラストつきです。高校向けの教材は難しいという人は、まずはこちらで基礎を固めてから少しレベルの高い問題集に移行すると良いでしょう。
※以下のリンクは高校化学基礎の問題集、同シリーズで高校物理基礎、高校生物基礎もあります。
マイベストよくわかる問題集シリーズ
こちらは教科書レベルの基礎から定期テスト対策まで対応している、基礎固め向けの問題集です。各単元で簡単な解説とチェック問題からスタートするので、高校範囲の理科が難しいと感じている人にも取り組みやすい内容です。
※以下のリンクは高校化学基礎の問題集、同シリーズで高校物理基礎、高校生物基礎もあります。
同シリーズの参考書もあります。
※高校物理基礎、高校生物基礎もあります。
理科を基礎から固めたい中高一貫校生におすすめな問題集
学校の問題集では難しすぎる、受験でも理科は大の苦手だった、教科書レベルの基礎固めから行いたい、という人におすすめな問題集もピックアップしました。
教科書ワーク(文理)
教科書レベルの基礎固めにおすすめなのが教科書ワークです。教科書内容の要点を確認できる穴埋め問題から始まり、単元テストや定期テストに頻出の問題まで取り組むことができます。学校のテストより簡単かもしれませんが、基本問題をまずは押さえておきたいという人におすすめです。
※上記は中1啓林館版です。中2・中3用、東京書籍、学校図書、教育出版対応もあります。
中学ひとつひとつわかりやすく。シリーズ(Gakken)
理科は小学校のときから苦手、2科目受験だったので理科は学校の勉強しかしていない、まずは教科書レベルの基本事項を確認したいという人には、とても易しいレベルのこちらの問題集がおすすめです。ポイントを絞った説明とイラストで、理科アレルギーの人にも取り組みやすい内容です。
理科が苦手な中高一貫校生向けの勉強法
理科が苦手な中高一貫校中学生に向けて、勉強の進め方をまとめました。
まずは学校指定の問題集を最優先
まずは学校で渡されている副教材(新中学問題集や新Aクラス問題集など)をしっかり解くようにしましょう。テストまでに3周し、どの問題が出ても答えられるようにするのが理想です。ただし学校の問題集が難しければ、上で紹介したような易しい問題集で基礎固めしてから取り組んでください。プリントからも出題される場合は、赤シートを活用するのがおすすめです。
日々の学習は復習を中心に進める
英語や数学と違い、理科の予習は必須ではありません。基本的には「授業→復習」のサイクルを定着させるように、短時間でも学習効果が期待できます。良くないのはテスト前の「詰め込み」です。理科がもともと得意で知識も豊富であれば良いですが、苦手ならテスト前だけで何とかするのは厳しいと塾講師であった筆者は感じています。(特に化学式や計算が関わる単元など。)
定期テスト前は出題範囲全体を解き直し、余裕があれば難易度の高い問題集にも取り組むことで高得点を狙えます。学校のテストの出題傾向に合わせた戦略も必要です。
基本の理解に動画授業も活用
解説を見てもわかりづらいところは動画授業を活用するのもおすすめです。有料のものもありますが、Try IT(トライイット)やYouTubeの教育系チャンネルなら無料で利用できます。文字情報だけではわかりづらい内容も理解しやすくなります。
1分野(化学・物理)の勉強の進め方
なるべく習ったその日のうちに授業で進めた範囲の問題集を解きましょう。特に計算・化学式の問題はつまずきやすいところなので早めに固めておき、テスト前に慌てないようにしたいところです。
まず公式や元素記号を確実に覚えないと、計算問題や化学反応式の問題が解けないので、確実に覚えることが重要です。暗記系が苦手な人は赤シートや単語帳を活用してください。その上でたくさん問題を解く「アウトプット」を行います。重要用語の暗記も同様に行ってください。
2分野(生物・地学)の勉強の進め方
2分野は暗記物が多くなります。天気や宇宙、遺伝などの単元で一部計算が必要な問題もありますが、それ以外は基本的に「覚える」ことが主流です。授業当日の復習として問題集を解き、テスト前に2周、間違えたところや覚えきれていないところは再度問題を解いたり赤シートなどを活用して確認するようにしましょう。覚えるときは文字情報だけでなくカラーの資料も見ながら確認すると、記憶に残りやすいです。
独学が厳しいと感じたら塾や家庭教師を頼る
計算問題や化学式が関わってくると、理数系が苦手な人は独学で進めるのは厳しいと感じるかもしれません。わからないところがあってなかなか進まない、学校では聞きづらい、という中高一貫校生は塾や家庭教師を利用するのがおすすめです。
中高一貫校生向けの専門塾なら中高一貫校の理科対策にも強いです。個別指導塾や(オンライン)家庭教師も弱点補強におすすめ、中高一貫校生の指導に強い塾や家庭教師を選びましょう。
都内で中高一貫校生におすすめな塾は次の記事で紹介しています。

≫中高一貫校生におすすめな塾・家庭教師のカテゴリーはコチラ。
まとめ
中高一貫校の理科の授業は難易度が高く高校範囲の内容も扱ったり、学校独自のプリントが使われることもよくあります。テスト前の対策のみでは良い点数を取るのが難しいことも多いです。まずは日々の復習を習慣化して学校教材を最優先に、理解が不足しているところや発展問題の補強に自分に合った問題集を活用してください。独学では厳しい場合は塾や家庭教師の検討をおすすめします。
📣中高一貫校生におすすめな理科問題集7選
【中高一貫校生におすすめな応用レベルの理科問題集】
【高校範囲の理科を基礎から学習したい中高一貫校生におすすめな問題集】
【理科を基礎から固めたい中高一貫校生におすすめな問題集】
中高一貫校中学生におすすめな教材は次の記事でも紹介しています。
首都圏で中高一貫校生の指導に強い塾は次の記事で紹介しています。
中高一貫校生におすすめな通信教育やオンライン塾も知りたい方は、次の記事を参考にしてください。
