中3理科 太陽系と惑星の特徴まとめと問題

中3理科 太陽系と惑星の特徴まとめと問題

太陽系のつくりと惑星の特徴についてまとめました。

太陽系には太陽と惑星以外にも衛星やすい星、太陽系外縁天体と呼ばれる星があります。

これらの天体はどのような天体なのか、各惑星の惑星の大きさ、密度、主成分、自転の向きなどの特徴とともに、内惑星と外惑星、地球型惑星と木星型惑星の違いについても見ていきます。

太陽系に関する英語についても紹介してます。

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太陽系のつくり

WikiImagesによるPixabayからの画像

太陽系太陽を中心にその周囲を回る惑星、小惑星、衛星、太陽系外縁天体、すい星などの天体の集まりを表します。

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太陽

太陽は自分で燃えている星、恒星です。太陽は恒温の気体でできていて、球形をしています。

太陽ができてから約46億年が経っています(太陽の寿命は約100億年)。

惑星

惑星は太陽の周りを円に近い軌道で回っている、一定の大きさ以上のある星のことです。地球も惑星です。

太陽系には8個の惑星があります。

太陽系の惑星 … 水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星(太陽に近い順)

水金地火木土天海(すいきんちかもくどってんかい)で、順番が覚えられます。

太陽から地球の距離を1天文単位(約1億5千万km)と表します。

「惑星」の由来

夜見える星のほとんどは一定の動きをし、星の間で位置は変わりませんが、地球の周りを回る星は不規則な動きをします。惑うように不規則に動く星なので、惑星と名付けられました。

衛星

惑星の周りを回っている星のことを衛星といいます。は地球の衛星です。

小惑星

主に火星と木星の間にある小天体を、小惑星といいます。イカルス、イトカワ、リュウグウなどがあります。

小惑星探査機「はやぶさ」はイトカワ、「はやぶさ2」はリュウグウを探査しています。

はやぶさはすでに帰還、はやぶさ2は2019年7月にリュウグウにタッチダウン成功、2020年に地球に帰ってくる予定です。

太陽系外縁天体

海王星の外側を公転する天体のことです。冥王星、エリスなど。

すい星

すい星(彗星)は氷やちり、薄いガスなどでできた天体のことです。太陽の周りを細長いだ円軌道で公転するものが多いです。太陽に近づくと長い尾を生じ、ほうき星とも呼ばれます。

ハレーすい星、アイソンすい星、エンケすい星などがあります。

すい星と流星の違い

すい星は太陽系の小天体で、太陽に近づくとちりやガスが反射して光るものです。流星は流れ星とも呼ばれ、宇宙のちりが大気中に入り、発光したものです。

毎年決まった時期に見られる流星群は、すい星が放出したちりの帯を地球が通過するときに見られます。

太陽系を英語で表すと?【参考】

・太陽系 … the solar system
・太陽 … the Sun
・水星 … Mercury
・金星 … Venus
・地球 … Earth
・火星 … Mars
・木星 … Jupiter
・土星 … Saturn
・天王星 … Uranus
・海王星 … Neptune
・月 … the moon
・恒星 … fixed star
・惑星 … planet
・衛星 … satellite
・すい星(彗星) … comet
・小惑星 … minor planets
・太陽系外縁天体 … trans-Neptunian objects

太陽系の惑星の特徴

Jonny LindnerによるPixabayからの画像

太陽系には水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星の8個の惑星があります。

水星

水星は太陽に最も近く、最も小さい惑星です。クレーターやがけがあり、昼と夜の温度差が激しく、大気や水はありません。地球から見るのが難しいです。

金星

金星は太陽に2番目に近い惑星で、地球の双子とも呼ばれるぐらい大きさや密度も地球に近いです(金星の方が若干小さめ)。

二酸化炭素の厚い大気の層で覆われ、表面温度が450度以上と非常に熱いです。

金星は自転の向きが他の惑星と逆で、東から西に回っています。そのため金星では太陽が西から昇り、東に沈みます。自転周期(243.02日)は公転周期(224.7日)より長いです。

金星は夕方や明け方に地球から非常に明るく見えて、よいの明星、明けの明星とも呼ばれています。地球の内側を回っているため、満ち欠けが見られます。

地球

地球はわたしたちが生活している惑星です。大気があり、生物が生存できます。

火星

火星には薄い大気があり、大気の主な成分は二酸化炭素です。

火星が赤く見えるのは、地表に酸化鉄を多く含んでいるためです。

木星

木星は太陽系で最も大きい星で、地球の約11倍の直径があります。

大赤斑と呼ばれる模様が見られます。

環があり、イオ・ガニメテなど多くの衛星を持っています。

土星

土星は太陽系で2番目に大きい惑星で、氷でできた大きな環を持っています。

タイタン・レアなどの多くの衛星を持っています。

天王星

天王星は自転軸が公転面とほぼ同じ方向で、約90°傾いて自転しています。環も90°傾いています。

大気は水素とヘリウムが主成分で、氷と岩石でできています。青みがかって見えます。

海王星

海王星は太陽系で最も太陽から離れている惑星です。大黒斑があり、青(緑)っぽく見えます。

大気は水素とヘリウムが主成分で、氷と岩石でできています。

惑星の衛星の数と主な衛星【参考】

惑星 衛星の数 主な衛星
水星 0
金星 0
地球 1
火星 2 フォボス、ダイモス
木星 79 イオ、エウロパ、ガニメデ、カリスト、アマルテア、ヒマリア、エララ他
土星 85(82?) ミマス、エンケラドゥス、ラティス、ディオネ、レア、タイタン、イアペトゥス他
天王星 27 アリエル、ウンブリエル、チタニア、オベロン、ミランダ他
海王星 14 トリトン、ネレイド、ナイアド他

*確定数は72、**確定数は53

参考:Wikipedia「太陽系の衛星の一覧」(外部リンク)国立天文台「惑星の衛星数・衛星一覧」(外部リンク)

惑星の分類

Wynn PointauxによるPixabayからの画像

惑星は地球の内側、外側を回っているかで内惑星と外惑星に分けられます。他にも地球型惑星と木星型惑星に分けられます。

内惑星と外惑星の違い

内惑星は地球の内側を回っている水星、金星、外惑星は地球の外側を回っている火星、木星、土星、天王星、海王星を指します。

内惑星は地球の内側を回っているため真夜中に見ることができません。

 

内惑星 外惑星
惑星 水星・金星 火星・木星・土星・天王星・海王星
満ち欠け する (ほぼ)しない
真夜中 見えない 見える

地球型惑星と木星型惑星の違い

岩石や鉄ででき、小さいサイズの惑星を地球型惑星、水素やヘリウムなどのガスを主成分とし、大型の惑星を木星型惑星と分類することがあります。

木星型惑星では環があるのが特徴です。

地球型惑星 木星型惑星
惑星 水星・金星・地球・火星 木星・土星・天王星・海王星
主成分 岩石、鉄 水素、ヘリウム
直径 小さい 大きい
質量 小さい 大きい
密度 大きい 小さい
温度 高い 低い
自転 ゆっくり 速い
ない ある
衛星 少ない 多い

【問題編】太陽系と惑星の特徴まとめと問題

問1 太陽とその周りを回っている天体をまとめて何と呼びますか。

▼答え

問2 太陽のように自ら光る星を何といいますか。

▼答え

問3 太陽の周りをほぼ円の軌道で公転し、一定以上の大きさがある星を何といいますか。

▼答え

問4 問3の周りを回る星を何といいますか。

▼答え

問5 海王星の外側を回る、冥王星などの天体をまとめて何といいますか。

▼答え

問6 ほうき星とも呼ばれ、太陽に近づくと長い尾をつくる天体を何といいますか。

▼答え

問7 太陽系で最も小さい惑星は何ですか。

▼答え

問8 太陽系で最も大きい惑星は何ですか。

▼答え

問9 太陽と地球の平均距離を1(    )と表し、約1.5億kmにあたります。

▼答え

問10 太陽系の惑星の中で1つだけ自転の向きが異なる惑星があります。どの惑星ですか。

▼答え

問11 火星が赤く見えるのは、火星の地表に何という物質が含まれているからですか。

▼答え

問12 水星や金星のように地球の内側を回る惑星を何と呼びますか。

▼答え

問13 地球型惑星をすべて答えましょう。

▼答え

問4 木星型惑星にあてはまる特徴を、次のア~オからすべて答えましょう。

ア 密度が大きい

イ 環がある

ウ 衛星が多い

エ 岩石でできている

オ 温度が高い

▼答え

問15 公転面と垂直方向に対して約90°傾いて自転している惑星はどれですか。

▼答え

まとめ

太陽系と惑星のポイントをざっくりまとめました。

・太陽系 … 太陽(恒星)、惑星とその周りにある衛星、すい星、太陽系外縁天体などで構成

・惑星 … 水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星

・最小の惑星が水星、最大の惑星が木星

・金星は自転が逆向き、天王星は90°傾いて自転

・土星には大きな環がある

・内惑星(水星・金星)と外惑星(火星・木星・土星・天王星・海王星)

・地球型惑星(水星・金星・地球・火星)と木星型惑星(木星・土星・天王星・海王星)