今回は「~する時間だよ」と表現したいとき使われる、「It is time + 仮定法」の構文について学習します。It is time + 仮定法を使った例文、 It is about time や It is high time の表現についても確認、練習問題にもチャレンジしましょう。
It is time + 仮定法の構文
「It is time + 仮定法過去」で「(もう) ~する時間だ、~する頃だ」という意味になります。
・It is time you went bed.(もう寝る時間だよ。→ 実際にはまだ寝ていない。)
・It’s time I went home.(もう家に帰る時間です。→ 実際にはまだ帰っていない。)
・It’s time you studied English.(君はもう英語を勉強して良い頃だ。→ 実際にはまだ勉強していない。)
It’s time for me to go home. のように、不定詞を使って表現することもあります。
It is about time / It is high time+仮定法
「It is about time + 仮定法」は「そろそろ~する時間だ、する頃だ」、「It is high time + 仮定法」は「もうとっくに~するべき時間だ、するべき頃だ」という意味になります。
・It is about time you went to bed.(そろそろ寝る時間ですよ。)
・It’s about time we left.(そろそろ出発する時間です。)
・It is high time you went to bed.(とっくに寝る時間ですよ。)
・It’s high time he came here.(彼はもうとっくにここに来ている時間だ。)
It is high time を使うと「まだそうしていないの?」と怒っているような印象です。
【問題編】It is time + 仮定法
問 次の日本文に合うように、( )内に適切な英語を入れなさい。
(1) もう昼食を食べる時間ですよ。
It’s ( ) we ( ) lunch.
答えを確認(2) そろそろお酒を止める頃だと思いますよ。
I think ( ) ( )( ) you stopped drinking.
答えを確認(3) もうとっくに寝る時間ですよ。
It’s ( )( )you( ) to bed.
答えを確認(4) 我々はそろそろ出発する時間です。
It’s ( )time( )us( ) start.
答えを確認まとめ
It’s time + 仮定法 の英文について見てきましたが、いかがでしたでしょうか。「そろそろ~する時間だね」「もうとっくに~する時間ですよ」のような言い回しは日本語でもよくありますが、仮定法過去を使って表現することができます。ただし It’s time の後が必ずしも仮定法になるとは限らないので注意してください。