高校化学 炎色反応の一覧・覚え方まとめと問題

理科

 
当サイトはプロモーション、広告を含みます。
当サイトではCookie(クッキー)を使用しています。詳細はプライバシーポリシーをご確認ください。
記事本文内の表示価格は特に断りのない限り全て税込です(日本国内)。

炎色反応とはアルカリ金属、アルカリ土類金属の塩化物などを、白金線の先端につけて透明な炎の中にいれると、リチウムなら赤、ナトリウムなら黄色のように、それぞれの物質特有の色の炎が見られる反応のことです。

主な炎色反応の覚え方をまとめましたので、参考にしてみてください。

執筆者:まいにちマナブ
元個別指導塾講師。20年以上中学生や中学受験生を中心に指導、教室長、塾長の経験もあり。保護者の方と多数面談も行ってきました。2018年より当サイトの運営を開始。

広告

炎色反応一覧

主な炎色反応一覧です。

物質 炎色反応
リチウム(Li)
ナトリウム(Na)
カリウム(K)
銅(Cu) 緑(青緑)
カルシウム(Ca)
ストロンチウム(Sr)
バリウム(Ba) 黄緑

その他にもルビジウム(淡赤)、セシウム(青紫)などの炎色反応があります。マグネシウム、アルミニウム、鉄では炎色反応が起こりません。

【参考】炎色反応はなぜ起きる?

熱してエネルギーが与えられると、電子は外側の電子軌道に入り励起状態になります。しかしこの状態は不安定な状態で、電子は元の軌道に戻ろうとします。このときエネルギーを放出して光を出し、色が見えます。

可視光線のエネルギーは波長が短いものほど大きくなります。(エネルギーの大きい順で、紫>青>緑>黄>橙>赤)

放出するときのエネルギーの大きさにより、さまざまな色になります。原子によって電子配置は異なるため、さまざまな炎色反応が起こります。

▼レーザー光の原理に関する記事でも、励起状態について振れています。

参考:レーザー光と普通の光の違いは?仕組みを簡単に解説!

炎色反応の覚え方

炎色反応を全部覚えるのは大変そうですね。炎色反応の簡単な覚え方2パターンを見てみましょう。

炎色反応覚え方(ゴロ合わせ)

昔からある炎色反応のゴロ合わせです。(後半は学生時代習ったものに若干アレンジ加えてます)

リアカー(Li赤) 無き(Na黄) K村(K紫) 動力(Cu緑) 借りたいと(Ca橙) するとくれない(Sr紅) 馬力(Ba黄緑)

炎色反応覚え方(食べ物でイメージ)

覚えやすいものに置き換えて覚えても良いでしょう。

リ(Li)ンゴは赤、菜(Na)の花は黄、巨(K)峰は紫、きゅう(Cu)りは緑、柑(Ca)橘類は橙、ストロ(Sr)ベリーは紅、バ(Ba)ナナは黄緑

きゅうりはキューカンバーでも。

【問題編】炎色反応ミニテスト

問 次の物質の炎色反応での色を答えてください。(答えは▶をクリック)

リチウム

▶答え

ナトリウム

▶答え

カリウム

▶答え

▶答え

カルシウム

▶答え

ストロンチウム

▶答え

バリウム

▶答え

問2 炎色反応を示す元素をすべて選びなさい。

Li K Mg Ca Fe Al Cu

▶答え

まとめ

・炎色反応 … リチウム(Li)は赤、ナトリウム(Na)は黄、カリウム(K)は紫、銅(Cu)は緑、カルシウム(Ca)は橙、ストロンチウム(Sr)は紅、バリウム(Ba)は黄緑

・リアカー(Li赤)・無き(Na黄)・K村(K紫)・動力(Cu緑)・借りると(Ca橙)・するもくれない(Sr紅)・馬力(Ba黄緑)

タイトルとURLをコピーしました