小学生でも理解できる、16進法と10進法の変換方法をまとめました。
かけ算やあまりのあるわり算ができれば、つまり小学校算数の知識があれば、16進法と10進法の変換は簡単にできます。
16進法とは?
16進法は16個の記号(0~9の10個の数字と、a~fの6個のアルファベット)で数を表す方法です。プログラミングでは16進法(16進数)が使われることがあります。
10進法と16進法を比較すると下のようになります。
10進法 | 16進法 |
---|---|
1 | 1 |
2 | 2 |
3 | 3 |
4 | 4 |
5 | 5 |
6 | 6 |
7 | 7 |
8 | 8 |
9 | 9 |
10 | a |
11 | b |
12 | c |
13 | d |
14 | e |
15 | f |
16 | 10 |
17 | 11 |
18 | 12 |
19 | 13 |
20 | 14 |
21 | 15 |
22 | 16 |
23 | 17 |
24 | 18 |
25 | 19 |
26 | 1a |
27 | 1b |
28 | 1c |
29 | 1d |
10進法の15までは、16進法だと1ケタで表すことができます。アルファベットで数字を表すなんて不思議な感じがしますね。
16進法から10進法の変換方法
16進法では1の位、16の位、256の位、4096の位…と、1つ位が上がるごとに位の数が16倍になっています。
10進法で表すと12451となります。
10進法から16進法への変換方法
10進法の268を16進法で表してみましょう。10進法を2進法や3進法になおすときと同様、
268÷16=16あまり12(c)
268÷16=16あまり0
16÷16=1あまり0
小さい位からあまりを並べて、最大の位で最後に出た商「1」を書けばOKです。
筆算だと下のようになります。
ということで、10進法の268は、16進法だと10cとなります。
【問題編】16進法と10進法の変換
最後に確認で16進法と10進法(16進数と10進数)の変換問題にトライしてみましょう。
問1 16進法のa78を10進法で表すといくつですか。
▼答え問2 10進法の452を16進法で表すといくつですか。
▼答え