三大予備校の駿台・河合・東進を比較!予備校選びのポイントは?

三大予備校の駿台・河合・東進を比較!予備校選びのポイントは?

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大学受験を独学で乗り切るのは難しいです。学びの場が多様化してきている現在でも、やはりプロ講師の授業や手厚いサポート、切磋琢磨できる環境の整った予備校が支持されています。

この記事では全国に多数教室を展開している三大予備校の駿台予備校(駿台予備学校)、河合塾、東進(東進ハイスクール・東進衛星予備校)を比較。各予備校の特長や実績、料金などまとめていますので、よかったら予備校・塾選びの参考にしてください。

※記載の情報は情報取得時のものです。最新の情報は各公式サイトにてご確認ください。
※この記事はPRを含みます。(駿台予備学校、東進と当サイトは提携関係にあります。)

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三大予備校の駿台・河合・東進を比較!

全国に校舎を展開している駿台予備校(駿台予備学校)、河合塾、東進(東進ハイスクール・東進衛星予備校)の三大予備校について比べました。

授業形式を比較

  • 駿台・・・対面式のクラス指導
  • 河合塾・・・対面式のクラス指導
  • 東進・・・映像授業

駿台と河合塾は対面式のクラス指導、東進は映像授業となっています。

駿台は対面(通学)とオンラインから選択可能。河合塾は映像授業、オンライン授業、オンライン個別指導を行っています。(なお河合塾は映像授業のマナビスもあります。)

授業時間を比較

各予備校の基本的な授業時間は次のようになっています。

  • 駿台・・・50分授業
  • 河合塾・・・90分授業
  • 東進・・・90分授業

駿台は50分授業、河合塾は90分授業。東進は90分授業が基本ですが映像なので早送りもできます。駿台は授業時間について「集中しやすさ」を強調しているようです。

合格実績を比較

各予備校の2023年度合格実績を国私立最難関と医学部で比較しました。

駿台 河合塾 東進*現役のみ
東大 1,409名 1,321名 845名
京大 1,372名 1,377名 472名
早稲田 3,484名 5,849名 3,523名
慶應 2,647名 3,608名 2,218名
国立医-医 1,628名 1,605名 1,064名
私立医-医 2,044名 2,599名 727名

※駿台は駿台グループ関連法人、河合塾はグループ関連法人の実績。東進は講習生を含まない現役のみの実績。

東大・京大・医学部に関しては駿台、河合が東進を大きく上回っていますが、東進は現役生のみでも早慶はかなり合格者数を出しています。数多くの最難関大合格者がこれらの予備校を利用していることがわかります。

講師を比較

いずれの予備校でも生徒に人気の講師が多数在籍しています。

  • 駿台・・・英語の竹岡広信先生、数学の雲幸一郎先生、現代文の霜栄先生、世界史の茂木誠先生・・・ほか。
  • 河合塾・・・英語の森 千紘先生、数学の生田 健治先生、依田栄喜先生、現代文の菊川智子先生・・・ほか。
  • 東進・・・現代文の林修先生、英語の安河内哲也先生、数学の志田昌先生、物理の苑田尚之先生・・・ほか

駿台、河合塾は基本対面式のため、地域により受けられる先生が異なってきます。

料金を比較

三大予備校の高校生、高卒生の料金をまとめましたが、受講のしかたにより料金が異なります。(講座数が多ければ料金も高くなります。)参考程度にしてください。

※講習費・テスト費など別途費用がかかることがあります。詳細は資料等でご確認ください。
※料金は2024年2月時点での情報です。

高校生の料金(2024年度)

  • 駿台・・・入学金 33,000円、システム・サポート料 5,000円/月、授業料(高3難関英語・首都圏4月入学の例)分割納入で26,500円×8回。
  • 河合塾・・・入塾金33,000円、塾生サポート料(高1・2)4,400円/月(高3)6,930円/月、授業料(高3 関東地区 1講座90分の例)1~3月 55,350円/4~7月・9~12月 79,950円×2
  • 東進・・・入学金:33,000円、担任指導費:(高3)77,000円(高2以下)44,000円、授業料(通期講座 単科1講座あたり)77,000円

高卒生の料金(2024年度)

  • 駿台・・・入学金 100,000円、授業料目安 87万円~125万円
  • 河合塾・・・入塾金100,000円、授業料(関東地区東大理類コース 4月入塾の例)1,008,000円
  • 東進(東進ハイスクール)・・・入学金 101,200円、授業料(特訓本科コースの例)682,000円、コース外受講料 1講座77,000円 ほか
  • 東進(東進衛星予備校)・・・入学金 33,000円、授業料(通期講座1講座の一例) 77,000円、担任指導費 66,000円 ほか

サポートを比較

各予備校のサポート体制などを比較しました。

  • 駿台・・・現役生は進路アドバイザーとクラスリーダー(学生)のサポート、個別質問アプリmanaboでいつでも質問できる、AI教材atama+など。高卒生はクラス担任の学習コーチング、タブレットを全員に貸与、いつでも相談できるチャットアプリ「駿台コーチング」、atama+ほかICT教材。
  • 河合塾・・・現役生はチューター(進学アドバイザー)が学習プランを提案、学習管理アプリで質問・相談が可能。高卒生は授業連動の完全習得タイム、講師がオンラインで個別指導、添削指導、タブレット学習、チューターのサポート。
  • 東進・・・担任・担任助手による学習のサポート、生徒同士でのチームミーティング、AI演習、ワークショップや未来発見講座、大学学部研究会など将来の夢を育む指導。

駿台・河合・東進それぞれどんな人におすすめ?

駿台、河合、東進は次のような人におすすめと考えられます。

駿台がおすすめな人

駿台予備校(駿台予備学校)は次のような高校生・受験生におすすめです。

  • ライブ授業が良い。
  • 切磋琢磨できる環境が良い。
  • 授業時間が短い方がいい。
  • 難関・最難関大学が第一志望。
  • 理系志望。
  • ICT教材が充実していると良い高卒生。
  • 意識が高い人が多い環境が良い。

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河合塾がおすすめな人

河合塾は次のような高校生・受験生におすすめです。

  • 授業時間は長い方が良い。
  • ライブ授業が良い。
  • 切磋琢磨できる環境が良い。
  • 志望大学は一般から最難関大まで。
  • 個別の指導も充実している方が良い高卒生。

東進がおすすめな人

東進ハイスクール・東進衛星予備校は次のような高校生・受験生におすすめです。

  • 自分のペースで勉強を進めたい高校生。
  • 学年にとらわれず、必要な講座を受講したい。
  • 効率的に学習したい。
  • 場所にとらわれず、有名講師の授業を受けたい。
  • ある程度学習の進め方もサポートもしてほしい。
  • 家から近い予備校に通いたい。

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大学受験における予備校選びのポイント5つ

大学受験のための予備校選びのポイントとして、次の5つがあげられます。

  1. 予備校のタイプ
  2. アクセス
  3. サポート
  4. 評判
  5. 合格実績

予備校のタイプ

対面での集団指導と映像授業、どちらが合っているかは人それぞれです。

対面授業は1回限りの授業で緊張感もあって良いですが、学校で急用ができたときに困ります。(振替や映像授業などで対応している予備校も)

オンデマンドは何度も見直せるのがメリットですが、映像授業が合わないという人もいるようです。

アクセス

予備校の立地も重視したいところ、家から遠いと通うのが負担になります。現役生の場合は学校の帰りに寄ることも考慮に入れて、通いやすいところを選ぶと良いでしょう。校舎が遠い人はオンラインコースを利用しても。

サポート

ほとんどの予備校が講師以外に正社員やチューターなど多方面のサポートをしてくれますが、欠席時の対応や質問対応、自主学習用の補助教材、保護者へのサポートなど、細かな部分も気になる人は事前に確認を。

評判

各予備校の合格体験談などを見ると、どのようなタイプの受験生にどのような授業やサポートが役立ったのかを見ることができます。その予備校と相性が合いそうかどうかの判断材料にもなります。

合格実績

単に合格者数だけに注目するのではなく、志望校の実績や現役生の実績、どうのような大学で合格者数を多く出しているかに注目を。体験談とともにチェックし、どのような志望校の生徒が通っているのか想像できます。

大学受験に大手予備校を利用するメリットは?

大学受験に大手予備校を利用するメリット4つをあげてみました。

合格実績が豊富

もちろん実績がすべてではありませんが、志望大学の合格実績が豊富であることは安心材料の一つ。それだけその大学に受かる指導を行っているということの裏付けでもあるでしょう。

プロ講師の授業が受けられる

大手予備校では指導実績のあるプロ講師や有名講師の授業が受けられるのが魅力。(※人気講師の講座は定員があったり一定の成績など資格が必要なことも。)

学校では教わらないような解法テクニックや目から鱗の知識を教わることができます。

サポートが手厚い

サポートが手厚いのも大手予備校のメリットの一つ。

プロの教育アドバイザーに進路や学習の相談、学生チューターの学習サポート、家から質問できるオンラインサービス、欠席時のオンライン授業配信、自習室完備など。

各予備校でさまざまなサポートを提供しています。

切磋琢磨できる環境

意識の高い受験生たちと切磋琢磨できる環境が整っているのも予備校の良いところ。大勢の生徒がいると緊張感があり、受験へのモチベーションも一人で勉強するよりキープしやすいでしょう。

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まとめ

大手予備校の比較と選び方のポイントについて見てきました。

各予備校の指導スタイル、サポート内容に違いはあれど、プロ講師の授業とアドバイザーなどスタッフのサポート、自習室、AI教材、質問対応などの手厚いサポート、豊富な合格実績などは魅力に感じられます。

あとは実際に予備校の説明会や体験授業などを利用して、「ここなら頑張れそう」と思えるところを選べば後悔のない予備校選びになるのではないかと思われます。

今回の記事が予備校・塾選びの参考になれば幸いです。