【中学生】塾の冬期講習は行くべき?断り方と家庭学習の進め方!

【中学生】塾の冬期講習は行くべき?断り方と家庭学習の進め方!

塾に通っている中学生の保護者の方で、「冬期講習はこれだけ通ってください」と提案されて悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

集団塾だと冬期講習もカリキュラムの一環で、通わないと今後の授業についていけない恐れもあるかもしれませんので、「行く必要ありませんよ」とは無責任には言えません。

しかし、個別指導塾だとどうなのでしょうか。初めて個別指導塾に通い、講習会での提案コマ数が多くて驚かれている保護者の方も多いかもしれません。

「正直言ってそれほど塾に通っても成績上がっていないし…」

「冬期講習代高すぎじゃない?」

「うちの子は冬期講習行かせないと全然勉強しないから。でもムダなのかしら?」

「初めての受験、やっぱり冬期講習は行くべき?」

そんな疑問や悩みを抱えている中学生保護者の方向けに、塾の冬期講習は行くべきなのか、冬期講習の断り方は、冬期講習に行かないなら家庭学習をどう進めたらいいのか…そんな疑問を解決するヒントを、現役塾講師(塾長・教室長経験者)がまとめました。

今回は特に個別指導塾に通われてるケースを想定しています。

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塾の冬期講習は行くべきか

CouleurによるPixabayからの画像

集団塾の場合は塾独自のカリキュラムがありますので、塾のスケジュールに合わせておくことがおすすめです。(どちらでもOKというスタンスの塾にお通いであれば、下記の内容も参考にしていただいて良いかと思います。)

たいていの個別指導塾では一人一人のお子さんに合わせて学習スケジュールを立てているため、独自のカリキュラムを準備しているわけではありません。(トップ校を狙っている、英検準1級以上を狙っているなど、特殊なカリキュラムで進めている中学生のお子さんは別ですが。)

ということをふまえると、個別指導塾の冬期講習に行くべきかどうかは、お子さんの状況によると思います。

  • 塾に通ってテストの点数が上がった
  • 塾に通ってから模試の成績が上がった

と目に見えて成果があるのであれば、お子さんと塾がかなり合っているのだと思います。さらに成績アップさせたいのであれば、引き続き冬期講習で実力をつけていくことをおすすめします。

特にこれまでは内申対策に力を入れていたお子さんで、まだ予習が終わっていない、入試対策が不十分という受験生は冬期講習を受けることをおすすめします。

といってももちろんケースバイケース、中1生で冬休みは帰省や旅行で「家族と一緒にのんびり過ごしたい」というなら、そちらを優先しても良いでしょう。ただし学校の宿題は計画的に進めてください

また成績自体が大きく上がったわけではないけれど、今まで家庭学習の習慣もなくテストはさんざん、宿題も未提出だったのが、塾に通うようになってからは

  • 学校の提出物がきちんと出せるようになった
  • 小テストで満点をとるようになった

というお子さんは今まさに成長途上。今までの遅れを取り戻せるチャンスかもしれません。非受験生でも講習会に参加しておくことをおすすめします(ただし講習費用はムリのない範囲で)。

  • 今の先生と気が合い、塾に楽しく通っている
  • 仲のいい友だちが一緒に通っているから…

という理由で、塾から提案されるがままに講習会に参加するのは「ちょっと待って!」ください。

そもそも塾に通うのは成績アップが目的では…塾は仲良しクラブではありません(何かしらの「学び」はあるかもしれませんが)。

教室ノルマ達成のために提案してます?

中堅~大手塾の個別指導塾では各教室の売上ノルマがあるのはご承知かと思われます。

ノルマを達成するべく各教室の社員は営業をかけます。個別指導塾にもよりますが、面談などで

最初に多くのコマ数を提案

⇒ 部活もあるしちょっと多かったですね、これぐらいでしたらどうでしょう?

とコマ数を少しずつ減らして提案いくという、営業でよく使われる勧誘(ドア・イン・ザ・フェイス)をします。

不動産屋さんとかちょっとお高めなジュエリーショップでも、こんな場面ありますよね。こんな風に提案されると「これぐらいならいいか…」と思わされてしまいます。

中には成績が下がったことなどを理由に、かなり厳しい口調で言う塾もあるかもしれません…というか過去にはありました。講習会の申し込みをしたら「こんな少ないコマ数じゃダメだ!」なんて言われて申込書を突き返された生徒もいました。

さすがに今どきの塾でそこまでするところはないと思いますが、これじゃ生徒のためを思ってなのかノルマのためなのかわからない…。そんな風に思われても仕方ないかもしれません。

※こんな書き方をしてしまい塾の先生すみません。(私も塾側の人間ですが)

もちろん塾の先生は、生徒の成績を上げることが第一です。塾で勉強をリード=最善の勉強法という考えがあってこそ、塾の先生になられている方が多いですから、その信念をもって講習をおすすめしています。

良心的な個別指導塾もあります

塾でないと絶対勉強できない!というお子さんには保護者の方と相談して朝から晩まで講習をおすすめすることもあれば、一人でも勉強できるタイプのお子さんには無理におすすめしないこともあります。

塾がしっかりリードしてくれて、成績が上がってる、塾で自習したり家でも圧倒的に勉強時間が増えたなど、目に見えた効果があるなら、また必要を感じるなら冬期講習に行って良いでしょう。

冬期講習には行くべきか?をまとめると、

冬期講習に行くのがおすすめ

⇒ 塾に入って成績が上がった、模試の成績が上がったなど、目に見えて効果があったお子さん

⇒ 入試対策が必要な受験生のお子さん

家庭でも自主的に勉強が進められるような中1生なら、冬休みにガツガツ冬期講習を入れる必要はないかも。

冬期講習に行くのはおすすめしない

⇒ 成果が上がっていないお子さん(そもそも塾が合っていない)

⇒ 必要が感じられない(家庭学習もできている)

そもそも塾が合っていないケースは他塾への乗り換えもおすすめです。

▼ 乗り換えを本気で検討されている方はコチラの記事も参考になるかもしれません。

関連記事:個別指導塾スタンダードの料金や評判は?【超のりかえ割実施中】

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塾の冬期講習 断り方は?【実例です】

塾で冬期講習を面談で提案したりお手紙を出すと、

「夏も講習会に行ったのに成績全然上がらない。家で勉強させます!」

なんて直球でおっしゃる方もいます。もちろんそれでOKです。塾側も本気で何がいけなかったのか、よく考えます。

とはいってもそこまで正直(?)には言いづらいという方もいらっしゃるかも。

特に講習会に行く必要が感じられないのなら、

「冬休みは旅行など家の予定がありますので。」

「講習は受験学年で受けさせます。」

など「家庭の方針」を教室の先生に伝えれば良いです。

推薦が決まった受験生は、

「私立で学費もかかりますので、家庭学習で進めます。宿題をたくさん出してほしいです。」

と逆に要求も一緒に伝えれば良いでしょう。

冬期講習に行かない場合の家庭学習

ご家庭の方針で「特に勉強させたくない」という方はここから下の記事はあまり役に立たないので読み飛ばしてください。

1人でも家庭学習をコツコツ進められるタイプのお子さんは、下のような進め方を提案します。

非受験生の場合

ざっくりとしたスケジュールですが、

  • 12月中に宿題を完成させる(1月に進めるよう指定されている宿題は別)
  • 12月中に苦手分野を中心に復習、3学期の予習にも入る
  • 検定試験対策を進める

中1・2生の数学は、3学期は図形やデータを扱う分野を行う中学が多いと思います。学年末テストは範囲が広く、1・2月は意外とのんびりしてられません。

検定を受けるのに良いタイミングでもあるので、この機会に英検・漢検などの対策を進めるのもおすすめです。

受験生の場合

これから受験する中3生は、

  • 受験教科の予習を12月中に完成させる
  • 受験校の過去問を進める
  • 過去問対策本を進める(模試の過去問も◎)
  • (推薦)集団討論、小論文対策を進める

単願推薦が決まった(ほぼ確定の)お子さんも、適性検査や何らかの試験があればそちらの対策もしておきましょう。過去問も念のため行っておいた方が良いかも。

よく過去問を早く進めると後でやるものがなくなってしまう、なんて話も聞きますが、先にやっておかないと入試の傾向がつかめません。同じ問題は出ないので、直前にやるのはむしろ模試の問題や予想問題が良いでしょう。

模試や予想問題は実際の入試にかなり「寄せて」作り込まれていますが、「何かが違う」ということは多々あります。こんな問題は実際の公立入試では出てないな、という問題もあったりします。(⇒ 逆にこれから出る可能性があるということ)

先に過去問を解いておくと、生徒側からも問題を解いていて「あ、こういう問題いかにも入試に出そう!」という声が出てきます。入試の傾向と対策を生徒もつかんでおくと、勉強が効率化します。

むしろ家庭学習中心で進める方が合っているという方は、通信教育を利用するのもおすすめです。

関連記事:通信教育で高校受験!おすすめ5選を比較してみた

まとめ

冬期講習は通うべきかどうかについては、「お子さんの状況にもよる」という結論です。

苦手分野も特にない、家でしっかり勉強できているというお子さんは、特に非受験生の場合ムリに冬期講習に通うことはおすすめしません。(特に大手塾や個別指導塾によっては費用面で結構な負担が。)