個別指導塾で成績が上がらない10の理由とは?

個別指導塾で成績が上がらない10の理由とは?

生徒のレベルや志望校にピッタリ合わせて指導をしてくれるのが、個別指導塾の良いところです。

それなのに、「うちの子は個別指導塾に通わせているけれど、ちっとも成績が上がらない」とお嘆きの保護者の方もいらっしゃるようです。

長年個別指導塾で指導に関わっていますが、塾に通っている生徒の成績が3から5にアップしたり、平均点ぐらいしか取れなかった子が100点を取った…なんて話は珍しいことではありません。

しかしなかなか成績が上がらないお子さんがいるのも事実です。

一体なぜ個別指導塾で成績が上がらないのか、その10の理由をあげてみました。

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個別指導塾で成績が上がらない10の理由とは?

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個別指導塾で成績が上がらない理由を10紹介しています。

もしこれらの理由に思い当たるところがあれば、後の章で解決策についてもご説明しているので、よかったら見てください。

理由1 学校の内容と合っていない勉強をしている

せっかく個別指導塾に通っているのに、学校の内容と合っていない勉強をしている場合があります。

  • 学校の進度と合っていない(予習のし過ぎか学校の進度に遅れている)
  • レベルが合っていない(塾教材より学校で学習している内容の方が難しい)

面談で「進め方は塾の先生にお任せします」と伝えてしまうと、「予習型(入試対策中心型)」の塾は学校に合わせずどんどん勉強を進めてしまいます。

あくまでも「テスト対策」であればそのように塾側に要望を伝えておきましょう。

しかしそう伝えているのにもかかわらず、研修が不十分なアルバイト講師が担当して、学校の進度もよく確認しないまま適当に授業を進めてしまう塾もあります。そのような塾は見切りをつけた方が良いでしょう。

また常々感じていることですが、塾専用の教科書準拠教材より、学校で配付されている副教材や指導内容の方が公立中でもレベルが高いことがあります。

塾用教材をただダラダラと進めているだけでは、力がつきにくいです。(塾専用の入試対策教材は優れたものが多いのですが…教科書準拠は足りてないものも多いです。)

理由2 模試の対策ができていない

受験生は定期的に受ける模試の成績にとても敏感になります。しかし個別指導塾に通わせているのに、ちっとも模試の成績が上がらない…と感じている保護者の方もいるのではないでしょうか。

個別指導塾は週1回で80分前後の授業、特に中高生の場合は学校の定期テスト対策もあり、とても模試の対策まで手が回らない状況です。

模試対策のための追加授業を行うか、模試対策専用の集団授業(特講)などを受ける、またはテスト対策は自分で行い、模試対策を中心にするなど、限られた時間をどう使うかをあらかじめ決めておく必要があります。

といった提案を本来は塾側から行うべきなのだと思いますが、きちんとできていない塾も多いあるでしょう。

理由3 レベルに合わせ過ぎて基本中心に偏っている

個別指導塾だと本人のレベルに合わせ過ぎて、いつまでたっても基本問題のレベルから抜けられないことがあります。

少しずつステップアップできるようリードしてくれる力量が講師側に欲しいところですが、個別指導塾のほとんどがアルバイト講師なので難しいかもしれません。(※ もちろん優れた学生講師も多くいます。アルバイト講師を否定しているわけではありません。)

余談ですが教室長や塾長でも指導力が高いとは限りません。もちろん指導に関してベテランの方が正社員をしている塾もありますが、中にはあまり指導の経験がないまま教室長をやらされてるというケースもあります。

理由4 講師のレベルが生徒に合っていない

生徒の方が勉強ができて、講師が生徒のレベルに追いついていないというケース、逆にずっと成績がトップクラスだった講師が勉強が不得意な生徒を初めて担当し、生徒のレベルに合っていない指導で生徒が混乱しているケースもあります。

理由5 宿題の出し方が適切でない

テスト範囲とは全然関係のない範囲が宿題に出ていたり、授業でやっていない内容が宿題に出されていたり、塾側の宿題の内容に問題があることもあります。

宿題の量や質が講師によって異なっている塾もあります。

理由6 授業時間が少なすぎる

個別指導塾は一般的に集団塾より授業時間が少ないです。少ない授業時間では「覚える」ことに時間を割くことができないので、その場での理解ができても、定着しない恐れがあります。

理由7 先生と友達感覚=緊張感がない

個別指導塾では先生と直接やりとりをします。お子さんと講師の相性は大事です。しかし「毎回先生に会うのを楽しみにしている」のは良いのですが、中には「遊びに来ている」感覚で、授業中ムダなおしゃべりをついついしてしまったり、どうも緊張感がないというケースもあります。

ほど良いコミュニケーションはもちろん良いことだと思います。しかしお子さんによってはその緊張感のなさが成績向上につながらないというパターンが見られます。

理由8 振替授業が多い(テスト直前のみまとめて受講している)

振替授業ができるのは個別指導塾の良いところです。中には授業を欠席して振替分をためて、テスト直前にまとめて受講している生徒さんも見られます。

もともと勉強ができる生徒さんはこれでもかなり効果的だったりしますが、勉強が不得意なお子さんにはあまりおすすめしないやり方です。

定期的に学習をしていくことで力が少しずつ積み重なっていきます。理解度が低いままテスト前まで放置状態、直前になってまとめて勉強しようとしても頭の中で処理しきれません。

部活や習い事で忙しいお子さんは短時間でも定期的に学習できるような、通信教育などを利用することをおすすめします。

理由9 自分から質問できない

個別指導塾は聞きたいところがあれば先生にすぐ質問できるというメリットがあります。適切な質問をして理解を深めることで、力をどんどんつけていく生徒さんを多く見てきました。

しかし自分から質問できるタイプではないお子さんの場合、担当講師が理解度を正確に把握しないと良い授業になりません。淡々と「解説 → 問題演習」を繰り返すだけの授業だと、生徒の学力アップにつなげにくいです。

確認テストを毎回すれば理解度が一目瞭然なのですが、授業時間が短い個別指導だと、テストをする時間がとれないケースもあります。塾によっては授業と確認テストの時間を別途設けているところがありますが、講師への負担も少なく、良い取り組みだと思います。

質問できないのはお子さんの性格上の理由もあるかもしれませんが、「質問しにくい雰囲気の先生」だったり、「質問しても的確な答えが返ってこなかった」のが原因かもしれません。この場合担当講師や塾を変更するのが良いと思われます。

理由10 家庭学習ができていない

個別指導塾は1回の授業が80分前後のため、宿題の量が少なく、かつ家庭学習もほとんどしていないとう状況ならば、ただ授業を「受けに来ているだけ」になります。

もともと家庭学習を行っているお子さんや、集団塾の補習として個別指導塾を利用している、「質問型の授業」であれば塾の授業だけでも完結します。

しかし個別指導塾に通われている多くの生徒さんの場合、「塾の授業+家庭学習」で完成形となるので、家庭学習ができていないと思ったような成果が表れにくくなってしまいます。

家庭では勉強に集中できない…という場合は、塾の自習室で曜日・時間を決めて勉強を進めるのもおすすめです。

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個別指導塾で成績が上がらないときの対処法は?

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個別指導塾に通っていても成績が上がらないのは、塾に問題がある場合、お子さんの性格やご家庭の要望が個別指導塾に合っていない場合があります。(複数の要因が重なっていることもあります。)

塾側に問題がある場合は、

担当講師を変えてもらう

指導方針の要望を出す

別の個別指導塾にする

などの対処法があります。

また個別指導塾自体がお子さんに合わない場合、家庭学習の習慣をつけることが先だと判断される場合、

集団塾を利用する

通信教育を利用する

といった対処法があります。

個別指導塾を選ぶポイント

大手塾の方がイメージが良いかもしれませんが、学生のアルバイト講師を多く採用しているのが現状です。プロ講師のみの個別指導塾もありますが、料金はかなり高くなります。

塾の規模が大きいか、小さいかは質に関係ありません

地元で評判が良く、面倒見が良い個別指導塾を選ぶのがポイントです。

  • 合格実績がある
  • 教室長・塾長の印象が良い、相談しやすい
  • 教室の雰囲気が良い
  • 自習室がある

それでもやっぱり大手系の方が安心という方は、よくある「フランチャイズ系」の大手個別指導塾ではなく全教室直営の個別指導塾がおすすめです。

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集団塾を選ぶポイント

個別指導塾より集団塾の方がモチベーションが上がりそうなお子さんは、集団塾に通わせる方が良いかもしれません。ただし各塾で独自のカリキュラムがありますので、途中から入会可能でもお子さんがついていけそうかにも注意が必要です。

  • 合格実績が多数ある
  • 教室長・塾長の印象が良い、相談しやすい
  • 補習がある
  • 教室の雰囲気が良い
  • 個別指導や質問を受け付けてくれる自習時間がある
  • カリキュラムがお子さんにとって無理がないか

などを選ぶときのポイントにすると良いです。

通信教育を選ぶポイント

家庭学習の習慣をつけることが目的であれば、より「勉強に取り組みやすい」教材選びがポイントとなります。お子さんのレベルや志望校のレベルに合ったものを選ぶのはもちろん、教材のタイプ(紙のテキスト・タブレット・スマホ・PC)との相性も考慮した方が良いです。

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まとめ

個別指導塾で成績が上がらない10の理由について見てきました。

ケースバイケースですが塾側に問題がある場合と、そもそもお子さんの性格が個別指導塾に合ってない場合もあります。

成績が上がらない場合は何らかの原因があります。塾自体は気に入っている場合は教室長や塾長に相談して要望を出すか、転塾、あるいは通信教育での家庭学習に切り替えるなどの何らかのアクションを起こすことをおすすめします。

塾講師としてお子さんの成績が上がること、自信をつけてもらうことが何よりうれしいと思っています。お子さんにとってベストな形で、良い成果が出ることを望んでいます。