【中学受験】家庭教師の選び方・探し方・選ぶポイント【プロと学生、派遣と個人では?実績を重視?】

【中学受験】家庭教師の選び方・探し方・選ぶポイント【プロと学生、派遣と個人では?実績を重視?】

中学受験生のいるご家庭で、

  • 模試の結果が悪かった
  • 今回のクラス分けテストも悪かった
  • 塾だけでは限界、わからないところを教えてほしい

といった理由で、家庭教師を検討されることが多いでしょう。

せっかく家庭教師をお願いするなら家庭教師選びで失敗したくありませんよね。

中学受験生の指導経験もある筆者(塾講師)が、お子さんの成績アップ、志望校合格のために、どんな家庭教師を選んだら良いか、どこで先生を探したら良いか、お子さんとご家庭にピッタリな家庭教師の選び方のコツとヒントについてお伝えしたいと思います。

中学受験での家庭教師の選び方【プロと学生、学歴、実績は?】

まずはどんな家庭教師を選ぶべきかについて見ていきます。

プロか学生か?

プロ家庭教師を選ぶべきか、それとも学生の家庭教師を選ぶべきか?基本的には「中学受験」のプロ家庭教師がおすすめです。

中学受験は独特の解法や発想が必要になり、その分野の指導に長けている先生でないと適切な指導ができません。進学塾のフォロー目的に使うなら、各塾のカリキュラムや指導のしかたについてもある程度知識のある先生が良いです。

さに各中学の入試出題傾向はかなり異なるため、受験直前期での指導は出題傾向も合わせた取捨選択も必要になります。プロ家庭教師ならそういった指導のテクニックを持っています。

プロ家庭教師の方は料金が高いのがデメリットですが、払うだけの価値はあるでしょう。(家庭教師で生計を立てているわけですから…学生や社会人のバイトとは違います。)

ただしお子さんが「年の離れた先生はイヤ」ということもあるかもしれません。学生の先生の方がいろいろ質問しやすいなら、中高一貫校出身で難関大の学生講師など、私立中の入試にもくわしくて教え方のうまい先生を探したり紹介してもらうと良いでしょう。

以前教えていたお子さんでこんなケースも…

ずっと通信教育だけで勉強してきて小6秋から塾通いをスタート(進学校ではない私立中志望)。志望校のレベルは高くはないけど、教科書レベルの算数で苦手な単元もあり。塾だけでは間に合わないと学生の家庭教師もつけていました。お子さんとの相性も良く、特殊算の教え方もうまい先生で、塾がない日の勉強フォローに助かりました。結果、無事にそのお子さんは第一志望校に合格できました。

家庭教師の学歴や合格実績は?

家庭教師の学歴や合格実績の高さが、必ずしも指導力と比例するとは限りません。しかしお子さんにとってあこがれの大学や志望校出身の先生だったり、志望校の合格実績がある先生だと、先生のことをより頼もしく思えて勉強にも身が入ることが予想できます。特に難関~最難関中なら、先生の学歴や実績も見ておきたいところです(学歴・実績だけでの判断は良くないですが)。

また、お子さんの模試での成績が志望校に大きく届いていない状態で、大幅な偏差値アップの必要があるなら、志望校が中堅校だとしても家庭教師の「指導実績」も気にしたいところです。

結局はお子さんとの相性が大事!

「家庭教師はプロで学歴も合格・指導実績も高い先生なら間違いなし!」

…とは言い切れません。

年配の先生を嫌がるお子さんもいれば、実績があっても教え方が悪い(お子さんに合わない)先生もいます。家庭教師にお子さんの志望校レベルの指導力があることは前提ですが、結局のところお子さんとの相性が家庭教師選びで重要となります。

家庭教師をどこで探す?【個人契約それとも派遣会社?】

どんな先生がいいかについて見てきましたが、家庭教師をどこで探すべきかについてもお伝えしたいと思います。

個人契約のメリット・デメリット

個人契約には次のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

  • 派遣会社より料金が安い(※)
  • 直接家庭教師を選べる

デメリット

  • 料金でトラブルがあるかも
  • 経歴や実績にウソがあるかも
  • 家庭教師を変えにくい

※有名なプロ講師の個人契約となると派遣会社同様、1時間1.6万円とか結構なお値段になることもあります。

ご家庭やお子さんの希望に合いそうな先生を直接選べるのが個人契約のメリットです。ただし料金トラブル(支払いを済ませたのに先生が来ない、指導内容に不満)が発生したり、経歴詐称があったとき対処に困る可能性があります。

また先生の指導がイマイチだったり、遅刻や欠席(変更)が多かったりしたとき、「来週から違う先生に」とお願いすることができません。先生を一から探さないといけません。お友達の紹介だった場合、先生を断りにくいのもデメリットです。

派遣会社のメリット・デメリット

家庭教師派遣会社に頼んだ場合、次のようなメリット・デメリットがあります。

メリット

  • 家庭教師が採用試験や研修を受けている
  • 多くの会社で家庭教師の交代が無料
  • アドバイザーに進路相談できる
  • 入試情報を提供している会社も

デメリット

  • 入会金・管理費・年会費がかかる場合も
  • 高額な教材費がかかる場合も
  • 直接家庭教師を選べないことが多い

多くの家庭教師派遣会社で採用試験が実施され、学力や経歴だけでなく人柄もチェックした上で先生を採用しています。研修を行っている会社もあります。

紹介された先生と相性がイマイチという場合も、お願いすれば先生の交代が可能です(無料のところが多いです)。学習や進路のことで相談したいことがあれば面談をしてくれたり、入試情報の提供を積極的にしているところも、いろいろ相談に乗ってほしいご家庭に心強いです。

とあるテレビの企画でも、芸能人のお子さんが中学受験に挑戦、有名な家庭教師のト〇イさんで教育プランナーの方がたびたび登場、いろいろアドバイスしていましたね。

デメリットは授業料(指導料)以外にも入会金や毎月の管理費、年会費などの費用がかかるところがあげられます。また派遣会社によっては高額な教材費がかかるところもあります。授業料が他の家庭教師より安いと思い契約したら、予想外に教材費がかかるなんてこともあるので注意を

家庭教師派遣会社だと希望の先生は聞いてもらえても、実際にどんな先生が来るかはわからないのもデメリット。(中には先生を選べたり、どんな先生がいるか公式サイトで紹介してる会社もあります)

個人契約と派遣会社どちらを選ぶべき?

どちらもメリット・デメリットがあるので、絶対コチラ!という正解はありません。強いて言うなら、

  • とにかくわからないところを教えてほしい、成績アップしたいなら個人契約(学生)
  • 成績を上げたい、入試までお世話になりたい、入試情報もほしいなら派遣会社・プロ個人

でしょう。ただし個人契約はリスキーな面もあるので、信頼できる個人契約マッチングサービスを利用するのがおすすめ。講師への支払いが後払いになっているシステムなら、支払ったのに先生が来ないなんてトラブルも避けられます。

派遣会社なら中学受験の合格実績が高いところがおすすめです。そのような派遣会社は中学受験のプロ家庭教師が多く在籍していると考えられ、派遣会社(本部・教務)の方でも進路指導がしっかりしていることが伺えます。指導・紹介してもらうだけで良いならそこまでこだわらなくても良いでしょう。

中学受験の家庭教師を選ぶポイント

助動詞「そうだ・ようだ・らしい」

ここで家庭教師を選ぶポイントについてまとめます。

家庭教師との相性

派遣会社、個人契約いずれの場合でも、上でも述べたようにプロか学生か、実績のある先生かも大事ですが、結局はお子さんとの相性が第一です。プロ家庭教師は頼りになりますが、志望校とお子さんの学力状況、話しやすさ(質問しやすさ)も考慮して選ぶことをおすすめします。

料金・サービス内容

家庭教師の授業料(指導料)は、中学受験なら1時間あたり難関大の学生講師で4,000円以上、セミプロなら6,000円以上、ベテランプロなら8,000円以上は少なくともかかると見ておいた方が良いでしょう。授業料は月額制か回数制なのか、先払いか後払いかも確認を。

特に派遣会社の場合は授業料以外に入会金、管理費などがかかる場合があります。料金が家庭教師の実力や派遣会社の提供するサービス内容と見合っているか、家庭教師の交代ができるのかも事前に調べておくことをおすすめします。

使用教材

どんな教材を使用するのかも事前にチェックを。多くの中学受験家庭教師では基本的に教材は自宅にあるもの、塾のテキストや過去問を使うことが多いです(必要に応じて市販教材を指定されることも)。

しかし一部の家庭教師では教材購入を勧めるところもあります。家庭教師のみで中学受験する場合は受験教材を全教科一通りそろえる必要がありますが、すでに塾にお通いなら新たな教材は普通は必要ありません。塾の教材にさらにたくさんの教材を上乗せするのは、お子さんに余計な負担がかかるだけです。

無料相談や体験授業を活用

正式に家庭教師を頼む前に、今後どのように受験勉強を進めたらいいか相談したり、体験授業を利用できる家庭教師派遣会社もあります。

どんな風に進めてくれるのか無料相談を利用して様子をうかがってみたり、先生の好き嫌いが激しいお子さんなら体験授業を利用できるところ(正式入会後も同じ先生になるところ)が良いでしょう。体験授業の様子は親御さんも近くで見られるか確認を

まとめ

中学受験での家庭教師の選び方をご紹介してきました。中学受験は高校・大学受験より指導にかなりスキルが必要なので先生選びも大事ですし、どんなにいいい先生でもまだ大人との関わりに慣れていない小学生には相性が悪いこともあります。また家庭教師派遣会社を選ぶ際には、料金体系、サービス内容も見落とせません。お子さんとご家庭にピッタリな家庭教師が見つかることを願ってます。