小中学生の塾選び!お子さんに合う塾はどのタイプ?塾を選ぶときの注意すべきポイント7つ

小中学生の塾選び!お子さんに合う塾はどのタイプ?塾を選ぶときの注意すべきポイント7つ

新学期が始まるタイミングで塾を検討するご家庭も多いようです。しかし塾も最近は多様化してきて、どのタイプの塾に通わせるべきか保護者の方も迷ってしまうかもしれません。

「そろそろ塾に通わせたいけれど、うちの子に合うのはどんな塾?」

「受験を意識してほしいけど、集団塾だと埋もれてしまいそう・・・」

「マイペースなうちの子にはやっぱり個別?」

という小中学生のご家庭に向け、長年個別指導塾で働いている筆者が塾の選び方についてまとめました。どんなお子さんにどんなタイプの塾が合うか、塾を選ぶときの注意点についてお伝えしていきます。

小中学生の塾選び!お子さんに合う塾はどのタイプ?

塾のタイプをざっくり分けると、指導形態と目的によって次のタイプに分けられます。

  • 集団指導か個別指導か
  • 補習塾か進学塾か

塾に通わせるご家庭のニーズにあわせて、塾も多様化してきています。特に個別指導は補習から受験までストライクゾーンが広い塾もあれば、受験専門の進学塾タイプ個別指導、マンツーマンや1;2、巡回型や自習中心型の個別指導までさまざま。集団塾でも個別指導を併設したり、自習室では質問もできる「個別指導」を行っているところもあります。

いろいろあり過ぎて塾迷子になりそう・・・という保護者の方に向け、お子さんにどんな塾が向いているか(いくぶん私見も交えて)図にまとめてみました。

ん?なんで学習意欲低めで集団塾おすすめしてるの?と思われるかもしれません。意欲低めだからこそ「場の力」が必要だと思います。どの塾でもやっているわけではないので上の図からは省きましたが、土日などで自習室を開放している(巡回型)個別の塾は、集団塾に近い場の力があって良いと思います。(実際自習室を大活用して力をつけてきたお子さんを何度も見てきました。)

負けず嫌いなお子さんなら迷わず集団塾を

基本的に塾・予備校のカリキュラムにピッタリ合わせて、成績によってクラスが分けられたり、仲間と切磋琢磨することでますます意欲がわくタイプのお子さんなら、集団塾がおすすめです。一定の成績がとれていないと入れない塾もあります。多くの合格実績、長年の指導実績のある塾のカリキュラムと指導法は信頼できます。最近は個別指導を併設していたり、自習室で質問を受け付けてくれるところもあります。

マイペースなら個別指導塾・・・とは限らない

負けず嫌いなお子さんなら集団塾がおすすめ、それではマイペースなお子さんなら個別指導塾が良いのかというと・・・必ずしも個別が最適とは限りません。周囲の雰囲気がのんびりしていると「自分ものんびりしてていいのかなあ」とのんびりしてしまう可能性があります(特に小中学生)。

中3生ともなれば周囲の雰囲気も受験一色で自分も頑張らなきゃ…という気持ちにもなりやすいですが、中学受験生の場合は学年全員が受験するわけではないので、受験生としての自覚を持ちにくいところがあります。受験のない小学生ならなおさら。実際個別指導塾でグダグダしている小中学生が少なくないのも事実です。

個別指導はお子さんに合った指導スタイルで

そうはいっても部活や習い事で忙しい、集団塾のカリキュラムに出遅れた…というお子さんは個別指導でないと対応できないことが多いです。その場合お子さんに合った個別指導を選ぶのがポイントです。(かなり主観が入ってますが)個別タイプ別で合うお子さんのタイプを下にまとめてみました。

  • マンツーマン・・・家でも勉強が進められる、積極的に質問したい、意識高い系のお子さん、真面目なお子さん
  • 1:2(講師1人生徒2人)・・・先生に解説してもらってから問題をいろいろ解きたい、わからないところが出てきたら質問したい、言われたことはやるタイプのお子さん
  • 1:3(講師1人生徒3人)以上・・・解説を見れば1人でもある程度問題を解けるお子さん、、わからないところが出てきたら教えてほしい、言われたことはやるタイプのお子さん
  • 巡回型・・・成績が良いお子さん、塾で勉強しながらわからないところがあれば質問したいお子さん
  • 自習型・・・塾で勉強をしたい(家だと集中できない)、勉強のやり方を教えてほしいお子さん

塾を選ぶときの注意すべきポイント7つ

お子さんに合う塾の「タイプ」を見てきましたが、最終的に塾を選ぶとき注意すべきポイントについても見ていきます。

塾まで通いやすいか?

当然ですが通いやすさは重要、家からの遠すぎないところ、家の近くになければ学校帰りに寄れるところなど。難関中を目指してる中学受験生だと教えられる塾が限られてくるので、電車での通塾や車での送迎が必要になるのは仕方ないでしょう。自転車で通う場合雨の日はどう通うのかもルートは考えておいた方が良さそうです(ちなみに雨の日になると遅刻する生徒が増えます)。

塾でかかる費用はどれぐらいか?

各ご家庭のご予算に合った塾を選ぶのがおすすめですが、授業料の安さだけで塾を選ぶと講師の質やサービスが悪かったり、その他の費用がかかって結局は他の塾と変わらないなんてこともあります。授業料以外にも維持費、管理費、教材費やテスト費、講習会費、特訓費などいろんな費用がかかることがありますので、事前に資料を取り寄せたり問い合わせてみて年間どれぐらいかかるのか確認を。

口コミ・評判の良さは当てにならないことも・・・

親御さんたちの間で評判の良い塾、塾ランキング1位の塾、ネットで口コミが良い塾・・・などいろいろありますが、必ずしもその評判の良い塾がお子さんに合う塾とは限りません。

以前塾生のお母様から聞いた話で、地元で評判の良い塾に通ったものの成績も上がらず、先生も相談しにくい感じでイマイチだったという感想をもらしていました。筆者もその先生とたまたまお話しする機会があったのですが、レビューや公式サイトの印象とだいぶ違ってて少々違和感を覚えました。そのときはお疲れだったのかな?とも思ったのですが・・・まあ合う、合わないは個人によって違いますし、実際通ってみないとわからないですね。

なお塾講師をしてる筆者の個人的感想ですが、塾ナビで掲載されてる口コミは良い意見も悪い意見も割とリアルだな~という印象を受けました。実は知っている塾が2つ掲載されてるのですが、講師の質とか授業料、受付対応のこととか、結構当たってます。

大手だから良いとは限らない?

進学塾の場合、大手の塾には優秀な講師が集まり、長年多くの合格実績を出しています(合格率はともかく)。しかし地域の進学塾でも優秀な先生(大手塾出身の先生もいらっしゃいます)が個人で塾を経営していたり、小規模な塾でも高い合格実績を出している塾もあります。人数の多い塾って落ち着かないというお子さんは小規模な塾の方が持っている力を伸ばしやすいでしょう。

また大手の方が研修や採用が厳しいイメージを持たれているご家庭もあるかもしれませんが、地域の塾の方が研修が厳しかったり、採用基準が厳しいというケースもあります。(筆者のいる大手系個別は割と採用基準や研修は相当緩いかと。というか筆者の場合ほとんど研修なかったですけど・・・← 配慮していただいた?)

どんな講師が教えているか?

学生講師なら難関大や有名な中高一貫校出身など、一定の学力や、指導経験豊富な社会人の先生が在籍している塾がおすすめです。中学受験や難関校の受験対策ならプロ講師でないと対応できない場合もあります。特に個別の場合は学生の先生の方が緊張せずに質問しやすい、女の先生の方が話しやすいというお子さんもいるので、お子さんとの相性も考慮してくれる塾が良いでしょう。

どんな先生が教えてるのかよくわからない場合、直接聞きにくい場合もありますよね。塾の公式サイトや求人サイトでどんな募集をかけているかを確認すると、先生の質がなんとなくわかると思います。

合格実績はどうか?

合格実績≒塾の指導力と考えて良いと思います。確かに塾を併用していたり、特別講習など短期入会者の合格実績も込みの実績かもしれないので、その塾の力だけで難関校にすごい実績があるとは限りません。しかしその塾には難関校に受かる生徒を教えるだけの指導力があるのは確かではないでしょうか?特に中学受験は指導力ないと難しいです(中堅校狙いでも)。

ただし進学塾(集団塾)と同グループの個別指導塾の実績を見るときは注意が必要かもしれません。掲載されている合格実績はグループ全体の実績で、個別のみの実績が掲載されていないことがあります。

体験授業でのお子さんの様子と感想は?

「うちの子には絶対ココの塾!」という塾があれば別ですが、普通はどこにするか迷うところ。多くの塾で体験授業や無料相談を行っていますので、複数の塾で比較するのがおすすめです。とはいえ体験授業をたくさん受けても時間のロスになってしまうので、まずは塾の資料を取り寄せたり面談だけでも受けてみて、ある程度対象を絞ってから体験授業を受けるのがおすすめです。

ちゃんと授業受けられてるのか心配・・・であれば、可能ならば体験授業のときお子さんが授業を受けている様子を見学させてもらうと良いでしょう(塾により対応が異なりますが、遠くからならOKがもらえるかもしれません)。ちゃんと真面目に授業を受けている様子で、お子さんが「ココなら通いたい、ちゃんと頑張る!」という塾なら通わせてみて良いと思います。

塾の資料をまとめて請求したい方におすすめのサイト

地域の塾をまとめて検索したい・・・という方に、おすすめの塾検索サイトをご紹介します。情報は’21年9月7日時点の情報ですので、正確かつ最新の情報は各公式サイトにてご確認ください。サイト名をクリックすると別タブで開きます。(※コメントはあくまでも個人的な感想です)

塾ナビ 口コミ数230,902、87,160教室登録。情報量が多いがちょっとゴチャっとした印象、辛口な口コミも多い。塾ナビから登録で5,000円のギフトカードあり。
テラコヤプラス 家庭教師や通信教育もまとめて検索、塾ごとのおすすめポイントはわかりやすい、高評価多め?最大5,000円分のギフトカード。
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ベスト塾ガイド 掲載教室数39,235と塾ナビや塾ログより少なめながら、口コミ数が多く洗練されたデザイン。貴重な塾の「料金」情報も。
塾シル! すっきりして見やすくオンライン対応の教室を探しやすい、ただし口コミはない。
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まとめ

お子さんの塾選びについて見てきました。塾も多様化してきましたが、どんな塾が合うかはお子さんによってそれぞれ。評判の良い塾でもお子さんにも合う塾とは限りません。お子さんのタイプに合う塾を選びことと、体験授業、直接問い合わせや無料相談を利用して判断されるのが良い塾選びにつながるでしょう。今回の記事がお子さんの塾選びの参考になれば幸いです、良い塾、先生との出会いがありますように・・・。