資格や部活の実績を活かして大学受験できる総合型選抜(旧AO入試)。部活が忙しくて一般の準備は厳しそう、志望大学に入るチャンスを増やしたい人にもおすすめの制度ですが、一体いつから準備を進めたら良いのでしょうか。
総合型選抜をいつから進めるのがおすすめか、総合型選抜準備の流れ、スタートする時期とおすすめの対策法について、元塾講師がまとめました。
※この記事に記載の内容は2022年5月4日時点での公式サイトでの情報を元にまとめたものです(キャンペーン等一部追記あり)。最新かつ正確な情報は公式サイトまたは直接お問い合わせにてご確認ください。
※この記事は一部PRを含みます。(AOI、モチベーションアカデミア、進研ゼミ、メガスタと当サイトは提携関係にあります。)
総合型選抜(AO)対策はいつから進めたら良いの?
総合型選抜対策は進めるなら早いに越したことはありません。後でも説明しますが総合型選抜にあたっていろいろな準備が必要だからです。
理想は高2の夏までにスタート
早くから準備をするべきとはいえ、高校入学・進学当初から総合型選抜のことを強く意識している高校生は決して多くはないでしょう。
高2の夏までにスタートすれば、総合型選抜の準備も十分できます。自己分析を行い将来のビジョンや必要な資格を取る時間も。3年になって一般選抜の対策を並行して行うこともできます。
ただし大学によっては評定平均の基準が設定されている場合もあるので、1年生のうちから上位をキープしておかないと厳しいケースも(4.0が一つの目安ですがもっと上の大学もあります)。
総合型選抜の実施内容についてもリサーチが必要です。
高3夏からでも間に合う?
大学の選抜方法、エントリーの有無、倍率、受験生本人の現状・・・などにもよりますが、高3夏からの準備でも大学によっては間に合わせることが可能です。
※エントリーが必要な大学は6~8月が多いので注意。
筆者もかつて塾でAO対策の生徒を見る機会がありましたが、2019年に見ていた高校生は高3夏ごろの入塾だったと記憶しています。
その高校生の場合はすでに将来の夢もクリアで職業体験(ボランティア)も経験済み、大学でやりたいことがハッキリ定まっていました。
あとは文章が課題だったので、志望理由書や小論文のフォローをしていました。(一般の対策もしていましたが、AOで無事合格)
しかし自分に合った大学や学部から探さないといけない、面接やディスカッションの対策も必要、資格も持っていない・・・となると高3からではかなり大変と予想されます。
それでも受験するという場合は併願対策も含め、「総合型選抜のプロ」の手を借りる必要があるでしょう。筆者の経験上、普通の個別塾などでは十分な対応が不可能と思われます。
※ただし受験学年の場合、塾や家庭教師は早めに締め切ることも多いのでご注意ください。
総合型選抜(AO)の選抜方法と流れ
総合型選抜はどのような選抜方法で行われるか、いつごろ出願や試験があるのかもざっと確認しておきます。
総合型選抜の選抜方法
総合型選抜は各大学が求める人物像(アドミッションポリシー)に合った生徒を採用するものなので、選抜方法は大学や学部(学科)によってまちまちです。
出願条件に英語の資格やスコア、評定平均が設けられていることもあります。
選考・試験には志望理由書、小論文、面接、プレゼンテーション、実技試験などが行われます。共通テストや学力試験を課す大学も。
総合型選抜の流れと実施時期
各大学によって出願、試験、合格発表の時期は異なりますが、次のような流れで行われます。
総合型選抜の流れ(※時期は一例です)
- 出願:(私立)9月(国立)10~11月※6~8月にエントリー(オープンキャンパス、説明会参加など)が必要な私立大もあり
- 試験:(私立)10~11月(国立)11~12月
- 合格発表:(私立)11~12月(国立)1~2月
私立でも後期募集をしている大学は出願時期が遅め、共通テストが課される大学は合格発表が遅くなります。
なお総合型選抜は併願可能な大学も多数あります。(専願のところもあります。)
総合型選抜(AO)対策におすすめな塾・通信教育・オンライン家庭教師
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まとめ
総合型選抜で大学受験するなら、出願要件を満たすための準備、試験のための準備どちらも必要。付け焼き刃では志望校理由書も面接も対応できません。
将来どのようなビジョンを持っているのか、的確に文章でも口頭でもしっかり人に伝えられるコミュニケーションスキルも必要です。
とはいえ総合型選抜を利用すればこれまでの「頑張り」を強みにでき、志望大学を受験するチャンスも増えるのは大きな魅力。正しい対策が合格への近道です。
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