進研ゼミの考える力・プラス 中学受験講座は1日60分の取り組みで効率的に中学受験対策が進められる講座です。もともと中学受験の予定はなかったけれど行きたい私立・国立中学が見つかった、しかし進学塾は授業が進んでいるし、習い事とも両立したいといった理由で、塾よりも通信教育の進研ゼミを検討されるご家庭もいらっしゃるかもしれません。
そこで「進研ゼミ中学受験講座を途中から受講することはできるの?」という疑問も出てきますが、結論から言えば途中から受講することは可能です。ただしスタートが遅くなればなるほどついていくのが難しく、学習時間の確保や計画的な学習の進め方も必要となります。
この記事では進研ゼミ中学受験講座の基本情報をお伝えしつつ、途中から受講できるのか、いつまでに開始した方が良いか、中学受験を成功させるヒントについてもお伝えしています。よかったら参考にしてみてください。
※記載の情報は記事執筆時のものです。お申し込みの際は必ず公式サイトや資料にて最新の情報をご確認ください。
※この記事はプロモーションを含みます。
PR
進研ゼミ中学受験講座の基本情報
進研ゼミ考える力・プラス 中学受験講座は4年生から6年生を対象にした講座です。4教科セットでテキスト・ワークと映像授業で学習、赤ペン先生の問題で添削指導つき。1日約60分の学習で効率的に進められます。レベルの目安は首都圏模試で偏差値55~65の私立・国立中学校です。5年生から算数はスタンダードとハイレベルの2コースになります。
平日中心、週末にまとめて進めるなどお子さんの生活スタイルに合わせてフレキシブルに学習計画を立てることが可能です。
進研ゼミ考える力・プラス 中学受験講座の特長
- 1日約60分×約20日~26日/月
- 曜日を決めて取り組むことができ、習い事とも両立可能
- 算数は5年生からスタンダードとハイレベルの2コース
- テキスト・ワークと映像授業で学習
- 赤ペン先生の問題とアドバイス
- 学期ごとのテストや計算と一行問題ドリル、暗記教材も送付
- 赤ペン先生の問題提出で努力賞と交換できるポイントももらえる
- レベルの目安は首都圏模試で偏差値55~65
進研ゼミ中学受験講座を途中から受講できる?
進研ゼミ考える力・プラス 中学受験講座は年度の途中や5年生、6年生から受講することも可能です。ただしお子さんの学習状況により適切なタイミングや学習計画も必要になってきます。
途中からでも受講は可能
進研ゼミの中学受験講座は4年生初めからスタートするのが望ましいですが、途中からでも受講は可能です。学習時間の目安は4年生で1日約60分×約20日/月、5・6年生で1日約60分×約26日/月となっていますが、それまで中学受験の勉強をまったく進めていなかったお子さんは遅れた分の学習時間を上乗せする必要があります。
何年生までにスタートすればOK?
進研ゼミ公式サイトの合格実績体験談を見ると、5年生から受講したので4年生から始めれば良かったという声や、6年生から始めて5年生も同時受講したという声もありました。(受講生の声は後の章でも紹介しています。)
お子さんの学習状況によりますが、5年生4月号のスタートでしたら多少勉強に時間がかかっても未習分野の勉強とあわせて1日平均2~3時間程度までで済ませることができるので、5年生4月号までにスタートするのが現実的な時期ではないかと考えられます。もしくは夏休みに挽回できるなら、5年夏からのスタートでも。
ただしすでに中学受験の勉強をしているお子さんや、勉強に時間をとることができるお子さん、先取り学習を進めているお子さんの場合はこの限りではありません。
お子さんの高い学習意欲が必要
すでに受験対策を進めているお子さんを除き、中学受験対策で通信教育を途中から受講するとなるとわからない問題にあたることも多く、未習分野の勉強時間も上乗せで負担も大きいです。学習習慣がもともとあり、お子さんの学習への高い意欲も必要となります。
保護者のサポートも必要
お子さん一人で中学受験対策を進めるのは塾通いしていたとしても大変です。通信教育での受験対策となるといっそう保護者の方のサポートが必要となります。具体的なサポートとして、お子さんの理解度の確認や適切な学習計画の作成、学校・入試情報の入手などがあげられます。
※記載の内容は主に2024年12月7日時点での情報をもとにまとめられたものです。お申し込みの際は最新の情報を公式サイトにてご確認ください。
PR
進研ゼミ中学受験講座を途中からスタートした受講生の声
進研ゼミの私立・国立中学受験の合格実績に掲載されている合格体験談から、途中から受講したご家庭の声を一部ご紹介します。
5年の後半から取り組んだ
5年の後半から取り組み出したので、それ以前の内容を「4教科要点復習スピードCHECK」で確認できたのが大変助かった。
5年生の後半からスタート、教材で未習分野の確認ができたという声が寄せられていました。
5年生途中からスタート、4年から始めれば良かった
5年生の途中に「進研ゼミ 小学講座」から切り替えたので慣れるまで子供が大変でした。できれば4年生の4月から始めた方がいいと思いました。
途中からスタートしたので慣れるまでお子さんが大変だった、4年生の4月号からスタートするのが良いというご意見もありました。
5年生4月から塾と併用で受講を開始
塾だけでは本人が不安がったため、5年生4月号から受講を開始しました。塾よりも難しい内容だったので力になったと思います。毎日の勉強のあとにゲームや動画などのお楽しみ時間を作ってモチベーションを保つようにしていました。
塾と併用で進研ゼミを利用したという声もありました。塾の宿題量が少ない場合は進研ゼミで上乗せするのも良いかもしれません。一般的な受験のカリキュラムなので途中からスタートしても塾に通っているお子さんなら取り組みやすそうです。
6年生からゼミだけでの受験対策、5年生も同時受講
6年生になって受験を希望したが、塾には行きたくないとのことだったので、「小学講座」を取っていた「進研ゼミ」にした。難易度が高いので5年生の講座も並行して受講した。
6年生からスタートというかなり難易度が高いパターンです。5年生の講座も同時受講で受験を乗り切ったそう。お子さんの学力がかなり高いのと、ご家庭でのサポートも的確だったと思われます。
途中からスタートのタイミングは各ご家庭でバラつきはありますが、5年生途中以降はいろいろサポートや受験勉強の進め方に工夫が必要そうです。
PR
進研ゼミを途中から受講でも中学受験を成功させるコツ
途中から進研ゼミを受講した場合、中学受験を成功させるためのコツをあげてみました。
カリキュラムを確認し科目別に対策
進研ゼミのカリキュラムを確認して、未習分野をバックナンバーや他教材でカバーするようにします。カリキュラムは公式サイトにも掲載されています。
一般的に中学受験のカリキュラムはくりかえし同じ単元を学びつつレベルアップしていくことが多いですが、どうせ後で習うからと後回しにすると模擬試験が厳しくなってきます。後回しでうまくいくこともありますが、日ごろの学習や模試で習っていない問題ばかり出されると、お子さんの学習意欲やメンタル面で悪い影響が出る恐れがあります。
国語
読解問題は5年生からでも良いかと考えられます。進研ゼミのカリキュラムでは語句・文法は4年から6年にかけて類似の単元をくりかえし学習しますが、だからといって後回しにすると後で苦労する恐れがあります。
筆者は遅いスタートの中学受験生を指導した経験も何度かありますが、一度に大量の難しい語句を学習するのは成績の良いお子さんでもかなり負担のように感じられました。漢字で苦労するお子さんも多かったです。
お子さんが「コレ知ってる」と感じられる、解いていて苦痛にならないレベルの問題も取り組ませつつ、漢字はしっかり書けるよう日々の学習計画に入れておいた方が良いと考えらえます。
算数
中学受験で特に大変なのが算すです。進研ゼミのカリキュラムでは4年生で分数のかけ算・わり算まで進み、植木算・つるかめ算などの特殊算も学習しています。特に計算力をしっかり固めないと図形問題も解けなくなるので、早めに未習分野を固めておく必要があります。特殊算は難しければ基本的な問題だけでも解けるようにしておきましょう。
理科
4~6年でくりかえし類似の単元を学習するので、今の進度とあわせつつ未習部分も少しずつ拾っていくような進め方でも大丈夫かと思われますが、お子さんの理科への関心度や理解度もいながら調整は必要です。
社会
進研ゼミでは4年~5年7月までは地理分野を進め、8月から歴史に入ります。5年4月~7月に地方別地理を進めるので、5年生初めから受講する方は地図や農業、工業などの基礎を学習しつつ進度にあわせていけばある程度未習分野を消化することが可能です。
志望校の入試問題の傾向も確認
各私立・国立中学校によって入試問題の傾向は異なります。国語はほとんど記述問題ばかりの学校もあったり、算数は問題は少ないけれど難易度が高い問題ばかり、あるいは特殊算はほとんど出されないような学校もあります。理科・社会は時事問題がよく出題されるという学校も。
ある年から突然問題の傾向が変わるという事態も可能性としてゼロではありませんが、どのような出題傾向かを知った上で効率的な中学受験対策を進めることも成功のコツと言えます。
学習の理解度を保護者がチェック
どれぐらい勉強したことを理解できているか、覚えられているかを保護者の方がチェック。毎日は難しければ週に1回でも。勉強したところから問題を出題して解けるかを確認、理解できていないようなら次の週の学習計画に復習を組み入れましょう。
定期的に模試を受け、受験校を検討
定期的に模試を受けて立ち位置を知ることは重要です。今の学力状況を見て適切なレベルの志望校選びをおすすめします。
6年秋以降は過去問演習を目指す
上でも述べたように私立・国立中学校は各校によって出題傾向が異なります。夏休み明けには過去問中心に取り組み、各校の対策を行いましょう。最初は良い点が取れないかもしれませんが、何ができていて何ができていないかを分析、苦手なところ、覚えていないところを復習しましょう。
ただし高得点を目指しているわけでないなら、みんなが得点できていなさそうな超ハイレベル問題に無理に時間をかける必要はありません。合格者平均点も見ながらお子さんの得意・不得意に合わせた科目ごとの目標点を設定し、確実にとれるところでとりこぼしがないよう戦略を立てることも大事です。
通信教育だけでは厳しければプロの手も借りる
問題が難しくて一人で進めるのは難しい、保護者の方もあまり勉強を見てあげられる余裕がない、模試の結果が良くない、受験校についても相談したいという場合は、個別指導塾や家庭教師などプロの手を借りることもおすすめです。個別指導塾や家庭教師にもいろいろありますが、中学受験で確かな実績のあるところから選びましょう。
※記載の内容は主に2024年12月7日時点での情報をもとにまとめられたものです。お申し込みの際は最新の情報を公式サイトにてご確認ください。
PR
まとめ
進研ゼミ考える力・プラス 中学受験講座は途中から受講することも可能です。ただし未習分野のフォローを行い、お子さんに適した戦略を立てて実行することが、中学受験を成功させるコツとなります。
※記載の内容は主に2024年12月7日時点での情報をもとにまとめられたものです。お申し込みの際は最新の情報を公式サイトにてご確認ください。
PR
中学受験の通信教育についてもっと知りたい方は次の記事も参考になります。