筆者が塾講師をしていたとき、中学受験生の生徒から「家で勉強するときプリンター(コピー機)をよく使っている」という声を聞きました。
漢字テストや計算ドリルを自宅でやったり、理科や社会の暗記テストに活用されているようです。やはりプリンターがあると何かと便利なようですね。
家でもプリンター導入を検討中だけど、どんなプリンターを選んだら良いのかわからない・・・そんな中学受験のご家庭に向け、塾のテキストやプリント教材、過去問の印刷をするのにおすすめなプリンターの選び方や、おすすめのプリンターをご紹介します。
よかったらプリンター選びの参考にしてください。
※こちらに記載の内容は2023年11月14日時点の情報をもとに再編集されたものです。最新の情報は各公式サイトやショップにてご確認ください。
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中学受験におすすめなプリンターの選び方
中学受験におすすめなプリンター選びのポイントとして、次の5つがあげられます。
- A3対応プリンター
- 自動原稿送り装置つき
- コピーのスピードが速い
- 置き場所に困らない
- 高すぎない
おすすめはA3対応プリンター
A4のプリント教材しか使わないというご家庭は不要ですが、基本的にはA3対応のプリンターをおすすめします。
中学受験の進学塾で使われているテキストの多くはA4判(見開きでA3サイズ)。市販の過去問はB5判(見開きでB4サイズ)で売られていますが、そのまま印刷すると字が小さくて読みづらい場合もありますので、塾ではA3に拡大して渡すことが多いです。
なおプリント(用紙)はA3対応でも、コピー/スキャナがA4までしか対応していないプリンターもあるので注意してください。コピー/スキャナがA3対応でないとA3の本がそのままコピーできず、左右1ページずつ印刷することになります(手間がかかります)。
自動原稿送り装置(ADF)つきが便利!
テストやプリントを1枚1枚コピーとっていくのは結構面倒なもの。何枚かまとめて原稿送りでコピーしてしまえばセットとボタン押すだけで済むので楽です(塾でもコピー機の前で生徒がおお~と喜んでます)。ただしあまりに紙が「クタクタ」状態になっていると紙詰まりの原因なので注意が必要です。
コピーのスピードが速いとストレスも軽減
コピーするのに時間がかかるのは結構ストレスです。特に頻繁にプリンターを利用したいご家庭は、プリンターのコピー速度も気にした方が良いでしょう。
置き場所に困らないようサイズも注意
いざプリンターを購入したものの、机に乗せたら想像以上に大きかった、子ども部屋にプリンターを置いたらかなり場所をとって圧迫感があった・・・。なんてことを避けるために、本体のサイズを確認し、どこに置くのか考えておくのがおすすめ。またA3カセットをセットするとプリンターからはみ出るので、そのサイズも考慮しておくと良いでしょう。
高すぎないものをセレクト(ご予算、利用年数に応じて)
今後どれだけプリンターを使っていくかにもよりますが、中学受験が終了したら使う機会があまりなさそうというご家庭もあるのでは。
そうなるとやたらハイスペックで値段が高いものを購入するのも考えもの。これから長く使っていくご家庭(小学校低学年)なら多少高くても良いでしょう。本体以外にランニングコスト(インク代、コピー用紙代)も要確認です。
中学受験におすすめなプリンターを紹介【ブラザー・エプソン】
A3対応(プリントもスキャナも)、自動原稿送り装置(ADF)つきにこだわり、ブラザーとエプソンからプリンターをセレクトしました。
ブラザーの方は価格がお高めですが印刷コストはエプソンの半分以下、スピード、耐久年数も上回っています。エプソンはお求めやすい価格ですので、そこまでスピードや耐久年数にこだわりがないというご家庭に良いかと思います。
ブラザー「MFC-J7500CDW」
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MFC-J7500CDWの基本情報
サイズ | 幅576mm/高さ375~467mm/奥行477~846mm |
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A3 | コピー・スキャン・FAX対応 |
両面 | 自動両面対応(最大A3) |
価格 | 68,864円 (※2023年11月14日時点でのAmazon価格) |
印刷コスト | A4カラー:約4.1円/枚 A4モノクロ:約0.8円/枚 |
印刷スピード | A4カラー:約30ipm A4モノクロ:約30ipm |
ブラザーのインクジェット複合機「MFC-J7500CDW」はカラー約5,000枚、ブラック約6,000枚の大容量インクカートリッジ対応。ランニングコストもカラー約4.1円/枚、モノクロ約0.8円/枚と良く、1分でA4(カラー・モノクロ)約30ページとプリントのスピードも〇。耐久枚数は約30万ページ(または7年)。
2段用紙トレイと背面多目的トレイを搭載、コピー・スキャン・FAXで最大A3に対応しています。Windows・Mac・Chromeに対応。詳細は商品ページでご確認ください。
エプソン「PX-M6010F/PX-M6011F」
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PX-M6010F/PX-M6011Fの基本情報
サイズ | PX-M6010F:幅515×奥行450~976×高さ285~456(mm) PX-M6011F:幅515×奥行450~976×高さ350~521(mm) |
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A3 | コピー・スキャン・FAX対応 |
両面 | 自動両面対応(最大A3) |
価格 | PX-M6010F:31,973円 PX-M6011F:39,380円 (※2023年11月14日時点でのAmazon価格) |
印刷コスト | A4カラー:約9.9円/枚 A4モノクロ:約3.0円/枚 |
印刷スピード | A4カラー:約12ipm A4モノクロ:約25ipm |
エプソンのビジネスプリンター(インクジェット複合機)、PX-M6010F、PX-M6011Fは導入コストを抑えたい方におすすめ。PX-M6010Fは1段、PX-M6011Fは2段カセットになっています。
ランニングコストはA4カラーで約9.9円/枚、A4モノクロで約3.0円/枚、印刷スピードはA4カラーで1分約12ページ、A4モノクロで1分25ページ。水やマーカーでもにじみくい全色顔料インクを採用しています。耐久枚数は約15万ページ(または5年)。詳細は商品ページでご確認ください。
まとめ
中学受験におすすめなプリンターについて紹介させていただきました。割とお手頃、人気のプリンターは、入試が近づくにつれて在庫切れになりがち。絶対にプリンターが必要というご家庭は、お早めにご購入されることをおすすめします。今回の記事がお子さんの家庭学習にお役に立てたら幸いです。