今回は助動詞should と had better を学習します。should と had better はmust や have to と意味が似ていて、「～すべきだ」「～した方がいい」という義務や忠告などを表します。
助動詞 should と had better の意味や使い方を例文とともに確認し、練習問題にチャレンジしてみましょう。
should の意味・使い方・例文
shouldは「～すべきだ」「～した方がいい」という義務の意味があります。(should は 助動詞 shall の過去形です。)
・You should go home.（あなたは家に帰るべきだ。）
should は must ほど強制的ではありません。
should の否定文・疑問文
【否定文】should ＋ not [短縮形 shouldn’t]+ 動詞の原形（～すべきではない）
【疑問文】Should ＋ 主語＋ 動詞の原形～？（～するべきですか。）
【疑問文の答え方】Yes, 主語 should. （はい、そうするべきです。）/ No, 主語 shouldn’t.（いいえ、そうするべきではありません。）
should を使った例文
・She should go home early.（彼女は早く帰るべきだ。）
・You should get up early.（あなたは早起きするべきだ。）
・You should study English harder.（あなたはもっと一生懸命英語を勉強するべきだ。）
・He should not go there.（彼はそこに行くべきではありません。）
・You shouldn’t make excuses.（言い訳すべきではありません。）
・You should not be afraid of making mistakes.（間違えることを恐れるべきではありません。）
・Should I take him there?（彼をそこへ連れて行った方がいいですか。）
―― Yes, you should.（はい、そうするべきです。）
・What should I do?（私は何をしたらよいでしょうか。）
(参考)had better の意味・使い方・例文
had better は「～した方がいい」という忠告の意味があります。（警告や命令に近く、目上の人に使う表現ではありません。）【had better ＋ 動詞の原形】が基本形です。
・You had better go home.（家に帰った方がいい。）
→【短縮形】You‘d better go home.
had better の否定文
had better の否定文はあまり中学英語では扱われませんが、had better の直後に not を入れるだけです。（疑問文はあまり使われません。 ）
【否定文】had better ＋ not [短縮形 shouldn’t]+ 動詞の原形（～しない方がいい）
had better を使った例文
・You had better go to bed early.（早く寝た方がいい。）
・You’d better see a doctor at once.（すぐに医者に診てもらったほうがいい。）
・You had better study harder.（もっと一生懸命勉強した方がいい。）
・You had better not go out.（外出しない方がいい。）
【問題編】助動詞 should, had better
問 次の日本語の文に合うように、（ ）内に適切な英語を入れなさい。
(1) あなたは早起きするべきだ。
You（ ）get up early.
答えを確認(2) 間違えることを恐れるべきではありません。
You（ ）（ ）（ ）afraid of making mistakes.
答えを確認(3) 彼はそこに行くべきではありません。
He（ ）go there.
答えを確認(4) 私は何をすべきでしょうか。
What（ ）I（ ）?
答えを確認(5) 君は早く寝た方がいい。
You（ ）（ ）（ ）to bed early.
答えを確認まとめ
should と had better について確認してきました。
should も had も過去形ですが、今回学習した義務の意味で使う場合、現在形として訳します。またどちらも動詞の原形を直後に置きます。
特に should を使った表現、否定文、疑問文の作り方はしっかり覚えておきましょう。
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