NHK語学講座をスマホアプリやPCで学べる「ポケット語学」。放送や書籍での学習だと挫折してしまいそう、過去の放送を効率的にいつでもどこでも勉強したいという方におすすめなサブスクリプション(月額制)サービスです。無料体験も可能です。
しかしポケット語学をダウンロードしたものの使い方がイマイチわからない、ポケット語学ってどんなアプリ?どう使うの?という方もいらっしゃるかもしれません。
そんなポケット語学の基本的な使い方やより効果的な使い方について、ポケット語学ユーザー(執筆時点で)2か月目の筆者がおこがましいとは存じますが解説したいと思います。よかったら参考にしてください。
この記事に記載の内容は2022年4月13日時点での情報です。今後機能や仕様に変更があるかもしれませんが、ご了承ください。
ポケット語学の基本的な使い方と学習の流れ
ポケット語学はアプリでもPCのブラウザでもどちらでも利用できます。ちなみに筆者はPCの方をよく使ってます。
6つの講座から勉強したい講座を選ぶ
ポケット語学では中学生の基礎英語レベル1とレベル2、ラジオ英会話、ラジオビジネス英語、入門ビジネス英語、実践ビジネス英語の6つの講座を提供しています。
入門ビジネス英語(ビジネス特化だけど使ってる英語は易しめ)は高1~2レベル、ラジオ英会話は高校卒業レベル、ラジオビジネス英語は高校卒業~大学、実践ビジネス英語は大学以上の上級レベルの方におすすめの内容です。
1つの講座だけでもいいですし、複数の講座を並行して進めてもOK。自由に進められます(講座を複数とっても料金が追加されるわけではありません)。
レッスンは3ステップ
ポケット語学はレッスン(小レッスン)ごとに3ステップで勉強していきます。
STEP1 会話文で学習する
STEP2 解説を読む
STEP3 テストを受ける
STEP1はビニエット(スキット)を読んだり聞いたりするステップです。何度も音読したりシャドーイングしたりします。実践ビジネス英語でもあまり早口でなく、声も聞きやすいです。
STEP2は先生による解説。ビニエットに出てきた語句や表現を説明してくれます。講座により先生方の個性が出ていて、良い学びに。ちょっとした英作文や空所補充問題も。
特にラジオ英会話、大西先生の文法解説は基本だけど意外とわかっていなかったところを説明、聞く文法書という感覚でためになります。
STEP3はレッスンの確認テストです。ビニエットの内容からも解説の内容からも出ます。何気に確認テストの問題も語句の勉強になるので侮れません。
ちなみに確認テストは間違えるとちょっとだけ難易度を易しくして出題してくれます。優しいシステム。
まとめテストでレッスンのおさらい
レッスン(大レッスン)のしめくくりとしてまとめ問題があります。会話文や解説を聞いた直後の確認テストは楽勝でも、まとめて出題されると忘れていることもあったりするのでいい復習になります。
スペシャルコースで集中特訓
スペシャルコースは語句解説や単語力強化、キーフレーズ特訓、ディクテーションなど、分野ごとでトレーニングできるコースです。
キーフレーズ特訓なら並べ替え・穴埋め・和文英訳、語句解説ならリーディング、ディクテーション、リスニング、単語力強化は穴埋め選択(2択と4択)、穴埋めと難易度ごとに選べます。(ディテーションは一択)
ディクテーションは割と得意(謎の自信)と思って挑んだら結構難しかったのでいい意味で実力を思い知らされる機会に。こちらも完璧にできればかなり学習したことが身についたと言えそうです。
ポケット語学の効果的な使い方と便利な機能
ポケット語学の便利な機能も確認しながら、効果的な使い方についても見ていきます。
会話文で英語4技能のトレーニング
STEP1の会話は流しても聞けるし、1つずつ聞くこともできます。流して聞きたければ右下に出てる「流し再生」ボタンを、1つ1つ聞きたければ文をタップするか「お手本」をクリックします。
まずは英文を見ながら音声を聞きながら一緒にリーディング、次に英文の音声の後に続いて発音するシャドーイングで何度も練習。リスニングやディクテーションの練習にも使えます。
自分の発音をチェックする
再生ボタンは最初は薄くなってますが、録音をタップして自分の声を録音すると再生できます。お手本の発音と聞き比べることができます。(判定機能はありませんので自らジャッジ。)
気になるフレーズはフレーズ帳にストック
気になる、また復習したい!と思ったフレーズはフレーズ帳にストックすることができます。
文をタップするとすぐにフレーズ帳に追加。「≡」のメニューボタンをタップ、「フレーズ帳」から保存したフレーズが見られます。
Web版だと左側のメニューからフレーズ帳を開くことができます。
日本語と英語の表示を切り替え
歯車をタップすると設定画面に切り替わり、英語のみや日本語のみ表示することもできます。
英語だけあるいは日本語だけ表示の切り替えもできますが、筆者は目をつぶって聞きながらシャドーイングしてます(なんか癖で・・・)。
英語に慣れてる方や復習で使う場合は、いきなりリスニングやシャドーイングで練習して良いと思います。
日本語を英語になおす
文字設定で日本語のみ表示させて、英語で話す練習もすると英作文力もつけられます。筆者はこれも日本語をパッと見てから目をつぶってやってますが、あえてお手本の英文とは違った表現も使ってみて、瞬発力を鍛える練習もしてます。
読むスピードを調整する
ラジオ英会話、入門ビジネス英語、実践ビジネス英語の3講座とも、割と聞き取りやすいスピードで読み上げています。
もう少し早口で練習したいという方は設定の音声再生速度で「速め」に設定、ゆっくりでリスニングやシャドーイングの練習をしたい方は「遅め」設定をすると良いでしょう。
ロールプレーでより実践的な英会話練習
なかなか難しいですが、特定の人の音声をミュートしてロールプレーもできます。英文のヒントなしでロールプレーできたら完璧ですね。
まとめ
ポケット語学の基本の学習の流れ、効果的な使い方と便利な機能についてご紹介してきました。使い方次第で英語4技能全般の力をつけることができますので、機能をフル活用しなくてもご自身に合った使い方で利用すれば良いかと思います。
すでにポケット語学をお使いの方、これからポケット語学を使おうとお考えの方に、今回の記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
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